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演奏後のケア「クールダウン」

楽器を吹き終わったあと、クールダウンはしていますか?

運動後ってストレッチしますよね。あれは筋肉の緊張を和らげ、血流を良くする効果があります。

それと同じように楽器も吹き終わったあとのクールダウンが、次吹くときの楽器の調子に影響するのでとっても大切。


クールダウンの考え方


ただほぐすというよりも、

高い音ばかり吹いた日だったら→低い音を吹く

大きな音ばかり吹いた日だったら→小さな音を吹く

低い音ばかり吹いた日だったら→高い音を吹く

このように、その日たくさん使った要素と逆のことをしてバランスを取る感じです。

というのも、大きな音をたくさん吹いた日にそのまま何もせず練習を終えてしまうと、息の通り道と出口が大きい状態を記憶したままなので、次練習するときに「小さな音が出にくい」「小回りがききにくい」「ハイトーンが出にくい」などが起きる可能性があるのです。

テニスの打ち返したらすぐ真ん中の位置まで戻る、というのと似ているかもしれません。

状況に合わせた譜例を用意しました。

今回は簡単なものですが5パターン用意しました。

①大きな音をたくさん吹いた日に
②小さい音をたくさん吹いた日に
③高い音をたくさん吹いた日に
④低い音をたくさん吹いた日に
⑤なんだか唇が振動しにくくなってしまった日に

伝えたいこと

ぼくがこのレシピで伝えたいのは、考え方です。
この譜面をやれば必ず回復する。ということではなく、この譜例をきっかけに普段のご自身の練習にクールダウンを組み込んでいただき、自分に合ったやり方を見つけてほしいのです。

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