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アールブリュット

HE NAME IS BINJOU SATSUMA.

新刊の本文中に登場する薩摩敏上(さつまびんじょう)は
犯罪者(限定的には死刑囚)で、基本的に本名をアナグラムして
一部を音読み変換していますので
仕様的にはWロックが掛かった状態です。
(アナグラム:文字列の入れ替え「えあおうい」のような技法)。
(さつまとしうえ を さつまびんじょう に 変換!)
ちょっちゅどころじゃねーよでも触れましたが
出版物に固有名詞を登場させるのは止めにします。
ギリギリ頭文字トークでイニシャルも使えなかったら
K田N子さんの芥川賞受賞作方式でいくしか。
(テーブルのことを「四つの脚を持つ家具」みたいに言い換え)。

内容が小細工を超えたら占めたもの!
僕は或るアニメ映画を「転校しろ! 楽汰」と言い換えましたが
皆まで言わなくてもあの大手アニメーション会社の
作品だと判りますよね?

番外編で「言う」「行く」も最近、注視してて
仕事に行くは「行く」だと思いますが
稼ぎにいくは「いく」で合っているでしょうか?
稼ぎ現場に行くという意味なら「行く」でしょうが
稼働行為を成立させにいくなら……
ああ、稼働が行為なら「行く」でいいのか。
自己的な誘導尋問では無くて
こうやって一つ一つ手探りで
正しい使い分けを覚えていっています。
本当に「言う」「行く」の使用頻度は高いです。
初めての出版社では頻出単語チェック表なるものを渡されて
セルフチェックを促されました。
そういうものだと思ってしまいましたが
今の出版社さんはオートマチックに全変換して下さいます。
それも自費出版費用に算出すべきですよね。
割高になっても、プロと共に精度の高い原稿作りを。

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