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摩天楼オペラ EVILツアーファイナル@東京に参加して

もう1週間前以上前のことになるが、摩天楼オペラのEVILツアーのファイナル公演に行ってきたので簡単に感想を投稿しておく。

摩天楼オペラは昨年12月にEVILという6曲入りのEPをリリースしており、今回のツアーはそのリリースツアーであり、東名阪限定のツアーとなる。

場所はEX THEATER ROPPONGI。摩天楼オペラとしては実に6年ぶりで、その時は前ドラマーの悠の脱退前ラスト&前ギタリストのJaY正式加入発表という記念碑的なライブだった。
私も当時その会場にいたが、そんなに時間が経ったのかと驚くばかりだ。
本会場は、座席が格納できるシステムになっているため、フル座席にしたり、座席を完全格納してオールスタンディングにしたりできる会場だが、今回はフル座席式で行われた。
また、この日はZAIKOによる配信も行われた。

定刻を10分弱過ぎて暗転し、ライブ開始。
セトリは以下の通り。

EVIL
終わらぬ涙の海で
MONSTER

零れ落ちていく未来
赤い糸は隠したまま
誰も知らない天使

Apocalypse
S
Libra
悲しみは僕への罰
流星の雨
真っ白な闇が全てを塗り替えても
光の雨

闇を喰む
Adult Children
悲哀とメランコリー
BURNING SOUL

喝采と激情のグロリア

今回も素晴らしい演奏と世界観は顕在で、惹きつけるステージングをするバンドだなぁと終始ワクワクしながら拝見した。

一昨年から最新アルバムにして傑作アルバムである「真実を知っていく物語」のツアーを大々的にやってきたわけで、セトリを全然違う世界観に振ってくるのかなとも思っていたが、「真実を知っていく物語」+「EVIL」といった構成になっていたセトリ。
全体を聞いてみた印象として、「真実を知っていく物語」のもう一つの側面、スピンオフ的なストーリテリングに聞こえた。
EVIL自体はビジュアル系寄りの楽曲雰囲気を纏っている楽曲群の多いEPだが、真実を知っていく物語」の楽曲群との親和性は良く、よりグッとタイトな流れになったように思う。

楽曲的にはMVが出てる舌と、より昔の雰囲気が強めのSの求心力は強いなと感じた。
舌における客の乗り方が、悲哀とメランコリーの乗り方と同じで、「あ、こういうのはあったなw」と思い出す。

そういえば光の雨の際に、銀テープの射出があったのだが、よく見てみるとメンバーのサインが印字されていた。
それもあり、アンコール待ちの際に、取れなかった後ろの人にも銀テープを!ということで前から銀テープがどんどん回ってくるという微笑ましい場面があった。(ちなみに彩雨の思いつきで急遽発注した銀テープだったそう)

新曲、闇を喰むの演奏もあり、こちらは次の17周年ライブの時に、摩天楼オペラのみの正規音源が会場特典として手に入る予定。
(幸いにしてチケは確保済みだが、この会場限定リリース商法、あまり好きになれない。翠玉のワルツ然り、曲が良すぎるのに限られた人しか音源が得られないのは残念すぎる。)

最後は安定の「喝采と激情のグロリア」の会場の大合唱で大団円。
個人的な新年一発目のライブとしては素晴らしすぎた。
告知では新曲リリースとそれに伴ったツアーの発表、そしてその後定例の男女限定ライブの開催も告知されている。

今年も摩天楼オペラから目が離せない。




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