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【UFC】6月23日(土)UFCシンガポール大会で安西信昌vsジェイク・マシューズ、井上直樹vsマット・シュネルが決定

日本時間2018年6月23日(土)にシンガポール(シンガポール・インドアスタジアム)で開催されるUFCファイトナイト・シンガポールに、安西信昌と井上直樹の出場が決定した。(記事・写真提供=UFC JAPAN PR)

▼ウェルター級マッチ
安西信昌  vs.
ジェイク・マシューズ 

安西(10勝2敗)は2014年にUFCデビューを果たし、初戦こそ黒星を喫したものの、2015年と2017年に行われたUFCファイトナイト・ジャパンで勝利を重ね、現在2連勝中。2017年9月にはルーク・ジュモーを相手にユナニマス判定(3-0)で勝利している。

今回の対戦相手となるジェイク・マシューズ(豪州 13勝3敗)はオクタゴンで9試合に臨み、UFC通算6勝3敗の成績を誇る。前戦は2018年2月に開催されたUFC 221のリー・ジンリャン戦で、フルラウンドの末にユナニマス判定勝ちを収め、2017年11月の勝利(ボヤン・ベリチコビッチ戦)に続いて2連勝を遂げた。

◆安西信昌
「相手はパワフルなオールラウンダーだと思います。自分も連勝してきてるので、強い相手でも自信を持って堂々と戦える準備はいつでもできています。目指す場所にたどりつくためには勝たなければならない相手。しっかり勝って突き進みます!」

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▼フライ級マッチ
マット・シュネル
井上直樹

2017年6月、シンガポールで日本人最年少UFCデビューを果たした井上(11勝0敗)が1年の時を経て再びシンガポールのオクタゴンに上がる。デビュー戦ではカールス・ジョン・デ・トーマスを相手に高い柔術の技術を存分に披露して白星を飾った。

2017年、日本大会にも参加予定だったが、試合に向けた練習中に負傷して欠場を余儀なくされたため、今回がオクタゴンでの2戦目となる。

11勝無敗を誇る井上が立ち向かうのはUFC戦績1勝2敗(MMA10勝4敗)のシュネル(米国 11勝4敗)。2016年末にジ・アルティメット・ファイター(TUF)シーズン24でロブ・フォントと、2017年春にヘクター・サンドバルと対戦し、いずれもノックアウト負けを喫したが、2017年10月に挑んだマルコ・ベルトラン戦では判定の末にUFC初勝利を手に入れている。

◆井上直樹
「みなさん、こんにちは。日本空手道白心会の井上直樹です。自分は練習中のケガでしばらく試合に出られませんでしたが、今回が復帰戦になります。久々の試合に気合いが入っていますが、相手の方はアメリカン・トップ・チームの選手でとても強い選手です。それでも、UFCに弱い選手はいないので、このような選手と戦ってスキルをアップしていきたいと思います。試合はどうなるか分かりませんが、やれることを全てやって良い試合をしたいと思います」

安西信昌(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)
井上直樹(Photo by Brandon Magnus/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)

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◆注目カード:

#11 ドナルド・“カウボーイ”・セラーニ vs.
#14 レオン・エドワーズ

#8 オヴィンス・サン・プルー vs.
#13 タイソン・ペドロ

#9 ジェシカ・ローズ・クラーク vs.
#10 ジェシカ・アイ

UFC(Ultimate Fighting Championship)は16日、2018年6月23日(土)に、エアアジア提供UFCファイトナイト・シンガポール:セラーニ vs. エドワーズを開催することを発表。加えて、この先3年に渡り、シンガポールで毎年イベントを開催する複数年契約を締結し、今回がその初回となることも併せて発表する。

ドナルド・セラーニ(アメリカ 33勝10敗1ノーコンテスト)はオクタゴンでスリリングなファイトスタイルを披露する選手として知られ、その自信とアグレッシブな姿勢は多くのアスリート仲間とファンの尊敬を集めている。

歴史に名を残すキャリアを通して、セラーニはマット・ブラウン、リック・ストーリー、元王者のベンソン・ヘンダーソンやエディ・アルバレス、エドソン・バルボーザに加え、最近ではヤンシー・メデイロスを打ち負かした。

そして、“カウボーイ”ことセラーニとの初対戦に挑むのはイギリスの新星レオン・エドワーズ(イギリス 14勝3敗)。目下、5連勝中のエドワーズが圧倒的な勝利を狙ってくるのは間違いない。実力を示す上で最難関の敵に立ち向かうことになるが、ウェルター級のトップに駆け上るためには勝利を飾り、名声を上げることが不可欠となる。

UFCファイトナイト・シンガポールに予定されるその他のカードは以下の通り。

▼ライトヘビー級マッチ
オヴィンス・サン・プルー vs.
タイソン・ペドロ

ライトヘビー級ランキング8位のサン・プルー(アメリカ 22勝11敗)が活躍の目覚ましい新星ペドロ(オーストラリア 7勝1敗)と対戦。

▼ウェルター級マッチ
安西信昌 vs.
ジェイク・マシューズ

パワフルなストライカーとして知られる安西(10勝2敗)が“ザ・セルティック・キッド”ことマシューズ(オーストラリア 13勝3敗)と対戦。

▼女子フライ級マッチ
ジェシカ・ローズ・クラーク vs.
ジェシカ・アイ

女子フライ級ランキング9位につけるローズ・クラーク(オーストラリア 8勝4敗)が同10位のアイ(アメリカ 12勝6敗)を迎えて、オクタゴン3連勝を目指す。

▼フライ級マッチ
ジェネル・ラウザ vs.
アシュカン・モクタリアン

ラウザ(フィリピン 7勝4敗)とモクタリアン(オーストラリア 13勝3敗)の一戦は圧勝を目指す両者の激しいバトルが期待される。

▼フライ級マッチ
マット・シュネル vs.
井上直樹

サブミッションスペシャリストのシュネル(アメリカ 11勝4敗)が無敗を誇る20歳の井上(11勝)と対戦する。

▼女子ストロー級マッチ
ヤン・シャオナン vs.
ナディア・カセム

オクタゴン2連勝を目指すヤン(中国 8勝1敗)は女子ストロー級コンテンダーのカセム(オーストラリア 5勝0敗)との一戦に挑む。

その他、追加カードは決定次第、発表される。チケットの事前予約や対戦カードなどは、特設ページ(www.ufc.com/singapore)にて。

初となる今回の複数年契約締結に際し、UFCアジア太平洋地域統括責任者のケビン・チャンは「昨年、大成功を収めたUFCイベントを評価し、またパートナー企業の意欲やMMAファン基盤の急成長を踏まえた上で、再びアジアで偉大なUFCファイターが主役となるイベントを開催することに興奮を覚えます。アジア太平洋地域はわれわれにとって主要市場であり続けると同時に、2017年の成長からさらに発展を遂げつつ、世界一流のMMAをファンの皆さまにお届けできることを楽しみにしています」と述べた。

また、2017年に日本、中国、オーストラリア、ニュージーランド、そしてシンガポールと一連のUFCイベントで成功を収めてきたUFCが2018年にアジアパシフィック地域で開催するイベントはこれが2大会目となり、今回の複数年契約においては初回のイベントとなる。2017年6月に開催したUFCファイトナイト・シンガポール:ホルム vs. コヘイアはシンガポール・インドア・スタジアムに8,400名を超えるファンを集めて大盛況のうちに幕を閉じた。

『AirAsia(エアアジア)』ブランディング部グループ責任者を務めるルディ・カウ氏は「シンガポールのスポーツ行事としてUFCファイトナイトを恒例化する手助けができることを光栄に思います。今回がこの地域においてUFC初のレギュラーイベントとなり、まさにアジア圏の航空会社の1社として、世界最高峰のMMAをファンにお届けできることに興奮しています」とコメントしている。

今回の契約の一環として、UFCはアジア圏のファンに世界最高峰の総合格闘家と触れ合うさらなる機会を提供することを約束する。UFCファイトナイト・シンガポールを定期的に主催すると共に、シンガポール・スポーツ・ハブとシンガポール政府観光局と取り組む戦略的提携に基づき、ファンの方々に最高に興奮する経験と一流の格闘技イベントをご覧いただけるよう、いずれのイベントもシンガポール・インドア・スタジアムを舞台に興行する予定。

また、『Sports Hub Pte Ltd(スポーツ・ハブ株式会社)』のアダム・ファース最高商務責任者(CCO)は次のように話した。

「シンガポール・スポーツ・ハブはシンガポール・インドア・スタジアムで再びUFCを開催できることにワクワクしています。UFCは誰もが認める世界最大のスポーツであり、世界規模で総合格闘技界をリードするシリーズです。UFCファイトナイト・シンガポールはわれわれのスポーツイベントカレンダーのハイライトであり続けます。UFCと共に、この地域にいるファンに世界最高峰の総合格闘技を一層広めていけることを心から楽しみにしています」。

◆エアアジア提供UFCファイトナイト・シンガポールの一般チケットは4月25日(水)に『Sports Hub Tix(スポーツ・ハブ・チケット)』を通じて発売され、オンラインサイトのwww.sportshubtix.sg、スポーツ・ハブ・チケットのボックスオフィス、シンガポールポストの全局にあるスポーツ・ハブ・チケット・アウトレット、あるいはスポーツ・ハブ・チケットの電話受付(+65 3158 7888)にて購入可能。事前購入キャンペーンは4月25日(水)から5月9日(水)まで利用できる。

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