これからの「令和キャリア」に必要だと思うこと
こんにちは!自己探求キャリアコーチの森谷健一です。
今回は「令和キャリア」について、綴っていきたいと思います。
私自身、平成末期から令和時代にかけて、国家公務員や大手民間企業を勤務してきました。
一見外側から見ると良いキャリアを送っているように思えますが、自分の内側としては、常にモヤモヤを感じておりました。
そんな自身の経験を振り返りつつ、「令和キャリア」について、考えていきたいと思います。
令和キャリア=自分の内側の言語化
結論から言うと「令和キャリア=自分の内側の言語化」であると思っています。
自分はどう生きたいのか?
自分はどれくらいの水準で生活したいか?
自分の強みや才能は何か?どう生かしたいか?
など自分を言語化することで、令和時代における人それぞれの幸せなキャリアが作られていくのではないかと考えます。
現代はオンラインが普及して、いろんな情報に触れることができる便利な時代になりました。しかし一方で、情報過多になりすぎて、自分を見失いやすくなっている時代であるとも感じます。
このオンライン社会でのデメリット部分が強くなりすぎると「他者比較」や「外的要因でのキャリア選択」など、自分の内側にある理想とはかけ離れたキャリアを送ってしまう恐れがあります。
そして、モヤモヤを抱え続けて、気付けば年を重ねてしまい、「あの時~すればよかった」とやらない後悔をしてしまうかもしれません。
考え方は人それぞれであると思いますが、私自身はそのようになってしまうのは、一度の人生において非常にもったいないことであると感じてしまいます。
私のキャリア経験から感じること
冒頭でも述べましたが、私は新卒で国家公務員として従事し、その後は大手民間企業への転職を経験しました。
しかし、現在はどちらの仕事も退職しております。当時の私のキャリア選択の軸としては、
福利厚生が良いか?
雇用が安定した仕事か?
社会的ステータスはどうか?
というように、自分の内側ではなく、外的要因にまみれたキャリア選択をしていたと今では思います。
その当時は、「自分がどう生きたいか?」、「自分はどれくらいの水準の暮らしがしたいか?」、「自分の強みや才能は何か?」なんてことは、ほとんど考えたことがありませんでした。
しかし、今までのキャリアを経験してきて思うことは、自分の内側にあるものを言語化して軸をしっかり持つことが、尊い一度の人生でな得できるキャリアに繋がるのだと強く思います。
実際に言語化しておきたいこと
いろんな観点で自分を言語化しておくことで、ブレない軸ができて、自分なりの理想的なキャリアが描きやすくなります。そして、最低でも以下の3点に関しては、深く言語化することが重要だと感じます。
自分の価値観(自分が人生の何に価値を置いているか=名詞)
自分の強みや才能(得意な動作、行動=動詞)
自分の興味のある分野(好きかどうかで考える=名詞)
簡単に私の例で出すと
・自分の価値観⇒健康、安心感、余裕、正直、希望
・自分の強み才能⇒一対一で安心感を持ってもらって対話すること
・興味のある分野⇒キャリア
このように言語化しておくと自分のコンパスができて、自分の内側からのキャリア選択の基準ができます。あとはそれに基づいて行動を起こすだけです。
理想の令和キャリアを築いていくために
ここまで自分の言語化の重要性を綴ってきましたが、この自分を言語化することは、自分だけでやると限界が来ることがあります。なので、お友達やパートナー、親御さんなどと対話を通して、言語化することがオススメです。場合によっては、私のようなキャリアコーチによるサポートも有効な手段になります。
この令和時代は、情報が簡単に受け取れる世の中です。見方を変えると自分のコンパスを定めて、その理想を実現する手段の情報は簡単に手に入ります。
このような時代は今までには無かったことで、恵まれた時代だと感じます。なので、自分の土台になる自分の内側を言語化することによって、理想のキャリアを実現できるチャンスはたくさんあります。
もし今のキャリアにネガティブを抱えている人がいましたら、一度自分の内側と向き合って言語化してみてください。
そして、自分の内側を言語化したコンパスに基づいて、行動することで今よりも一歩ずつ現状は変わっていきます。
一度の人生。自分なりの幸せなキャリアを築いていきましょう!
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