日中対抗戦_

【Krush】日本vs中国全面対抗戦、再び!中国・武林風の強豪たちが続々参戦「武林風のトップファイターを率いて日本で試合をするのは初めて。皆さんを満足させるファイトをお見せします」(ウー・リーシン ファウンダー)=7月22日(日)「Krush.90」後楽園

 5月18日(金)東京・ホテルメトロポリタンエドモントにて記者会見が行われ、7月22日(日)東京・後楽園ホール「Krush.90」の大会概要が発表された。(記事・写真提供= (C)Good Loser)

 2017年7月の「Krush.77」ではKrushと中国の格闘技イベント「GLORY OF HEROES」による日中対抗戦が行われたが、今年は中国の老舗格闘技イベント「武林風」との日中対抗戦が決定した。対抗戦にはKrushと武林風から日中のトップファイター7選手が出場。この日は第一弾対戦カードとして5試合の対戦カードが発表された。

 会見には宮田充プロデューサー、Krushと中国の交流をサポートし、今回の対抗戦をコーディネートしたCFP(チャイニーズ・ファイティング・プロモーション)の岩熊宏幸代表、そして武林風のウー・リーシン ファウンダーが出席し、それぞれ対抗戦に向けてコメントした。

宮田充プロデューサー「真夏の日中全面対抗戦は全て初来日のファイター」

「昨年7月16日に開催して大きな盛り上がりを見せました日本vs中国の全面対抗戦を、今年も7月大会に開催することが決定しました。昨年は6対6の対抗戦だったんですけれど、今年は7対7で実施することにいたしました。今回の中国チームは全選手が武林風というイベントからの推薦選手となります。Krushでは2015・16年と武林風のリングにおきましてKrush選抜選手と武林風の対抗戦を行っております。また対抗戦以外でも多くの日本人のファイターが武林風の大会に出場しており、武林風のイベント名は日本のファンの皆さん、関係者の皆さんにも多く知られているところだと思います。

 中国では武林風は長きに渡り定期的に開催され、華南テレビというテレビ局で定期的に放送されていて、非常に高い視聴率を誇っている中国のメジャーイベントです。これまでCFPの岩熊代表を通じて数多くの日本人ファイターが武林風で試合を行い、今年は朝久裕貴が見事チャンピオンに輝いています。そうした交流の中、非常にお互い切磋琢磨して強い選手を磨きあっているという状況の中で、今回は7対7の対抗戦を行います。

 今回出場する中国人7名は全て初来日のファイターで、若いファイターが中心となっています。武林風は月に2回から3回のハイペースで試合を行っていまして、トップ選手たちでも多い選手は月に1回のペースで試合をしてキャリアを積んでいます。そういった意味でスター性も秘めた初来日の若い選手たち、選りすぐりのダイヤの原石とも言えるファイターたちが7名出場いたします。日本チームもそれに負けないような、こちらも激しい試合を見せるファイターを選抜しました。本日は5カードを発表させていただきます。真夏の日中全面対抗戦、ぜひご期待ください」

岩熊宏幸代表「毎週のライブで選手レベルが上がり層も厚くなってきた」

「昨年に引き続きKrushさんと中国の対抗戦をコーディネイトさせていただきました。武林風について少し紹介させていただきます。武林風という団体は既に日本のファンの皆さんはご存知だと思いますが、2004年に創始されまして中国で最も古いプロのキックボクシングの団体です。

 武林風には3つの特徴がありまして、1つは中国で一番歴史が古い、2番目に一番規模が大きい、そして3番目に最も厚い選手層を誇っている、これが武林風の特徴だと思います。武林風なくして、今の他の中国のプロモーションはなかったと言っていいぐらいだと思います。隣にいらっしゃるウーさんが全てのアイデアマンで、散打という中国の国技がありますが、散打からいち早くK-1ルールに着目して、プロの選手を育成してイベントを毎月行ってきました。
 
 多いときでは毎週土曜日にライブで武林風を開催していました。今は武林風の規模が大きくなったので、大きな会場を借りて数千人の規模でやっていますが、毎週ライブでやることで選手のレベルも上がって層が厚くなっていきました。Krushの選手は特に早くから参戦していますが、ここ2年はお互いに交流戦ということで(中国で)対抗戦をやっております。今回初めて武林風のトップファイターがこぞって来日するということで、私も期待で高まっております」

ウー・リーシン ファウンダー「武林風が今回のようにトップファイターを率いて日本で試合をするのは初めて」

「今回は宮田プロデューサーーのお招きで皆さんの前でプレスリリースを出来ることを非常に光栄に思っています。私たちと宮田プロデューサー、CFPの岩熊代表とは長年の親友関係を結んでおりまして、ここ最近の交流も頻繁に行っております。武林風ではここ数年、日本の優秀なファイターを武林風のリングに上げて沢山活躍していただいております。武林風が今回のようにトップファイターを率いて日本で試合をするのは初めてになると思います。皆さんのご期待に添えるよう強い選手を揃えておりますので、ぜひ7月22日の『Krush.90』を皆さん会場にてご覧頂きたいと思います」

 対抗戦の出場予定選手として日本からは卜部弘嵩、佐々木大蔵、左右田泰臣、レオナ・ぺタス、山本直樹とK-1、Krushで活躍するトップファイターが集結。対する中国からもシュエ・シェンジェン(三輪裕樹に勝利)、ワン・ジーウェイ(泰斗、東本央貴、中村圭佑に勝利)、メン・グォドン、ジャオ・チョンヤン(ハビエル・エルナンデスに勝利)、ワン・ジュンユーといった精鋭たちが名を連ねた。(※対戦カード詳細

 質疑応答でリーシン氏は「日本人選手はテクニックが豊富で完成度が高いが、今回我々が準備している選手は武林風の中でも非常に実力が高い選手です」と選抜メンバーに絶対の自信を窺わせ「11月に武林風で中国、日本、タイ、韓国のトップファイターを一堂に会した非常に大きな大会を計画していて、ここにKrushの選手も沢山出場してほしい」とビッグマッチの開催プランを開かすと同時に日本人選手の参戦を呼びかけた。

「今まで同様に日本のトップファイターにも中国に来て武林風で試合をしてもらいたい」

「日本人選手に関する自分の見方は、1つめはテクニックが豊富で、2つめは完成度が高いというとこです。日本人選手を武林風のリングで何度も見てきましたが、非常に意志が強くて良いファイターが揃っているというのが私の率直な印象です。中国人選手についてですが、今回の我々が準備している選手は武林風の中でも非常に実力の高い選手ですので、一度試合になれば皆さんの目を満足させるような良いファイトをすると思います。

(今後の日本と中国の交流で考えていることは?)皆さんもご存知のようにKrushとのコラボレーションは歴史が長いですが、今回初めて武林風のトップファイター7名を日本に送り込むということでまた新たな交流が始まるのかなと思っています。もちろん今まで同様に日本のトップファイターに中国に来て武林風で試合をしてもらいたいですし、武林風の選手をこれからもどんどん日本に送り込みたいと思っています。

 また今年の11月に武林風にとって非常に大きなイベントを計画しています。今の私の構想では中国、日本、タイ、韓国のトップファイターを一堂に会して大きな大会を、トーナメントになるのかは今は計画中ですが、非常に意義のある大会を催したいと思っています。ここにKrushの選手も沢山出場していただければと思っています。これを通してまた我々の新たな関係が続いていくのかなと期待しています」

 さらに3月に武林風のトーナメントで優勝し、6月のK-1で第2代フェザー級王座決定トーナメントに出場する朝久裕貴に質問が及ぶと、リーシン氏は「皆さんが知るよりも、中国では朝久裕貴選手は凄く人気の高い有名なファイターになっています。6月17日のK-1の試合でもぜひベルトを手にしてもらって、WLF武林風とK-1、2つのベルトを持ってまた中国での試合に参戦していただきたい」とエールを送った。

 昨年の対抗戦は4勝2敗で中国勢が勝ち越しを決めた(※日本勢は佐野天馬と安保瑠輝也が勝利)。

武林風が送り込むトップファイターを相手に日本勢の捲土重来なるか !?

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【出場選手プロフィール】

[日本vs中国・7対7全面対抗戦/-58.5kg契約/3分3R・延長1R]


卜部弘嵩(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST) Urabe Hirotaka
89.5.13生/東京都江東区出身/29歳/169cm/オーソドックス/52戦34勝(17KO)15敗3分
<主なタイトル歴>
第2代K-1 WORLD GP スーパー・フェザー級王者
初代・第4代Krushスーパー・フェザー級王者
ISKA世界スーパー・ライト級王者
twitter:@hirotakaurabe

シュエ・シェンジェン(中国/一龍奥宇ジム/CFP) Xue Shenzheng
97.11.26生/中国・河南省出身/20歳/161cm/オーソドックス/21戦12勝(1KO)9敗

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[日本vs中国・7対7全面対抗戦/-64kg契約/3分3R・延長1R]

佐々木大蔵(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST) Sasaki Daizo
90.11.20生/東京都町田市出身/27歳/173cm/オーソドックス/35戦19勝(5KO)15敗1分
<主なタイトル歴>
第4代Krushライト級王者
twitter:@daizo1120

ワン・ジーウェイ(中国/星武創新ジム/CFP) Wang Zhiwei
95.7.6生/中国・遼寧省出身/22歳(※試合時は23歳)/175cm/オーソドックス/36戦28勝(7KO)8敗

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[日本vs中国・7対7全面対抗戦/Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R]

左右田泰臣(日本/K-1ジム・シルバーウルフ) Soda Yasuomi
88.6.8生/東京都世田谷区出身/29歳(※試合時は30歳)/177cm/オーソドックス/30戦23勝(7KO)7敗
<主なタイトル歴>
K-1 WORLD GP -65kg初代王座決定トーナメント準優勝
第2代RISEスーパーライト級王者
twitter:@yasu03

モン・グォドン(中国/陝西問心ジム/CFP) Meng Guodong
94.1.10生/中国・広西省出身/24歳/174cm/サウスポー/33戦27勝(5KO)6敗

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[日本vs中国・7対7全面対抗戦/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]

レオナ・ペタス(日本/THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS) Leona Pettas
92.4.29生/埼玉県入間市出身/26歳/175cm/オーソドックス/27戦21勝(8KO)5敗1分
<主なタイトル歴>
2016年英雄伝説アジア-60kg級トーナメント優勝
twitter:@rerereoooo‏

ジャオ・チョンヤン(中国/一龍奥宇ジム/CFP) Zhao Chongyang
97.6.17生/中国・安徽省出身/20歳(※試合時は21歳)/172cm/オーソドックス/28戦20勝(10KO)8敗

レオナ・ペタスが日本vs中国全面対抗戦で過去最強の相手と対戦!「世界に自分の名前を売ることが出来るチャンス。気合いを入れて戦います」& 山本直樹は日中対抗戦で再起戦!「いつまでも落ち込んでる場合じゃない。しっかり仕上げて勝ちたい」

[日本vs中国・7対7全面対抗戦/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]

山本直樹(日本/優弥道場) Yamamoto Naoki
90.5.23生/広島県福山市出身/27歳(※試合時は28歳)/170cm/オーソドックス/11戦6勝(2KO)4敗1分
twitter:@y_naoki523

ワン・ジュンユー(中国/星武創新ジム/CFP) Wang Junyu
88.12.8生/中国・安徽省出身/29歳/170cm/サウスポー/12戦8勝4敗

※出場選手はケガ等により変更となる場合があります。

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日本vs中国・7対7全面対抗戦が実現!卜部弘嵩、佐々木大蔵、左右田泰臣、レオナ・ぺタス、山本直樹が中国「武林風」の精鋭を迎え撃つ!

 5月18日(金)東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントにて、7月22日(日)東京・後楽園ホール「Krush.90」の大会概要・第一弾対戦カードが発表された。

 今大会では昨年に引き続き日本と中国による対抗戦として[日本vs中国・7対7全面対抗戦]が実現。今年はKrushと中国の格闘技イベント「武林風」の精鋭7選手による対抗戦となる。→会見の詳細

◆「Krush.90」
2018年7月22日(日)東京・後楽園ホール
17:00開場/18:00本戦開始
※本戦開始前にプレリミナリーファイト予定

▼日本vs中国・7対7全面対抗戦/-58.5kg契約/3分3R・延長1R
卜部弘嵩(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
シュエ・シェンジェン(中国)

▼日本vs中国・7対7全面対抗戦/-64kg契約/3分3R・延長1R
佐々木大蔵(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
ワン・ジーウェイ(中国)

▼日本vs中国・7対7全面対抗戦/Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
左右田泰臣(日本/K-1ジム・シルバーウルフ)
メン・グォドン(中国)

▼日本vs中国・7対7全面対抗戦/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
レオナ・ぺタス(日本/THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)
ジャオ・チョンヤン(中国)

▼日本vs中国・7対7全面対抗戦/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
山本直樹(日本/優弥道場)
ワン・ジュンユー(中国)

※ほか2カードは後日発表

【大会概要】
Krush.90
2018年7月22日(日) 開場17:00 本戦開始18:00
(本戦開始前にプレリミナリーファイト予定)
東京・後楽園ホール

主催・著作 Krush実行委員会
企画・制作 株式会社M-1スポーツメディア
運営 株式会社グッドルーザー

入場料金
SRS席 15,000円
RS席 9,000円
S席 7,000円
A席 5,000円
※消費税込み/全席指定/当日は全席500円アップ/小学生からチケットが必要。

チケット発売所
チケットぴあ tel.0570-02-9999 http://pia.jp (Pコード)
イープラス http://eplus.jp/krush/ (パソコン&携帯同じアドレス)
ローソンチケット tel.0570-000-732 http://l-tike.com/
後楽園ホール5F事務所 tel.03-5800-9999 (店頭販売)
株式会社グッドルーザー tel.03-6450-5470 (電話予約)
K-1.SHOP http://shop.k-1.co.jp/

問合せ  株式会社グッドルーザー
tel.03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/krush/
(2018.5.18現在)

◆Krushイベントスケジュール(2018.5.18現在)
6月30日(土)後楽園ホール
7月22日(日)後楽園ホール
8月5日(日)後楽園ホール
8月18日(土)名古屋国際会議場イベントホール
9月30日(日)後楽園ホール
10月28日(日)後楽園ホール
11月21日(水)後楽園ホール
12月16日(日)後楽園ホール


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