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【日記16】退院後、初めての外来。

こんにちは、丸芽です。

2023年3月下旬に顎変形症の手術を終え、退院したあとすぐの外来記録です。



矯正歯科

術後は口腔外科メインでお世話になっていたので、矯正歯科は久しぶりでした。

ずっと顎が固定されていたことで、まず口が開きません。頑張って指2本くらい。
黄色い治りかけのアザこそ消えたものの、病的に腫れているというか、顔面は違和感の塊です。

術後矯正がスタートし歯並びを最終調整していくのですが、ワイヤーの締めつけ、これがまた痛かった。
術後に鎮痛剤が切れてしまった時の痛みと引けを取らないくらい。

これに耐えている人はすごいです本当に。

ゴム掛けは9本から左右2本ずつの4本に減りました。喋りやすくなってずいぶん楽です。


歯科麻酔科

私は今回の手術で、口まわりと歯茎の一部に麻痺が残りました。もともと起こる可能性があるものとして説明されていたものです。

歯を磨いた時に歯ブラシの感触が分からなかったり、喋りにくかったり、触るとびりびりしたり。

同意書の中で説明してもらった時はあまりイメージが湧かなかったのですが、いざ自分がそうなってみると「ああこういうことか」と疑問が解けたようにも感じます。

治療のために、入院中から「メチコバール」というビタミンB12の錠剤を飲んでいました。


退院後、その治療は歯科麻酔科で行うことに。
方法として提案されたのはこの3つです。

薬物療法
星状神経節ブロック
スーパーライザー

「星、ブロック、スーパー」の単語。

…マリオみたいだ。
めっちゃかっこいいな。

最後に3DSで遊んだのは何年前だろう。
懐かしい。

今後の治療方法を真剣に考えつつ、小学生時代の楽しみを振り返りながら、思い出深い通院になりました。

まずはスーパーライザーから始めてみよう。

この時から、矯正歯科、口腔外科に加えて、麻酔科への通院もすることになりました。




歯科系の外来が1箇所でまとまっている病院なので、先生の次によく見かけるのは歯科衛生士さんです。
でもたまーに、看護師さんと看護補助の方々も通路ですれ違うことがありました。

入院中は本当にお世話になっていて、でもすれ違う人は私と全く面識のない人だけれど、入院生活を経験したからこそ感謝の気持ちが溢れるというか。


一年後のプレート除去手術も同じように全身麻酔で、きっと同じように入院生活を送ると思います。
予定された一年後にちゃんと手術を受けられるというのは、待ち遠しくてとても嬉しいことです。

その日を迎えるまで、骨折やケガや後戻りなどのアクシデントなく過ごしたい。そしてもう一度あの病棟で、術後の自分と向き合いたい。


退院後初めての通院日は、
私にとって決意の日でもありました。



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