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LIV MOON 'SUMMER MOON' @初台に参加して

昼間から雷雨による激しい雨が降り注いだ8月初日、LIV MOONのワンマンライブに参加してきたので簡単に感想を綴っておこうと思う。

LIV MOONはこの4月に東名阪のツアーを敢行し、この秋にも東名阪のライブを実施する予定である。
そんな中、夏場にやることがないとのことで各参加メンバーの予定を確認したところ、この8/1がエアポケットのように空いていたということで、ライブが開催されることになったという経緯のようだ。
LIV MOON史上では、イベントを除けば夏場にライブすること自体がレアとのこと。

場所は新国立劇場の真ん前にある、初台DOORS。
この会場は3月のLIV MOON presnts BUZZY NIGHT以来ということで、前回もLIV MOONライブで来ている。
平日火曜日の夜ということもあり、残っている仕事もそのままに急いで移動し、会場に滑り込んだのは開演10分前。
定刻の19:00にライブスタート。

メンバーはAKANEに加え、KENTARO、MASAKI、前田遊野、星野沙織と言った、最近ではお馴染みのラインナップ。
セトリは次の通り。

零の天使
Never...
Not Game!
DANCE WITH THE GHOST
El Dorado
Anemone
Midsummer Eve
Black Fairy
黄金の涙
Voyage

(アンコール)
薔薇は美しく散る(ベル薔薇カバー)
Addiction
El Dorado
Fighter


単発ライブだし4月とは違う様相になるだろうなとは予想していたが、平日の夜に来た甲斐があると言えるような、結構レア度高めなセトリになったんではなかろうか。(もう2、3曲あっても良かったかなとも思うけど)
THE END OF BEGININGとOUR STORIEの楽曲を中心として構成。
なお、Addictionについては撮影okだった。

このライブはハプニング続きであり、MASAKIの音が出なくなったり、KENTAROの弦が2回切れたり、El Doradoの同期音が途中で止まったり(アンコールでEl Doradoをもう一回やったのはこのため)、MCする箇所じゃないところで繋ぐなどして急場を凌いでいた。
(これらを指して、「流石一筋縄では行かないバンド」旨の自虐ネタに繋げてはいたが)

もっとも歌唱や演奏については安定のクオリティ。演奏の起伏や拍子が複雑なLIV MOONにあって、トラブルはあっても大崩れしないのは流石である。
今回の楽曲の性質上たまたまかもしれないが、今回はバイオリンの素晴らしさが際立った、というか生演奏のメンバーにバイオリンがいることの良さが特に際立っていたように思う。
Black Fairyなんかはかなりバイオリンは忙しくて難解に見えた。
Voyageだったかでは、星野沙織が「ソロ行くぞ!」的に弓を高く上げて客を煽る場面も。流石メタルソリストと言ったところか。
(今回終始、前田遊野と星野沙織が互いに変顔したり、ずっとチョケていたのが何気に面白かった。)

個人的ハイライトは、DANCE WITH THE GHOSTかな。
イントロが来てテンションが上がったが、実際聴いてみて、ライブで映える曲で、曲調的にも歌詞的にもアクセントになる曲なんだなぁと感じたというか。
なんだかんだ間奏でずっと前田遊野がブラストビートし続けているのは圧巻だった。

MCでは、サラッと年内12/19の追加公演と、来年ツアーがもう決まっていること、そしてアルバムを出すということを告知。
12/19はMASAKIの誕生日とのこと。
現状アクティブに活動を続けてくれるのは嬉しい限り。見ることができる時に見ておきたいところだ。 






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