【旅レポ】アクセス良好な京都の奥座敷~おもてなしの宿 渓山閣~

年末年始に小2の上の子がインフルエンザになり、家族でどこへも行けず引きこもっていたこともあり、何か楽しい思い出を作れたらとの思いで、次の連休を利用し、京都の亀岡市にある湯の花温泉 『渓山閣』へ行ってきました。

湯の花温泉に佇む渓山閣

湯の花温泉は亀岡市の中心部から7kmほど離れた山間にある温泉。
といっても、数件の温泉宿がある程度で、温泉街のような観光施設や商業施設もなく、本当に「ひっそりと佇む」というような温泉宿でした。


渓山閣の魅力を挙げると以下の3つになると思います。

①周辺観光へのアクセスの良さ
②ひたすらゆっくり、のんびりできる
③「おもてなしの宿」が謳う心遣い


①周辺観光へのアクセスの良さ

湯の花温泉のある亀岡市は、京都市や大阪府と隣接する自然豊かなベッドタウン。
亀岡の観光としては、有名な保津川下りや嵯峨野トロッコ列車などがあります。
旅館には子連れで行きやすい周辺の公園の案内もふんだんにされていました。
かめまるランドKIRI no KOなど)

今回私たちは翌日京都市内の東映太秦映画村に行ったのですが、京都市内までも車で30分ほどでいけましたし、電車でも1時間はかからないです。
(もちろん旅館の送迎バスもあります)

京都観光となると、市内だとどうしてもホテル泊になりますし、日本海側の温泉は少し遠い。
湯の花温泉は市内を観光するにもアクセスがよく、その上都会の喧騒を離れてゆっくり温泉に浸かりたいという願いも叶えてくれるとても良いところだと感じました。


子どもたちも大はしゃぎ。小さな子向けの宿泊プランもありましたよ。


②ひたすらゆっくりのんびりできる

前述のとおり、湯の花温泉はメジャーな温泉観光地とは違い、温泉街があるわけでもなく、旅館の外を食べ歩き・・というような雰囲気の場所ではありません。
『京都の奥座敷』という言葉がぴったり。
その分ひたすら、宿でのんびり過ごすことができます。


ロビーもゆったり。窓からは日本庭園も臨めます。(どこへでもポポちゃんと一緒の娘)


お風呂の写真はHPから拝借しています。露天風呂。


内湯。

内湯にも露天風呂にもどちらにもジャグジースペースがありました。
外の景色はそんなに見えないのですが、こちらも落ち着いた日本庭園を眺めながらのんびりできます。
今回は泊まっていませんが、お部屋に露天風呂がある部屋もあるので、さらにゆっくりのんびりできるかも。
3回入りましたがつるつるになります。


お部屋はこんな感じ。こちらは10帖の和室です。
鏡台はとても使いやすかった


使ってないけど部屋のお風呂
トイレ
アメニティは必要なものをフロントで選んで持っていくスタイル

山間の空気に浸りながら、お部屋や温泉でゆっくりするのにぴったりなのではないでしょうか。

③「おもてなしの宿」が謳う心遣い

「おもてなしの宿」を謳っておられる渓山閣。
滞在中は従業員の方もよくお声掛けをしてくださいました。

夕食時は女将さんも各座席を回り、子どもたちには「ご飯おかわりしていいからね」と声掛け。
従業員の方も笑顔で応じてくださり、上の息子は3杯おかわりしてました。笑
女将さんはチェックアウト時も寒い中外に立ち、車が見えなくなるまで見送ってくださっていました。


そんな夕食はこんな感じ。お刺身や食前酒
丹波牛
海鮮蒸しも。


朝食はバイキング形式。
この日はまだ年始のためお正月メニューが中心。

真ん中のお重だけ最初に受け取り、あとは自分で選ぶスタイル


おせち料理
サラダ類
子ども大好き揚げ物たち
ご飯のほかに、この日は七草粥も

洋食は少ないですが、十分満腹です。
朝食時間帯は食事会場を出たところでコーヒーのサービスもありました。
お部屋かロビーで飲まなければならず、朝食会場でも飲めたらなぁ・・・とは思いましたがお部屋でゆっくりいただきました。


渓山閣は、とびきり派手で目立ったサービスがあるわけではありませんが、京阪神から1~2時間程度で行けること、またこちらを拠点に京都を観光するにもアクセスが良好なことなどから、気軽に喧騒を離れてのんびりできるお宿だと思います。
リフレッシュしたい時に思い立っていけるのも魅力ではないでしょうか。

都会に近く、でも都会とは違った非日常を味わいながら、丁寧なおもてなしを受け、ゆったりと過ごすのにうってつけだと思います。

ぜひ足を運んでいただけたらと思います。

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