31歳専業主婦。保育士資格を取ろうと決めた。18
保育士試験の講座が進み、
勉強をする事が習慣になっていた。
勉強の理解を深めて行くと、
以前ではニュースや番組で「特別養子縁組」や「児童虐待」のワードを聞いても
やや他人事の様に感じスルーていたのが
学習を通して、反応するようになっていた。
あっという間に、講座の期間は過ぎていき
と同時に0、1歳児のクラスの月日も過ぎて行った。
クラスの担任の先生で、産休に入る先生がいて
少し寂しくなったり
日々の保育の中で、子ども達も私も変化に対応していった。
時に感染症が流行ったり、行事に向けて準備したり
目まぐるしく過ぎていった。
2022年から2023年に変わり、
あっという間に3月になると
1年間を通して成長した子ども達がいた。
2歳児で紙パンツから、布パンツへ移行した子。
4月の時はハイハイだった子が2足歩行で歩けるようになった子。
園庭の芝生の感触が嫌で、裸足で歩けなかった子が裸足で走り回れるようになった子。
鼻水が出てもそのままだった子が、自分でティッシュで拭いてゴミも捨てれるようになった子。
給食で、白い主食しか食べれなかった子が
いろんな食材を食べれるようになった子。
脱いだ服を自分で畳めるようになった子。
順番を理解して、待てるようになった子。
友達の存在に気づいて、関わりを持てるようになった子。
トントンしなくても自分で眠れるようになった子。
まだまだ書き尽くせない程、できる事が増えていった。
進級に向けて、進級先のクラスで過ごすようになったり
保育者も書類や引き継ぎに向けて、バタバタと忙しそうだった。
私自身も、保育士試験まであと1ヶ月程だった。
体調に気をつけつつ、気持ちは試験に向かっていた。
次に続きます…☺︎
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