3399山岡家(店舗レポート)



2024.4.

山岡家に初めて来店しました。
今まで行きたいとは思っていましたが、近くにあまりなく 来店する機会はありませんでしたが、連休中を利用して行ってみることにしました。


場所は、フクダ電子アリーナなどの千葉スポーツ公園が隣接しているペイフロントの敷地内にあります。
近くには蘇我駅があり、周辺地域の人口は6万人程度になります。主に若い単身者、子育て、若い夫婦の世帯が中心に生活している人が多く、近くにはアリオモールなど生活するには便利なエリアになると思います。

ベイフロントは小さなSCになっており、業務スーパーやユニクロ・セリアなど生活必需品などもありますが、飲食店が多く点在しています。
ほとんどのお客さんは車での来店が多いですが、近くに電子アリーナなどがありますので、サッカーなどのイベント利用時などは多く利用されている施設になると思います。

僕もイベント時の帰りに利用したいと思い、行くのですが、当然、他の人も同じように考えていて、夜になると、長蛇の列になっていて、利用はいつも断念していました。
なので、今回はお昼時に利用してみることにしました。

ちなみにこの店舗は 2020年にオープンした店舗となっていますが、
その前は、極煮干し本舗という山岡家の新業態が出店していました。
千葉県には、16店舗出店していますが、千葉市内に出店しているのは、5店舗ありますので、このエリアでは認知度の高いラーメン店になるのではないかと思います。
また都心部には山岡家はありませんので、都心部からは山岡家に一番近いエリアにもなると思われます。


2017年にオープンし、 2020年のコロナで休業を余儀なくされ、心機一転、山岡家に業態を変更して2020年の秋にオープンしたようです。



山岡家は1988年に茨城県牛久市で1号店を出店。
豚骨を数日間煮込んで作った濃厚なスープと太麺が特徴の「こってり系ラーメン」としてこってりとした豚骨スープが人気を確立しています。
営業形態は、24時間営業を基本としています。

出店は北海道や関東エリアの道路沿いを中心にチェーン展開していますが、
都心部を包囲するように出店しているのが特徴的です。

トラックドライバーが気軽に利用しやすい店舗を基本とし、交通量が多い幹線道路沿いや比較的敷地が大きい場所に出店しているため、このような特徴的な出店エリアとなっています。

またこれは来店して見て初めて知りましたが、山岡家のラーメンはストレートの太麺となっていて、茹で上がりに、通常の麺だと7分、つけ麺だと9分かかりますので、注文から提供時間が少なくとも15分程度はかかると思いますので、ビジネスマンが多い都内ではニーズがつかみきれないのだと思われます。

通常のラーメン店より稼働率は高くないと思われますので、これより内側にいくと、採算が取れなくなるのではないかと思います。


来店したのが、13時ぐらいに行きました。
以前住んでいた場所の近くに山岡家がありましたが、その時は外観や、中の様子が見えたのですが、あまりお客さんもおらず、見た目もすごく汚くて、あまり繁盛しているような印象のラーメン店ではなかったので利用することはありませんでした。

ただ 今回、来店した店舗はすごく外観が綺麗で、店内もかなり綺麗でビックリしました。(店内のイメージは町田商会のような印象を受けました。)
店内に入ると、まずは券売機ありますので、食券を購入します。

山岡家の多くのメニューがあります。
基本メニュー・期間限定メニュー・朝メニュー・ランチセットがあります。

基本メニューは全部で29種類あり、様々なラーメンを楽しめるのが特徴です。
ただ開業当初は醤油味のみのラーメンの提供だったようで、徐々に味のバリエーションが増えたようです。
現在は、醤油・味噌・塩・特製味噌・辛味噌・スペシェルに分かれており、
その中で人気が高いのは、プレミアム塩とんこつ特製味噌ラーメンになるようです。



今回は、それらの基本メニューではなく、期間限定メニューのホタテ塩とんこつつめ麺を注文してみました。

それに加え、サイドメニューのチャーシュー丼と餃子も注文したので、
2000円近くなってしまいました・・・

山岡家は店内調理にこだわっています。
特にスープは仕込みに丸3日間かかるようで、かなり手間をかけてスープを作っています。

山岡家のとんこつスープに合うように開発されたのが、ストレートの太麺になります。
芯が強く、小麦の香りがする特製中華麺を使用しているそうです。

有報などをみると、大橋製麺所で作られているようです。


家系ラーメンの麺には、大半のお店でもちっとした太いストレートタイプのものを採用されていることが多いですが、そのほとんどが自家製ではなく製麺所から納品されたものを使われているようですが、家系の御三家と言われるラーメン店は、酒井製麺を使用していることが多く、そのほとんどが酒井製麺から卸しているようです。


また山岡家のラーメンは来店して初めて知りましたが、茹で時間が通常のラーメン店より長いと思います。
通常のラーメンで約7分、つけ麺だと9分かかるようです。
バリカタなどの硬めを選ぶとまたゆで時間はかなり違うと思いますが、
普通でチョイスするとかなり時間はかかると思います。
ただ、時間をかけて、麺を茹でていることを考えると、一つ一つ丹念に
ラーメン作りをしている印象が強いです。
山岡家のラーメン店に行くとわかりますが、いたるところに、ラーメンとは思えないぐらいのサービス精神の想いが伝わります。

山岡家がオープンしたのが1988年ですが、積み重ねてきたラーメン店の蓄積が色濃く感じられます。

例えば、山岡家でラーメンを注文すると、急須に入った追いスープがついてきます。
これも「こってりスープがもっとほしい」がもっと欲しいという要望に答えて作られたものだと思われます。これが無料でついてきます。
結構、替え玉を注文するときに、この追いスープがあると今あるスープを残しておかなくていいので良いなあとも思いました。
わりと、ラーメンよりこのスープが好きでラーメン店に行っている人も多いと思いますので、こういうちょっとしたサービスは嬉しいです。
 山岡家のサービスの質は 他のラーメン店より高いと感じました

また従業員数はかなり多かったです。
やはり仕込みなどに時間がかかることもあると思いますが、
客席50前後に対して、7~8名前後はいたと思います。
今ままで一番多くいたラーメン店は丸源ラーメンですが、丸源ラーメンの場合は、かなり客席が多かったので、 客席あたりのスタッフの人員で考えるとかなり多くいると思います。
それだけ多くの人を割いてラーメンを提供していると思うとこのラーメン店のリピート率が高い理由にも納得できました。

あまりこってり系のラーメンは苦手ですが、山岡家のラーメンだとギリ食べられるラーメンだと思います。
店内のお客さんを見ても、男性だけでなく、若いファミリーや女性などもグループで来店している人も多くいましたので、比較的、食べやすいラーメンだと思います。
メニューもかなり豊富にありますが、やはりカロリーは多くなりますので、
なかり満腹になります。あまり行き過ぎると、かなり太りそうではあります。


ちなみに山岡家で朝ラーメンもありますが、こちらは細麺になりますので、
朝でも食べやすいように思いますので、また機会があればチャレンジしてみたいと思います。価格もリーズナブルです。




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