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農家の長男は生まれた時から王子様

家督である農家の長男が鍾愛され、常識を逸脱したレベルで優遇される慣習があります。

生まれた時からすでに王子様扱いです。

家業を継いでくれる子への投資だと考えれば安いものだと考えているのかもしれません。

家を継いでくれなければ家が途絶えてしまう、それを防ぐためにも家督には甘く、好き勝手やらせます。

“明治大学に裏口入学〟した叔父に私は、
一度だけ愚痴をこぼした事があります。
すると、〝明治大学に裏口入学〟した叔父は
「当たり前だろ!長男なんだから」と。

言うんじゃなかったと後悔しました(笑)
そんな叔父も若気の至りとは言え、女性問題で色々やらかして親に金銭的にも多大な負担と迷惑をかけ放題した張本人。
で、その後、努力して大成したかと言えば逆です。
妻子を持った後も浮気は止まらず・・・
浮気の事を武勇伝のように話してました。

そもそも、家督だから、長男だから甘やかすというのは果たして本人のためになるのだろうか?
甘やかす、イコール、先行投資、それができる親としての自分に満足してるだけなのではないのだろうか。

家督だからこそ、長男だからこそ、本来ならば甘やかさず厳しく育てなければいけないのではないだろうか?

高級車を買って与えるより、教育や修行の機会を与える事が何より本人のために家のためになるのではないのか。

「百姓は大学に行く必要などない!」
父はいつもこう言ってました。

100年前ならなんとかなっていたかもしれないが、もうそんな時代ではない。

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