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ベンゾジアゼピン系精神薬を止める方法とこれからの日本の精神科医療

依存性が高いと言われるベンゾジアゼピン系の精神薬。その薬を止めた私の体験談と、これからの日本の精神科医療についての私論です。

Shortnoteサービスが終わるという連絡が来て、てっきりnoteが終了するのだと思ってましたがそういう訳では無いんですね。終了すると思ってブログ放置してましたw

それはさて置き~今回はベンゾジアゼピン系(言いにくいな~)(以下ベンゾ系と表記します)の精神薬を止めた方法を書きます。長い事(8年くらい?)ベンゾ系の睡眠薬を飲んでいた私。眠れますけど昼間はだるさが残ったりしてしまい、寝起きも良くはありませんでした。

止めようと思った時期は何故か手術後1年経ったくらいの時なんですよね。その時にはもう心の安定法(自己分析)をなんとなく掴めていた時期だったので、止めれるかも、と思ったのです。というか止めたい!止めよう。という思いが強かったのです。
止めて3日目くらいまでは眠れなくなったりしてきつかったのですが、昼間作業所で体を動かして疲れさせて夜寝るという当たり前の体の使い方をしていたら、きつかったけれど割とあっさり止める事に成功しました。1週間くらいは何か不穏な感じもあって怖かったのですが(またパニック起こして救急車かな・・・と脳裏をよぎったり)大きな離脱症状も無く止めれました。
1~2年くらい前から睡眠薬の錠剤を半分にして割って飲んでた事も良かったのかもしれません。
睡眠薬を抜いた時は他に2錠くらいしか飲んでなかったのですが、以前は他7錠くらい飲んでいました。それは勝手に薬飲まなくなって精神状態が大変な事になったりしたのですが(上記のパニック起こして救急車行き)そこから3錠程になり、その中の重めの精神薬も体の怠さがハンパなかった為勝手に抜き(その時の主治医は「体が怠くて起きれない」と訴えても「気のせいだよ」と無茶苦茶な主観を押し付けて飲ませようとしていた。多分もう暴れられるのが嫌だから強引に飲ませようとしていたのだと思う・・・恐ろしいわ)その後軽い薬2錠となり、現在は漢方薬しか飲んでおりません!やったー!
薬はね、一時的に現れる症状だけに対処しているものだから意味ないし、思考出来なくなったりするし弊害が大きいの。どうしてもヤバイ!という時は使っていいものだと思うけど、それ以外の日常生活に使う代物ではないよ。認知症も進むと思うし、色々健康に弊害が出るものだと思う。日常的に使用して肌で感じますもん、健康に良くないなって・・・怠いんだもん身体。
と、いう訳で晴れて自己分析によって漢方以外の精神薬を飲まなくなった柿。
精神科は本当に患者を人と思わない所だな、というのが柿の感想でございます。人の気持ちは聞かないで身体拘束はするし、精神薬で廃人化してそれを治療と言うし・・・滅茶苦茶ね。外からの意見で、「でも身体拘束は暴れる患者には必要でしょ。」と言われるかもしれませんが、医者からちゃんとした治療もなされてないのに治っていくわけがないだろ、悪化していくだけなんですよ、だから暴れたりという行動にもなってきてしまったりするんですよ、と思います。(だって私最初の頃は暴れるような患者じゃなかったもの。段々抑圧していった心が耐えきれなくなって爆発した経緯だもの)(他の病気については差異あれど、医者の患者の心、気持ちに共感する心があれば、継続的な暴れ方はしないと思うんだけど)診察の内容、治療の内容までちゃんと知らない人間だけが言える言葉じゃないですかね。あとは盲目的に精神科を信じている人とかが言う事だと思ってます。
全てが全て薬を廃止しろ、とか身体拘束止めろ、とか言ってる訳じゃないんですよ。ただ偏り過ぎているので是正しないといけないと言っている訳で。あまりにも患者の気持ちを無視して、一方的な主観を押し付ける医者が多いと感じます。そこから直さないと。改革しないと。精神科医の方がおかしい人って事が多いんですよね。
これから先、もっと精神病の患者って増えると思うんですよね。近年精神科が割とポピュラーなものになって受信する人も増えた分、こういう問題も顕在化すると思うんですよね。今まで陽の当たる事のなかった問題も暴かれるようになると思うんです。薬一辺倒の精神科医療は廃れていくとも思うんですよね。治療には何が必要か本当はもう精神科の方も知っていて、それはカウンセリングを併用したものであったり、弁証法的な分析だったりが必要で、薬だけでは悪化していくだけだと認識していると思うんです。(分かっていない医者もたくさんいるとは思いますが)しかし、精神科の組織体制が整っておらず、どうしても時間の関係だったりで3分診療になってしまっていると。コロナという問題も先の医療の金銭的な問題に拍車をかけてそんな余裕のある診療体制にはなれないのかもしれませんが、でも近年色々な事柄が変わっていってるじゃないですか。時代の流れというか、ネット社会になって様々な事が顕在化するようになって、閉鎖的な環境もオープンに情報が飛び交って外部の人に伝わるようになったので、この精神科の分野も色々な人が発信したり、直接利用する人が増える事でどんどんオープンになっていくと思うんですよね。それに伴って色々な問題が明らかになると。その時に国がどう動くかですが、どうなんでしょうね。重い腰を上げてくれる時が来るんでしょうかね。

とにかく薬を止める時は離脱症状の事を考えて始めましょう。そして主治医に相談(勝手に薬止めた私が言う事じゃないんですが、それは報告した方がいいですので・・・)そうして自分のペースで止めていきましょう。
色々不穏になったらまず体を動かして、自分の気持ちをノートかなんかに書いたりして浄化する!スッキリする!
というのが私のやり方です。
統合失調症、躁鬱という病気を患っている方でも全ての薬を断つことは難しいと思いますが、自己分析とか色々な知識を取り入れてそれを創造の世界で芸術として昇華するやり方でずいぶん良くなったという例がユングの神秘学的療法の中に記されていました。自己の無意識領域に触れて、今まで辛く、なんだか分からない不安の正体がわかったりしますから。もしかしたらそのような病気もその方法をとりながら減薬できるかもしれません。

人間の可能性というのは果てしないものだと感じています。

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