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クリパ会場は廃屋かお化け屋敷のような友達の家

高校2年の時、小中高の同級生(女子)
N子の自宅でクリスマスパーティーを
やる事になり、
当日夕方に10数名の友達が
集まる事になりました。
18時、N子の実家の前に全員が到着!

「いらっしゃーい!さ、入って入って!」と
N子は満面の笑顔で出迎えてくれました。
お母様も出て来られて印象はとても良かったのを覚えています。


しかし、そこには衝撃の光景が!

(え、うそでしょ😱)

玄関の引き戸を開けると
外で履いていた靴を脱ぐスペースがあるのだが、
また別な外履きで、よく見るサンダルに
履き替えなければいけないらしい。

何故かと言うと、
説明してもらわなくても一目瞭然。
廊下が埃と砂だらけで真っ白なのです。
みんな、固まってしまいました。

とりあえず、サンダルに履き替え、
2階にあるN子の部屋に上がりました。
階段もモノが散乱しており、埃で真っ白。

部屋の中は綺麗とまではいかないけれど
床は普通のカーペットが敷かれており、
ギリギリ座れるレベルでした。

食べ物の準備ができたとの事で、
みんなで運ぶことになり、
台所に入りました。

そこにも衝撃の光景が!
床に落ちたと思われる小さなゴミや
液体のこぼれた跡、爪先立ちで歩きました。

そしてなんと言っても驚くのはガス台でした。
何年前からなのか、ガス台には
ラーメンや肉らしき食材の残骸をはじめ、
もう、既に何かわからないようなものが
ベトベトになって付着して、
触るのも悍ましい、そんな感じでした。

ここで作ったものって大丈夫なんだろうか?
一気に食欲が失せたのを覚えています。
と言っても、何を食べたのか記憶にないです。

掃除をした事はあるのだろうか?
一度もしてない感じ(笑)

トイレも然りで、もう、
形容のしょうがないレベル(悲)

罰ゲーム?と思ってしまったほど。

その夜は遅くまで恋バナに花が咲きましたが
家の汚さに集中できなかったのは
全員ではないだろうか。

この部屋から出たくないと思ったのも
実は本音でした。
トイレにすら行きたくたくない。

一晩中、コーラを飲んでいた記憶があります。

翌日は早々に帰り、母に
一部始終を話して聞かせたところ
大笑いされました。

その後、あの日の出来事を口にする者は
いませんでした。

あんなに家の中が汚いにも関わらず、
経済的にも問題なし。
N子は20代前半にご縁があり結婚し、
2人の子宝にも恵まれ幸せに暮らしています。

N子は明るく性格が良いので
家の汚さを超える何かがあるのでしょう。

風水で判断すると家の中の汚さは
問題があるみたいですが、
実は何の関係もないように思いました。

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