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我が家には、守銭奴もいれば、宵越しの銭(お菓子)を持たない主義の奴もいる

金銭感覚がしっかりしている次男

「守銭奴」
次男のことを、私達夫婦は、こう呼んでいました。

なぜなら、毎晩、毎晩、貯金箱からお金を取り出しては、
数えていたからです。


子供達1人に1つの貯金通帳を作っていました。
そして、お年玉や、家でのアルバイトで貯めたお小遣い
を入れてありました。

アルバイトというのは、草引きや洗濯物たたみなどの
お手伝いのことです。

次男は、特にせっせとアルバイトに励んでいました。

通常貯金よりも、通帳の後ろにある定額貯金に入れた方が、
利子が多くつくことを教えると、少しまとまったら
「定額に入れて欲しい」
と言ってくるのは次男でした。

(今では、全然利子なんてつきませんけどね)

さすが、そのように小さい頃から、
お金の管理をしっかりしていただけあって、
次男は、20代で一戸建てを買い、家財道具もキャッシュで買うからと値切って安く買ったそうです。

三男は・・・

「宵越しの銭は持たない」
ならぬ
「宵越しのお菓子は持たない」
主義の三男でした。

お兄ちゃん達は、お菓子をもらうと、
大事に引き出しにしまい、少しずつ食べていました。

けれども、三男は、お菓子をもらうと、
自分でも食べるけれども、人に分け与えて、
その日のうちに、全部無くしてしまっていました。

長男は、小学1年生の時に傘☂️をなくして帰って来ました

けれども、それ以来、1本もなくしたことはありませんでした。

ところが、三男は、小学生の6年間で、
何本傘☂️を壊して帰って来たことか。

もちろん、2本目からは、自分のお金で買わせましたが
一向に懲りませんでした。

小学校の時は、わざとではありませんが友達にケガをさせて、
菓子折りを持ってあやまりに行きました。

近所の公園で、野球とまではいかないけど、棒切れを振っていて、
近づいて来たよその子に棒が当たって、
治療費を請求されたこともありました。

棒切れで石を打って、近所の窓ガラスを割って、弁償しました。

中学校の時には、

友達と掃除用具入れのロッカーの中に入って遊んでいて、
壊して弁償しました。
3人ぐらいで割り勘にしたけれど、
1人が4万円ぐらい払ったような記憶があります。

学校の廊下で、卓球の球で野球をしていて、
リコーダーのバットがすっぽ抜けてガラスに突き刺さって、
担任の先生に死ぬ程キレられたこともあったそうです。

それこそガラスが割れそうなくらいの勢いで。

思い出せるのは、これぐらいですが、とにかく、全て、自分のお小遣いから支払わせました。

なので、大学生になった時に、それぞれに通帳を渡したのですが、
三男だけは、信じられないぐらい、少ししかお金が入っていなかったのです。

同じように育てても、その子によって、全然違うんですね。
生まれ持った性格や生まれた順番も関係しているように思います。

でも、一人一人違うから、面白い!
当時は、大変だったかもしれないけれど
今になったら、笑い話になります。

今、いろいろと大変な方も、そのうち笑える日が来ます。
子供は、成長していきます。その日まで頑張りましょう。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました☺️

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