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【ちゅーがく理科】入試で蒸散の計算問題が出たら勝ちゲーム!魔法のひらがな「おうくす」

こんばんは!
中学3年生は入試が終わった人もいれば、これからって人もいるかと思います。

今日はみんな苦手だけど、実はめちゃ簡単な計算問題である「蒸散」のコツ教えます。
知ってる方も多いと思いますが、少しでもお役に立てるように。

こんな問題ですね

ワセリンは、葉の表裏にある気孔という水蒸気が出ていく穴を塞いでしまう役割があります。
気孔は特に葉の裏側に多いのは、割とみなさん理解していることだと思います。
このことを突き止めるのがこの実験の目的です。

では、魔法のひらがなを教えます。

おうくす


これだけです。笑

「お」は表、「う」は裏、「く」は茎、「す」は水面を指します。
全部続けて「おうくす」です。

では、問題に戻ると、
Aは何もしていない+水面に油
Bは葉の表にワセリン+水面に油
Cは葉の裏にワセリン+水面に油
Dは葉が全てない+水面に油

伝え忘れましたが、水面に垂らしている油は蒸発を防ぐためのものです。

魔法のひらがなを使っていきます。
まず、おうくすをAからDまで全て書いて、その場所から蒸散したり蒸発しないところのひらがなをけしていきます。
ちなみにAからDまで全て水面は蒸発しないので、「す」は全て消します。
するとすると、

A:お う く = 3.4㎤
B:  う く = 2.8㎤
C:お   く = 0.7㎤
D:    く = 0.1㎤

となるわけ。
すると、見えるぞ、見えるぞ!!!

(1)AとDの水の減少差は何を表す?
   A−D=お う
  つまり、葉の表と裏の蒸散合計ってわけです。

(2)葉の裏と表の蒸散量を求めなさい。
ちなみにDからく(茎)は0.1㎤って分かってるから、Bに注目すると、
葉の裏の蒸散量は、2.8−0.1=2.7㎤

同じく、Cに注目すると、
葉の表の蒸散量は、0.7−0.1=0.6㎤

つまりは葉の裏がよく蒸散するから、気孔は葉の裏に多いってわけです。

めちゃ簡単!
他の問題でもやってみてくださいね😊

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