Amazon 格安スマホ

Amazon「格安スマホ」参入検討 会員獲得狙い、米報道:日本経済新聞


Amazonがどんどん顧客の囲い込みを強めていっていますね。

囲い込みには、どのようなメリットがあるのでしょうか。

Amazonのプライム会員に入会すると、かなり多くのメリットが得られます。送料無料、日時指定便無料、Amazonプライムビデオが無料で見られるなどですね。
これらを通じて日常からAmazonのサービスに触れてもらうことで、自社の固定客になってもらおう、という意図があります。
パレートの法則で、80%の売上は、上位20%の顧客が生み出しているというものがあります。(あくまでも原則なので、もちろん厳密にどこの企業にも当てはまるということではありません)
固定客を増やすことができれば、それだけ継続してAmazonで買い物をする頻度が増えますし、Amazonで商品を探す頻度が上がれば、それだけ高単価の商品を購入してもらう可能性も上がります。顧客ロイヤルティ(Loyalty:忠誠心)を高めるという意味で、マーケティングの一貫になりますね。

今回の格安スマホ事業に参入するというニュースにより、Amazonの囲い込み力がさらに向上することが期待されます。
Amazonは日本では自社の通信網を持っていないので、MVNOの形を取ることになるかと思います。サービス内容にもよるかもしれませんが、プライム会員にとってかなりオトクな内容となるのであれば、私もAmazonモバイル(?)に乗り換えることになるかもしれません。今後の発表に注目していきたいです。

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