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少し前に流行った「バトン」

【私を変えたこの1枚】
後輩の村上宏幸さんから回ってきた、いまなにかと話題の「バトン」を受け取りました。

 紹介します。私の1枚は、1974年の「かぐや姫LIVE」です。かぐや姫4枚目のアルバムです。子供の頃よく遊びに行った幼なじみのM君の家の応接間には立派なオーディオセットがあり、M君のお兄さんが所有している当時の日本のフォークシンガーやビートルズのレコードを、お兄さんが留守の間にこっそり聴かせてもらっていました。その中の1枚がこのレコードです。当時の私はTVから流れる歌謡曲(沢田研二、西城秀樹、天地真理、麻丘めぐみなど)がほぼ音楽のすべてでした。そこにこのレコードを聴いて 「えっ、これもいいんだっ!」 と衝撃を受けました。南こうせつ、伊勢正三、山田パンダの3人は 自分たちでギターを弾きながら、自分で作詞作曲し、自分たちでハモっているではありませんか! マクセルのカセットテープに落としてもらったそのアルバムは私の宝物でした。毎日毎日何度も何度も聴きました。たぶん当時は歌詞もすべて諳んじ、ハモリも全パートいけたと思います。
私が通った京都府の田舎にある中学校は 2年3学期の音楽の授業は「ギター」。期末試験はみんなの前で全員が自分の好きな曲を弾き語りする、という素晴らしい学校でした。音楽室の壁に吊るされた十数本のクラシックギターと1本だけフォークギター。私はその違いも判らず、フォークギターを奪いあう輪に加わりもしませんでした。音楽の授業が終わり高校受験の3年生になってもギターを弾き続けている連中が学年に3人いました。彼らはなんとかぐや姫のコピーをしていました。彼らは「畠中って、なんで かぐや姫の曲 歌えるんや?」って仲間に加えてくれました。当時の私はまだギターを弾けないのはもちろん、所有さえしていません。でも毎日のように彼等と一緒にうたってハモって充実した日々が過ぎていきました。

お気づきと思いますが、この話は終わりません、、、。 「私を変えた1枚」でした!

次の方にバトンを渡します。
この人に会ってなかったら今の会社に入れていない? 入社試験から一緒だった Satomi Yamada  さんに繋ぎたいとおもいますー!
ムチャぶりずみませんがよろしくおねがいします!

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