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Unlucky Morpheus 15周年スタートライブ@川崎に参加して

年末も押し迫ってきた12月の月曜日、Unlucky Morpheusの年内最後のライブに行ってきたので、簡単に感想を書いておこうと思う。

Unlucky Morpheusは来年15周年を迎える。
現メンバーによる確たる下地を作ってライブを本格的にやり始めたのは2017年からだと記憶しているので、コンスタントな活動な15年と言うわけではないにしても、ここ最近の活躍が目覚ましいのは言うに及ばずである。
ただ意外といえば意外だが、今年のワンマンは3月以来の実に9ヶ月ぶりとのこと。
個人的には摩天楼オペラの対バンや、9月のROCK ODYSSEYも見ているので気づいてなかった。

例年12月には、メンバーのFUMIYAの生誕祭と称した何らかのイベントやライブが行われるが、今年も誕生日であるこの12月18日に、15周年スタートのライブを当ててきた形だ。

場所はクラブチッタ川崎。
そういえば1年前にもこの会場であんきもの声出し解禁ライブが行われていたわけで、もう1年なのかと思うと、時の速さにゾッとする苦笑。
平日月曜日だというのに、チケットはSOLDOUTとのこと。

この日の開演は19:00だったわけだが、何とこの日はオープニングアクトあり。

<紫煉 from Unlucky Morpheus>
新曲
want to Live
新曲
新曲
新曲

オープニングアクトとは言ったが、要はFuki抜きでVoが紫煉であるあんきもである。
元々直近のアルバム「evolution」は2枚組構想があったそうで、2枚目は紫煉Voのメロデス盤になる予定だったはず。
want to LiveについてはYouTubeで公開されていたが、その後追加情報については音沙汰がなかったところだ。
なので今回冒頭では「好きなように騒いでくれ」とのコールのもと、ほぼ新曲が投下された。おそらくアルバムのためにすでに作成されていたものだろう。

パッと聞いて、Arch EnemyやThousand Eyesにバイオリンが入るとこんな感じになるのかなという感想。
逆を言うとメロデスだからなんだろうけど余計にバイオリンの存在感が際立つなと感じるところだ。
これで作品をちゃんと作れば、それはそれでかなり面白いものが出来上がりそうだが、発表形態はどうしていくのだろうか。


本編

CAMBIO DI GENERAZIONE〜Knight of Sword
虚妄の恋人
''M'' Anthem
''M'' Revolution
The Black Death Mansion Murders
籠の鳥
Top of the ''M''
Salome
ドラムソロ
La voix du sang(accustic ver.)
鎮昏歌(accoustic ver.)
アマリリス
Welcome to Valhalla
夢幻
U.F.O-U Feel Overjoyed!-
Make your choice
Carry on singing to the sky

(EN)
KIZASI
Change of Generation
Black Pentagram

前座が終わると幕が閉じられ、10分ほどしてから本編?がスタート。
バックドロップにはUnfishedのジャケ写。
セトリとしては東方楽曲は挟まず、全てオリジナルで構成(紫煉ニキ曰く、前座で東方楽曲をやることも考えたが、そう言うのはおじいちゃんになってからで良いかなという判断だったとのことw)。
楽曲としてもUnfinishedとevolution、change Of Generationからの楽曲が中心で、それ以前のミニアルバムからはLa voix du sangのみ。
最新カバーのU.F.Oもしっかり組み込まれていた(MCで言われるまで気づかなかったが、今回のライブタイトル「Unlucky Morpheus Festive Overture」は、略して「UFO」である。)

相変わらずFukIの声は調子が良かった。籠の鳥で一瞬声が飛んだように見えたので、チェンジツアーのファイナルの時のことが頭をよぎったが、その後持ち直し一安心。
この日の会場は皆かなりテンションが高く、声は凄まじいものがあった。
私はかなり前方で見ていたが、途中聞き取りづらいと感じる面もあったんだが、マイクトラブルなどではなく、単純に会場の声が大きかっただけだったw
(私の周りの声も大きく、歓声で一瞬耳がやられそうになったほど)

ドラムソロは、ショパンの幻想即興曲に合わせて細かく叩いていくスタイル。
X JAPANのYOSHIKIがピアノ曲に合わせてドラムを叩いたりしているが、ああ言うのではなく、ちゃんと曲に合わせてフィルをはめていくやり方で、しっかり構成がされてかなり格好良かった。
驚いたがバックで流れていた幻想即興曲はFUMIYA自身の演奏を使用していだことが本人のSNSで投稿されている。

なおアコースティックパートは紫煉がピアノ演奏を行っていた。

楽曲単体では、Carry on〜についてはすっかり客に歌わせる形が定着しているが、毎度思うが、野郎にはキーが高すぎるぜ苦笑。

全曲終わった後、紫煉ニキが客席にダイブしたが、日頃そういうのに慣れていない層だったのか、そのまま客席が分散してニキがそのまま地面に打ち付けられたようにも見えたが無事だったようだ(この件について、その後SNSで色々と沸いているようだ。)

年末の締めくくりライブとしてはかなり熱量があって素晴らしいライブだったと言えよう。
来年度の予定について最後に話があったが、前半期は制作をしたあと、後半期にワンマンツアーがあるとのこと。新曲のリリースもあるようだ。
来年度もあんきもから目が離せない。

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