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キワを極めて美を極める

私がLilyさんを知ったのは、2022年のVoicyフェスだった。ずっと応援しているバブリーたまみちゃんと対談が組まれていた相手のおひとりだったのである。

それまで彼女のことは全く知らず、Voicyでの放送もインスタグラムの発信も見たことはなかったし、そもそもリリナージュというメソッドすら知らなかった。

だが、たまちゃんとの対談をきっかけにLilyさんの放送も聞くようになり、「自分を愛でる」「笑顔は心のマッサージ」という彼女のキメ台詞を何度も聞き、その思考に触れていくことで興味が沸いたのだ。

とはいえ、海外で暮らしている私は、講座を受けに行くことも容易ではなく、彼女が開発したルクルムクリームを手に取ることも帰国しなければできない、と思っていた。

Lilyさんに近づくチャンス

そして年が明け、2023年、Lilyさんが「下腹プロジェクトをします」とVoicyで発表された。当時彼女のインスタグラムをフォローしていなかったので、へぇーと聞き流していた。

が、その時に衝撃の一言が。

「今回は海外にお住まいの方にも購入していただけます」

腹が変わると全身が変わる、というLilyさんの言葉もあり、即購入を決めたのは、海外向けにも発送してくれる、という物販の国際流通の壁を取っ払ってくれたことが一番私には大きかった。

今まで出会ったことがないマッサージクリーム

そして始まった「下腹プロジェクト」。海外発送は若干時間がかかるので、最初は手持ちのボディクリームで動画を見ながら、おなかの深層を狙ってマッサージを続けていた。

妊娠・出産を経験し、40を過ぎて、重力に負け続けている私の体は、体重こそ20代のころと変わらないが、明らかにたるんでいる。このたるんだお肉をどうにかしようと頑張っていた。

だが、手持ちのクリームでは、うまく手が滑らず、マッサージをしているうちにクリームが乾燥してきて、マッサージをするとぽろぽろ垢のように落ちてきたりもした。

何よりもマッサージをしていると手がだんだん疲れるのだ。この疲労を伴ってマッサージを続けるのは正直しんどいな、と思っていた。

そんな時に届いた待望のルクルム。

ポンプ式でマッサージ中、横になっていても取り出しやすく、伸びがいいのに垂れてこない。そして何よりも手が滑るのに、肌を押しやすい。Lilyさんが「塗るだけでもいいから」と言っていたが、塗るだけじゃ間違いなくもったいない!

正直マッサージクリームは何を使っても変わらないと思っていた私は、このルクルムのすごさに心底惚れたといっても過言ではない。ルクルムがあれば、自分だけじゃなく他人のマッサージをしても疲れない自信がある。

そして下腹プロジェクトを終了し、たるんでいるのに、固くて動いてくれなかったおなかは、動くようになってきた。そして明らかに体のラインが引き締まったのだ。

縁を感じた著書の当選

そんな下腹プロジェクトを終えて、3日に一度くらいのペースでおなかをマッサージしていた私だったが、その下腹プロジェクトの終了後アンケートに参加した。

抽選で10名にLilyさんの著作が当たる、という話は聞いていたのだが。

まさかの当選

それと今度は顔専用のマッサージクリームの販売と同時に「キレイ顔プロジェクト」も開始され、それも海外対応してくださったので、申し込んだところ、先着プレゼントまでいただいた。

この時発送で私の記入ミスがあったのだが、発送してくださった清水さんというスタッフさんが丁寧に対応してくださって、大事に取り扱ってもらえると成果を出したいというモチベーションにも繋がった。

このキレイ顔プロジェクトでは、顔のマッサージだけではなく、メイクや顔相についても専門家を呼んでの特別講義があり、目からうろこが出るほど、自分が顔について考えてこなかったことを思い知った。

10日間の実験の結果

いただいた著書「10日間であなたの体はヤセたがる」は、動画コンテンツ付きで具体的な悩みへのマッサージも紹介していたが、まずは10日間、基本のマッサージを続けてほしい、とあった。

なので、下腹、キレイ顔のマッサージとともに、基本のマッサージをとにかく10日は続けよう、と心に決め、自分のために30分のマッサージ時間を確保した。

時間が余ったらやるのではなく、Lilyさんの言葉をお借りするのであれば「自分を愛でる時間」を自分のためにこの10日間だけは捻出したのだ。このマッサージ続けた後の自分が見たかったのだ。

そして実験前と実験後、明らかな違いが出たのはおなかと顔である。もともと気になっていたおなかは、下腹プロジェクトからの継続もあり、かなりへこんだ。

そして顔。顎関節症があったりして、顎周りが凝り固まっていることが多かったのだが、それが軽くなり、目が疲れにくくなった。

何よりも、全身にルクルムを使うことで、肌そのものの質が2段階良くなったと自分では感じる。触っていて気持ちいい肌に変わってきたのである。

続けたくなる体づくり

「10日間であなたの体をヤセたがる」「下腹プロジェクト」「キレイ顔プロジェクト」に並行して、LilyさんのVoicyを聞き続けた結果、私が手に入れたものは、「愛でる時間の確保」である。

Lilyさんが発信をしているのは、マッサージのメソッドはもちろんだが、そのメンタルの整え方を伝えたいからだと私は感じている。耳から入る言葉は聞き流していても繰り返されると残っていくのだ。

体のどこか一部でも自分に自信がつくと、自分に余白が生まれる。上を目指して頑張ろうとする気持ちももちろんものすごい意欲を生むと思うが、いろんなことに追われている現代、余裕がないことが一番焦りを生む。

自分に余白を持つことは、一体何から生まれるのか?時短やコスパをどんなに追及しても、余裕を持つこととはイコールにならない。物理的な隙間には何かを埋めたくなるのが人間だからだ。

子どもが一つのことに一生懸命になれるのは、自分が無条件に愛されているという自信がある、ということも影響してるのではないか、と子育てをしていて感じることも多い。

根拠のない自信、それは何があっても大丈夫、あなたは愛されてるから大丈夫というベースがあるからこそ生まれてくることも多いと思う。生きていく間に追われることが増えて、それが削がれていく。

そのベースを他人に埋めてもらう必要ももちろんある。だが、リリナージュを続けてみて一番近くにいる自分自身に「愛でてもらう」ことでベースになる力をまた充電できるようになった。

私にとってリリナージュの深層リンパケアメソッドは、自分自身の愛情を自分に注ぎこんで、自信を取り戻し、人生に余白を作る楽しさを教えてくれたものの一つである。

心と体は繋がっているからこそ、まずは結果の出やすい体にアプローチするこのリリナージュというメソッドは、ルクルムクリームも含め、10日間だけでもトライする価値は絶対にある。

この本にある基礎となるマッサージだけなら、おそらく15分あればできるはず。自分を愛でる15分で人生に余白を作れるのであれば、これこそコスパ、タイパがいいと思っている。

人生の余白で何を楽しめるのか、今はまず余白を増やすことが楽しい日々である。



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