destiny 生と死の狭間

 甥っ子が昨夜、旅立ちました。
 彼にとっての10年がどのように考え生き抜いてきたか知る余地もありません。あまりにも突然の旅立ちでした。
 年に10回前後しか会う事はなかったのですが、子供の成長は早い物で会う度に変化していく彼を見ると、思わず大丈夫かなと思うくらいはっちゃけていました。
 無くなる前日にたまたま、休みが重なったので家族で食事をしたのが最後でした。他人事で幼い子が事故や病気で亡くなる事は新聞などの報道で耳にする事は多くありましたが、近親者でまさか起こるとは予想してませんでした。彼の両親、兄弟の気持ちを想うとかける言葉が見つかりません。
 日々、普通に生活する事のありがたみが大切なんだとかありふれた言葉で全てを片付ける事ができません。
 生きるとはいったいどういう事なのか、どうして生を受けて歩んでいくのか、答えが見つかりません。
 時が解決してくれると思うかもしれませんが、それは解決という答えではないのでないか、自問自答の日々が続きます。
 合掌

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