月次のまとめ(2024.2)


2月の実績



今月はうるう年だったこともあり全体的に好調。
全店+10.3  既存店+6.9と好調
今シーズン秋冬では苦戦していたアパレルは+4.2%と回復
寒暖差が大きく冬物の消化もよく、2月後半にかけては、気温が高く推移したことで、春物の動きが良かったことが寄与。春物などのプロパー比率のU Pで客単価も上昇。
外食・百貨店は依然好調が継続。
気温が高く推移したことで、比較的外出する回数も多く、プラスに働いているとみられる。
食品関連も動きがよく、2月は閑散期だと思われるが、うるう年の恩恵、内食需要も後押しされていると思われます。
また記録的な暖冬で降雪量も少なかったことに加え、生鮮中心に価格が安定したことで、販売が増えたこともプラス与件。

スーパーマーケット協会の発表した景況感指数では、今月のDIは高い伸びを示す。ただ消費購買意欲はそれほど上がっているわけではないが、先行きの購買意欲はプラスに推移。

経営動向調査では前月より大きくプラスとなっており、今月はかなり良かったのではないかと考えられます。

収益DIの推移を見ていると、アフターコロナで大きな恩恵があった2020年よりは低いがここ数年では高い数値となっている。

景気ウオッチャー調査の現状DIの数値でも比較的高い数値をキープ、
先行きのDIでも、春季労使交渉(春闘)での賃上げを支えに消費マインドが上向くとする期待が高まっている。
また春の観光シーズンを向けても、桜の開花が早まっていることもあり、期待の声も大きいと思われる。
ただ物価上昇は継続しており、消費マインドはそれほど高くない声もあり、
地域差はあると思われるがインバウンドの比率の高いエリアは期待していいいのではないかと思われる。


全店ランキング


コメ兵77.2 (リユース)  Jフロント(百貨店)54.9  山岡家48.7(ラーメン) ラクス 41.4  リベロ37.0   松屋(百貨店)35.6  ロボペイ32.5   フレアス(介護サービス)30.0 ギフト(ラーメン) 28.7  ダブルエー(アパレル)28.0

※yutori 92.2(アパレル) 旅工房42.6 ハナツアー36.4 うるる34.0

5892  yutori

yutoriは昨年の12月にIPOした会社ですが、月次の売上高をリリースしたのははじめてでした。

2月に発表した10-12月の実績では、売上・利益とも過去最高の数値を出していました。
その際に業績修正も発表し、1-3月の見込みは9.9億円となりますが、
1-2月の実績では、7.7億円となります。
3月の売上に関しても
昨年の実績、今年のブランド展開・コラボ企画、オフラインの出店などみても、5億以上の売上期待はあると見込まれることは想像できます。
4Qの実績も3Qを上回る+60~70%程度の売上が期待できたことが好感されたと思われます。

2月は一般的に閑散期とされていましたが、気温の上昇で、春物の稼働も高かったこととコメントされていますが、
主力ブランドの9090の販売が好調さに加え、ZOZOで展開しているブランドの好調さが牽引していると思われます。
春物の立ち上げは早いブランドでは、12月から始まりますが、百貨店などのブランドでも1月から動き出しが見られ、yutoriのブランドも比較的、熱量の高いユーザーが多いことから、春物の動きが活発だったと思います。
他社のアパレルブランドでも2月の動きは想像以上に活発だったようなので、ある程度は想定できた内容には感じますが、市場の反応は良かったのだと思いますが、寄り付きは利益確定売りの動きが出ていたと思います。


またSNSで集客する割合が高いことから、フォロワー数を重要なKPIと位置付けていますが、フォロワー数の推移も順調に増加していることも見逃せません。
新ブランド展開も相次いでリリースしていることもあり、
ブランド展開が順調に進んでいることも期待が高まっているとも感じられます。

上場時にリリースした、ガイダンスでもセッション数と注文数の実績からCVR値を計算しておりますので、フォロワー数の推移は重要な数値だと思われます。



SNSからの送客は9月の実績では高くなっていますが、3月のインタビュー記事のコメントでは、アプリからの送客が増えていることのようなので、アプリ会員数の推移も開示してほしいとは思います。















既存店ランキング

山岡家(ラーメン)42.8  サイゼリヤ(ファミレス)24.0  鳥貴族(居酒屋)22.7  WASHハウス(クリーニング)20.6  力の源HD(ラーメン)19.5  あさくま (ステーキ)18.9  サガミHD(ファミレス)18.4  ABCマート(アパレル)18.1  松屋フード(牛丼)18.0

※ PARCO 27.6    ワタミ(居酒屋)25.3  

2670ABCマート


 ABCマートの2月の既存店の月次は+18.1%
今期の実績を見ると上期は+20%  下期は10月を除き、+10%以上の伸びを見せています。

2023年期の実績でも下期は+20%の伸びを見せており、継続的に既存店の売上が伸びています。

出店余地はそれほどないと見られていますが、免税売上の拡大や高単価商材の取り扱い拡大による客単価の上昇で、既存店の売上は好調が続いています。

今期の国内の売上実績では、200~150億前後となっています。
免税店舗数は、コロナ前と比較するとかなり増加していますが、
前期と比較すると直近の店舗数は317(3Q時点)となっていますが、
免税売上は3Qの実績では47億と1.5倍に増加しており国内の好調な要因の一つとなっていると思われます。

また海外の店舗数は396店舗となっています。

為替の影響で、売上は+10%程度寄与していますが、直近かなり為替が動いていますが、どうなのでしょうか?



国内大手証券のSMBC日興証券は目標株価を3200円に引き上げています。

会社予想と比較すると、強気で見ている会社が多いようです。

3Qまでの実績では、売上2523億 利益415億となっていますが、
月次の実績から見ても売上3500億、利益は550億程度は見込まれると想定されます。



ワースト

ピープル(玩具)-78.6  千趣会(EC)-32.1  東邦レマック(アパレル)-17.6 アスタリスク-17.4  レントラックス(物流) -14.3 デコルテHD(ブライダル)-14.0  ヨンドシー (アパレル)-13.7  マックハウス (アパレル)-12.5  マルシェ(外食)-11.9    タカキュー(アパレル)-10.5  




客数

山岡家(ラーメン)36.8  鳥貴族(居酒屋)21.4  アシロ19.6   サイゼリヤ (ファミレス)18.2  ナルミヤ(子供服)16.8  ニトリ(家具)15.9  ワタミ(居酒屋)15.4 ハイデイ日高(ラーメン)15.0   幸楽苑(ラーメン)13.8  すかいらーく(ファミレス)12.3

3197 すかいらーく 

昨年は値上げの影響で、客単価がUPしていましたが、今年は昨年末から一部値下げなども行っていましたが、客数はそれほど下がらず、客数を伸ばしていましたが、 1〜2月も客単価は昨年並みとなっていますが、
客数は順調の伸ばせています。

今期のガイダンスの既存店の客数は+6%  客単価は+1%と見ています。
今期は新規出店も強化し、前年の27店舗から40~50店舗計画となっていますが、引き続き、業態転換・改装など既存店のテコ入れも強化を継続していく予定となっています。

業態転換は昨年41店舗を実施し、売上効果は150.2%となっており、今期は17億程度の売上効果を見込んでいます。
店舗改装の効果は+4.6%となっていますが、今期は3億程度の売上効果を見込んでいますが、それよりリードサイン・看板変更による売上効果が改装より高いことに驚きます。

出店については、国内出店の割合が多い計画ですが、今後は海外の出店も加速 現在の店舗数は74店舗
今期の計画は10~15





客単価

KeePer技研(中古車)16.1   QBハウス(美容)12.7  NATTY_SWANKY(居酒屋)12.5
パレモ(アパレル)11.3  チヨダ(アパレル)10.6  トリドール (外食)10.6 木曽路(外食)10.2  日本KFC(外食)10.1  力の源HD(ラーメン)9.8  ヴィアHD(居酒屋)9.7







レラティブストレングス


ランキング上位
 3399山岡家(ラーメン)3542ベガ(EC ) 3193鳥貴族(居酒屋) 3099伊勢丹三越(百貨店) 2791大黒天物屋(スーパー)   9279ギフト(ラーメン) 9843ニトリ(家具) 7545西松屋(子供服)  8219青山商事(アパレル)   7157ライフネット


3099  三越伊勢丹

レラティブストレングス (省略:RS  )の推移を見ていると、百貨店のRS
が上がっています。
その中で、特に数値が高いのが三越伊勢丹になります。

業界平均の数値を見ると、百貨店業界はインバウンドの影響もあり好調が持続しています。
特に免税売上高は、2.7倍の469億円となっており、23年12月に記録した過去最高額になります。
春節を祝う習慣のある東アジアからの来店客が増えたこともありますが、
円安の影響もありますが、統計開始以来初めて免税売上比率が1割を超えたようです。


日本政府観光局が発表した、2月の訪日客数は278万人と過去最高となっていおり、9カ月連続で単月で200万人超えとなっています。
はじめて知りましたが、春節は中国だけでなく、東アジア・東南アジアで行われている行事で、記事によると東アジア・東南アジアの観光客が増えたようです。


2月の売上速報でも全国+14.0%  東京+18.5% と都心部を中心に2月もかなり好調でした。

12月までの実績では、伊勢丹新宿本店が過去最高売上を更新しています。

昨年度の実績でも伊勢丹新宿本店は過去最高売上を更新しています。
外部環境の後押しもあり(東急百貨店渋谷本店、小田急百貨店新宿店の閉店)
今期も過去最高の売上を更新していく勢いです。
西武池袋本店の動向次第では、さらに流入していく可能性はあると思われます。(東急東横線、副都心線に隣接しているため)


免税売上高が高いのは伊勢丹新宿本店と三越銀座店になりますが、
2月の数値を見る限り、インバウンドが後押ししているように感じます。

気温が高かったことで春物の動きがよくアパレルも好調で新宿店は+28.8%となっています。

これはあまり知りませんでしたが、基盤3店舗の新宿・日本橋・銀座店にはそれぞれ特徴があって、資料などを見ると、買い周りしているようです。
ファッションは新宿で、銀座店では化粧品などそれぞれの店舗を使い分けているようです。これには外商部の存在が大きいのではないかと思います。



 その他
2652まんだらけ(リユース)2695くら寿司(回転寿司) 2753あみやき亭(焼肉) 7532パン・パシフィック(スーパー)7643ダイイチ(スーパー) 9828元気寿司(回転寿司) 

 

2753あみやき亭 


あみやき亭が業績修正を発表しました。それを受けて、大きく株価は上振れましたが、2日でほとんど戻っています。

売上は下方修正となっています。
理由としては、ご家族に加えグルー プでのご利用(宴会需要)が増えたが、
計画を下回っているとコメントされています。
利益に関しては、
価格政策や「事業ポートフォリオ」の最適化を見据えた業態変更や不採算店舗の撤退に よる収益力改善の取り組みを実施したこと並びに子会社化した株式会社ニュールックの業績が順調に推移したことで、
計画を上回る見込みとなっています。


あみやき亭は高コスパを売りにした新業態で攻勢をかけています。
現在は、名古屋・首都圏を中心に30店舗前後出店していますが、今後は関西にも店舗展開することをリリースしており、25年には80店舗まで拡大する計画となっています。
ただ、出店余地としては200店舗ぐらいはあると見られています。

低価格でありますが、集客力は高く、平日でも200~300人の客数がおり、リピートも多いと見られています。
これを実現しているのは、省人化を徹底した店舗運営になります。


RSの数値を見ても外食チェーンの中では高い数値を出しており、
外食の中で強いラーメン以外では、鳥貴族・元気寿司に次ぐ強さを見せています。

あみやき亭はいちよし証券がフォローしており、1月に目標株価を引き上げています。

来期のコンセンサス予想では、売上+6.1%  利益+15.0%となっています。

四季報の予想では、収益性はややよくなると
見込んでいるようです。



外食

外 食 産 業 市 場 動 向 調 査



外食全体の売上は前年比111.4%
訪日外客数はコロナ禍以降最多となるなど引き続 きインバウンド需要が好調
訪日外国人の高単価メ ニューの消費意欲は旺盛で、DRなどの売り上げを押し上げる
バリューの訴求による集客効果も大きく、 外食消費の二極化進む
地方では深刻な人手不足で営業日数の削減も
ファーストフード:バリューキャンペーンや29日の肉の日キャンペーンなどが好調 新商品 やアニメとのコラボ商品等が好調
暖冬の「アイスクリーム」の売れ行きが好調
ファミレス:お得なクーポンやセットメニューとその逆の高単価メニューがともに好調 冬の特産品を使った季節限定メニューが売上に貢献
「焼き肉」は、引き続き食べ放題業態の好調と観光地の インバウンド増



全店ランキング
山岡家48.7  ギフト28.7  鳥貴族26.5  松屋フード25.5  ピエトロ25.2
あさくま 25.2 ワタミ23.2  きちりHD22.8  ハブ22.0  サイゼリヤ 21.9

既存店ランキング
山岡家42.8   ワタミ25.3  サイゼリヤ 24.0  鳥貴族22.7  力の源19.5
あさくま 18.9  松屋フード18.1  ハイデイ日高17.4  幸楽苑17.2  ゼンショー15.0

客数
山岡家36.8  鳥貴族21.4  サイゼリヤ 18.2  ワタミ15.4  ハイデイ日高15.0
幸楽苑13.8  すかいらーく12.3  チムニー11.8  ハブ10.3  ゼンショー10.1

客単価
NATTY SWANKY 12.5   トリドール 10.6  木曽路10.2   日本KFC10.1
力の源HD9.8  ヴィアHD9.7  ワタミ8.5  松屋フーズ8.1 元気寿司8.1  

肉類:あさくま 18.9  焼肉きんぐ13.2     あみやき亭11.8  木曽路11.0     ペッパー10.3  フライングガーデン7.4   コロワイド6.6   アトム2.1
麺類:
山岡家42.8   一風堂(国内)19.5   日高屋17.4  幸楽苑17.2  ギフト14.1  丸亀製麺13.6   魁力屋11.7    JBイレブン10.5   王将フード7.6   一風堂(海外)7.5 丸源ラーメン7.3   リンガーハット6.1   
ファミレス:
ピエトロ25.2  サイゼリヤ24.0   サガミHD18.4 ジョイフル15.2 
すかいらーく14.5  和食さと12.8     ロイホ4.2 
喫茶:
サンマルク12.8  コメダ11.8 ドトール9.2   東和フーズ6.3
寿司:
 元気寿司12.0  魚力10.3  カッパ寿司7.4  くら寿司6.6  スシロー4.0  
ファーストフード:
松屋フーズ18.1   すき家15.0   スフード11.4  吉野家10.4   ホットランド(たこ焼き) 9.0  かつや9.2   壱番屋6.7   マクドナルド5.8 てんや5.0  ケンタッキー1.4 
定食屋:
大戸屋16.1 やよい軒15.8  フジオフード9.0 
中食:
魚力9.2  ロックフィールド4.4 ほっともっと0.6
居酒屋:ワタミ25.3  鳥貴族22.7 チムニー16.3    WDI  13.2  大庄11.1  ヴィアHD10.9   きちりHD10.2  テンアランド9.3  ヨシックス6.3 
ダイニング:ひらまつ13.9   HuB14.5   DD HD13.1 グローバルダイニング9.8

コメント
期間限定商品をご好評。テレビの全国放送の影響で客数が増加(「坂上&指原のつぶれない店」) (魁 力 屋)
企業パーティを取り込み。カフェ業態は国立新美術館、及び 改装後の「カフェ・ミケランジェロ」が引き続き好調(ひらまつ)

輸入牛肉が最高値、円安や生産停滞で 牛丼各社値上げも
あみやき亭の24年3月期、純利益12億円に上方修正
ひらまつ、6ホテル売却 ロードスターキャピタルに
水産取扱額6.1%増 2月の東京市場、外食需要回復が支え


アパレル


例年より気温の高い日が多く、春物の新作が好調
うるう年や土曜日が1日多かったことも売上高を押し上げ
冬物を早めに値下げして順調に在庫を減少(ハニーズ)
気温上昇を受けて、春物の需要が高まりシャツなどの軽衣料やシューズ、かばんの売れ行きが好調(Uアローズ)
春の入園・入学式向け商品の売れ行きも好調(アダストリア)
寒暖差が激しくアウターやボトムス、夏物インナーが売れた。英ブランド「アニヤ・ハインドマーチ」とのコラボ商品を再販も集客に貢献(ユニクロ )
降雪の影響で防水機能のあるビジネス靴やスニーカーが人気(チヨダ)
在庫一掃セールの集客効果。学生向けローファーなども堅調(ABCマート)


全店ランキング

yutori 92.2  ダブルエー28.0 ABCマート17.7 ジンズ17.1  ユニフォームネクスト16.6  ナルミヤ15.7  良品計画13.1  アルペン14.7  ハニーズ14.3 

既存店ランキング
ABCマート18.1   オンワード16.9  チヨダ15.4  ナルミヤ14.8  ハニーズ14.8 
ジンズ14.5  Uアローズ14.4  アルペン11.5  アダストリア10.6  ワークマン9.4

ECランキング
 
ダブルエー39.0  オンワード20.5  Uアローズ18.9   三陽商会13.0   ワールド11.3  バロック7.2  

客数
ナルミヤ16.8  ハニーズ12.3  ABCマート9.8  バロック9.6  Uアローズ7.2
コナカ4.6  ワークマン4.4  チヨダ4.2  

客単価
パレモ11.3    チヨダ10.6  タビオ7.8  ABCマート7.6  はるやま7.4  
Uアローズ7.3  ヒマラヤ7.1  良品計画6.4   アダストリア6.2   AOKI 5.5

ワーストランキング(既存店)
ベリテ -7.3  ヨンドシー -6.2  キューブ-4.2  タカキュー-3.3   
TOKYO BASE-2.8  パレモ-2.7    マックハウス -1.0   ヒマラヤ-0.5

婦人服: yutori 92.2  ハニーズ14.8  Uアローズ14.4 アダストリア10.6   ユニクロ7.2    良品計画 5.3   バロック4.3        
紳士服: コナカ7.8  AOKI 5.7  青山商事1.1 はるやま0.5    タカキュー -6.4
服飾雑貨:ジンズ14.5   パリミキ7.8  タビオ7.2   サックスバー 3.0   
:ダブルエー28.0 ABCマート18.1 チヨダ15.4  ジーフット7.3 
子供服:ナルミヤ14.8   西松屋1.6   しまむら(バースデイ)2.9
百貨店:オンワード 16.9   三陽商会8.0ワールド7.5   TSIHD 7.1 
アウトドア・スポーツ:ゴルフドウ11.9  アルペン11.5ワークマン 9.4  ゼビオ6.2 キューブ0.4  ヒマラヤ-0.5   


参考:百貨店アパレル実績

伊勢丹アパレル25.9    婦人服19.0  紳士服19.0  子供服16.5
アパレル実績:伊勢丹新宿店28.8  三越日本橋14.3 三越銀座53.4
高島屋:アパレル11.6   婦人服17.8  紳士服-4.0  子供服-14.0
大丸松坂屋:アパレル22.4     婦人服24.4   紳士服22.7   子供服8.1
阪急阪神百貨店:アパレル32.5   婦人服39.6   紳士服-11.5   子供服11.2

コメント
春物の新作スニーカーやアパレル、新生活に向け、学需のローファーが好調(ABCマート)
春物アウターやニット、パンツなどの中軽衣 料、オケージョンアイテムが高稼働(オンワード)
⼊園・⼊学式・卒業式に対応したオケージョンアイテムが好調(ナルミヤ)
冬物消化が順調、春物の動きも好調(ハニーズ)
リニューアルした花粉・飛沫・乾燥対策メガネ「JINS PROTECT」が好評、オプションレンズの装着率が上昇(ジンズ)
気温の上昇で、軽衣料全般、春物アウター、シューズ、バッグの動きが良い(Uアローズ)
新作クラブの発売があったゴルフが好調、シューズの販売好調(アルペン)
冬物商品の消化が進み、春物の販売が好調、オケージョンアイテムも好調(アダストリア)
防寒アウターやウォーム パンツ、防寒手袋など冬物商品が好調。レインウエアが伸びる(ワークマン)
インバウンド売上が拡大。アウトレット、ECでの秋冬物のセール販売も好調(三陽商会)
ニットやショートコートとったセール販売が好調。春物はアウターの動きが例年より活発(ワールド)

ドラックストア




訪日外国人数の増加や気温の変化による体調不良が増加、風邪薬のニーズが高まる。平年より気温が高かった影響で、アイス・飲料の売上が伸びる
スポーツドリンクはマラソンなどのスポーツイベントの影響で伸びているものと思われる。アパレルでもスニーカーなどの販売が好調で、スポーツ関連のアルペン・ゼビオ などの販売が好調だった。
3月以降も大型のスポーツイベントなどもあり、引き続き好調が続くと見られる。生活必需品を中心に値上げしている商品の販売が好調。賃上げなどの影響もあり、今後も販売の好調が続くのか注目。
ただ気温が上がっているが、花粉関連の販売が伸びていないのは気になる動き。店頭を見ると花粉関連の展開はされていると感じているが・・・

点数上位:パック41.1   風邪薬19.7  ドリンク剤19.5  紅茶ドリンク19.1   果汁飲料16.2      スポーツドリンク14.6   リップクリーム13.4    アイス10.2  
単価上位:猫フード18.3  トイレ用消臭剤13.7  台所用品11.6  米12.8   衣料用処理剤11.5   冷凍麺10.5  テイッシュペーパー10.0  


全店ランキング
コスモス薬品18.1  スギHD17.4  クスリのアオキ13.9   薬王堂13.9  サンドラック11.2  クオール9.8  マツキヨ9.5  サツドラ8.7  ウエルシア7.6  ゲンキー7.5


既存店ランキング
スギHD11.4  コスモス薬品11.3  薬王堂10.9  クスリのアオキ8.6  サツドラ7.7
マツキヨ6.5  ウエルシア6.2  サンドラック5.5  ゲンキー5.1

リユース


全店ランキング

コメ兵77.2   トレファク18.4  ハードオフ14.4  買取王国13.2  ブックオフ11.5
まんだらけ11.5  ワットマン7.5  シュッピン 7.5  

バイセル :仕入れ23.0  

コメント
宝石の売上比率がUP 引き続き免税売上好調(コメ兵)
降雪の影響があったが、気温の上昇で、春物衣料が好調。引き続きインバウンド好調(トレファク)
ファッション・工具が好調(買取王国)
アパレル・貴金属・時計・ブランドバック・トレカ・ホビー関連が好調(ブックオフ)
店頭 オークション販売、引き続き好調(まんだらけ)
貴金属・家電・ゲーム・ホビー関連が好調(ワットマン )
中古品は苦戦も新品が好調。中古トレカ前年割れ
新品トレカ好調。中古ゲーム・ホビー関連は前年クリア(テイツー )
カメラは好調。時計は前年クリア。ECは引き続き好調(シュッピン )


雑貨・家電






全店ランキング
DCM 22.0  ニトリ13.3  ハンズマン13.1  コーナン11.2   セリア11.1  
キャンドウ 7.8  ジェネパ9.2  ビックカメラ5.0   あさひ4.2  

既存店ランキング
ニトリ10.8  セリア7.0   ワッツ6.5  キャンドウ 6.2  コーナン2.0 
ハンズマン-0.7   DCM -2.1   ジョイフル本田-2.1  コジマ-7.1  


コメント
リビング・ベットルーム・キッチン用品・寝具が好調(ニトリ)
ペット用品・日用品好調。昨年の影響で散水用品・水道管・パイプカバーは反動減(コーナン)
デジタルカメラ、理美容家電、パソコン周辺機器やスマートフォンが好調
時計、医薬品、玩具、酒類や寝具も好調(ビックカメラ)
水道管の凍結対応商品や暖房用品が苦戦。プロ向けの消耗品や庭園資材・除草関連商品など外作業用品の販売は好調(コメリ)
新生活に関連する商品が好調(テレビや冷蔵庫、洗濯機)大型タイプが好調、洗濯機はドラム式洗濯機が好調 デジタルカメラも好調(コジマ )

スーパー・食品



免疫ケアが期待できる商品などが好調で「乳酸菌飲料」「乳酸飲料」の売り上げが伸長

点数上位:風邪薬22.0   片栗粉16.9  乳酸菌飲料12.5  乳酸飲料12.1  バター11.3 
単価上位  : 蜂蜜24.2  ウイスキー22.6   軽失禁用品16.3  からし16.1  オリーブオイル13.2  ベビーフード12.1  乳酸菌飲料11.4   漂白剤10.5  栄養ドリンク10.5   テイッシュペーパー10.4冷凍水産10.0 

スーパーマーケット景気動向調査

青果 DI:12.9(好調)
玉ねぎなどの土物類は前年相場安との比較で大幅に単価増となり好調 は白菜やネギ、キノコなどの鍋関連野菜が伸び悩んだ。
水産 DI:12.1(好調)
マグロを中 心とした刺身類が好調、ブリ、サーモンなど好調 タラをはじめとする鍋関連商材、カキなどの貝類は伸び悩んだ。
畜産 DI:6.6(やや好調)
小間切れやひき肉な ど普段使いの商材を中心に売上が回復 加工肉は、引き続き動きが鈍い
惣菜 DI:16.0(好調)
恵方巻関連は予約販売を含め概ね好調 天ぷら、コロッケなどの揚げ物は引き続き好調 インストアベーカリーやサンドイッチなど、パ ン類の動きも良好。
日配 DI:14.5(好調)
値上げの影響により単価上昇が続く一方で、買上点数の減少は継続
価格再 改定のあったパン類、牛乳など乳製品も堅調 乳酸菌飲料やヨーグルト類の動きがよい 鶏卵は、や や相場の高い状況が継続し好調
冷凍食品、納豆や豆腐などは堅調
一般食品:13.0(好調)
販売価格上昇による単価増、うるう年により好調
気温が高めに推移した地域が 多く、飲料、果汁飲料が好調 調味料や菓子類などは堅調 米類は節約志 向も受けて好調
非食品 DI:6.5(やや好調)
単価が上昇したトイレットペーパー・キッチンペーパーなど紙製品が引き続き好調 ペットフード、 ラップやホイルなども単価上昇により好調
花粉対策でマスクには回復傾向 家庭用洗剤は値上げで単価が上昇

全店ランキング
ベルク15.5  ヤオコー14.6  アサヒ14.0  大黒天物産13.1   ドンキ11.7  ハローズ12.4   スーパーバリュー11.8  神戸物産11.6  タカヨシ10.7 カネ美食品10.6

既存店ランキング
ヤオコー11.8   ドンキ11.0 ベルク10.7  サンエー10.5  ハローズ8.9 ミスターマックス8.9  バロー8.5  神戸物産7.9  アクシアル7.7  アークス6.9
  

客数
大黒天物産11.3  ヤオコー7.9  アクシアル7.2  ハローズ6.8  ベルク5.9
マキヤ5.9  バロー4.7   アークス4.5  いなげや3.4 ミスターマックス3.3

客単価
ドンキ7.5   ミスターマックス 5.6  ベルク4.5  マキヤ4.2  バロー3.8
ヤオコー3.6  いなげや3.1 ライフコーポ3.0  イオン九州2.6  アークス2.3

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ファッション・レジャー好調。コスメスキンケアが好調(化粧水・保湿クリーム) 入学シーズン控え、学生服・靴・文具が伸長(パンパシフィック HD )
新生活向けのフライパン・収納用品・自転車が好評(ミスターマックス)
化粧品・調剤・ペット用品が好調(イオン)


百貨店

2024年2月 全国百貨店売上高概況

春節商戦で活況だったインバウンドと高付加価値商材が牽引
ラグジュアリーブランドなどの高額品や化粧品が好調
オケージョン需要に加え、気温上昇で、春物の衣料品が好調
食料品はインバウンドやギフト需要もあり好調

オケージョンニーズやビジネスの買い替え需要で、ジャケット・パンツ・ワンピースが好調。お出かけニーズで、バック・パンプスも好調
化粧品・時計なども好調 手土産需要から菓子の需要が強い。
インバウンドの高級フルーツの需要増もあり青果が好調


店舗別実績
三越銀座48.1  大丸心斎橋46.4  大丸札幌43.6  松屋銀座36.3  松屋銀座本店35.6  高島屋大阪33.6  阪急本店32.5  阪急博多30.1  高島屋京都30.0  伊勢丹新宿本店26.6 

地域別実績
東京圏:三越銀座48.1  松屋銀座36.3  松屋銀座本店35.6  伊勢丹新宿本店26.6  阪急メンズ東京24.4  松屋浅草23.3 三越日本橋本店20.4  高島屋新宿17.8  大丸東京16.2  高島屋日本橋14.3
関西圏:大丸心斎橋46.4  高島屋大阪33.6  阪急本店32.5  高島屋京都30.0 
大丸京都22.0  大丸神戸19.7  阪神梅田本店19.1  阪急神戸18.6 
博多:阪急博多30.1  大丸博多23.4  三越福岡21.0 
名古屋:JR名古屋タカシマヤ20.1   松坂屋名古屋14.3 三越名古屋11.9 近鉄名古屋7.5
その他:大丸札幌43.6  三越札幌18.3  三越高松10.8  高島屋高崎8.1  三越仙台8.0  

PARCO
渋谷60.7  心斎橋48.6  札幌44.0  上野37.4 池袋37.3  仙台20.6  
福岡18.4  広島17.0  錦糸町14.2  名古屋13.5


サービス

全店ランキング
フレアス30.0   イオンファンタジー18.8   WAHSハウス18.5  東宝17.6   AB&C  15.9  アップガレージ12.0  QBネット11.8   ラウンドワン10.2 サカイ引っ越し8.2   オートバックス 7.7 













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