買い物や気分転換の為、近くのショッピングモールによく行きます。

けど、人混みが苦手なので空いた時間とか考えて行ったりするのですが、週末なんかどうしよう、自然囲まれたこの場所で散歩しようと、このドカ雪の中部屋で考え込んで煮詰まったり。

それで、結局モール内をウォーキングして疲れちゃった、とカフェ店で一休み。
けれども、最近良く思うのは、落ち着いて座れる席、コーナーは限られてて、そしてそこは大抵誰か既に座ってる。馴染みのような佇まいで。

前置詞に否定が多いな~(笑)

そこで、何かにすがるようにイヤホンをかけウォークマンのボタンを押す。
ストリーミング機能は付いてない、普段から何度も聴いてる曲を入れて。箱物。
人混みが凄いときは掛けっぱなしでモール内を歩く時もあります。そして少し人気が少ないエリアへ一時避難してふ~っと一息。耳も疲れてくるから一度イヤホンを外して。

そのとき四半世紀以上前に、ラジオで聴いて良いなと思った歌が、店内のスピーカーから流れてきた。
洋楽、シンプルなギターコードの繰り返しで、カントリー調の歌いかたの切ない感じ。

天井から、スピーカー近くの良く聴こえる場所の前で、数分立ち止まってました。寝具売り場。掛け布団が目の前に並んで。

もし、ここで店員さんなんか通って
"  いらっしゃいませ😊お布団買い換えですか？ "とか尋ねられたら

" この歌良いですよね！何て歌か知りません？ "
なんて返答していたかも。
多分店員さんに(この人は何を言ってるんだろう…？)と思われるんだろうな~、と懐かしい数分間を楽しんでいました。

この、イヤホンを外したら聞こえてきた、そんな体験を以前にもあったような気がする。それも心地よい。

最近買い換えたこの箱物の中は、ほぼ間違いなく安心をもたらしてくれる。他方、偶然イヤホンを外した、そのとき聴こえてきた声に喜びを感じる出来事もあった。そして、そういう出来事は付けてる間に、もしかしたら沢山起こってるのかもしれない。

シンプルなギターコードの繰り返しで、カントリー調の歌いかたの切ない曲。この歌何て言うか知りません？