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なぜ統失?第2部「閉鎖病棟入院編」⑨じっとしてられない!

前回の続き

入院二日目の朝、
復活した幻聴とは別に、
新たな症状が僕を苦しめ始めました。

まず、呂律が回らない。
話す言葉が全てゆっくりになってしまいます。

障がい者みたいな喋り方になってしまいました!

まぁ障害者になったんですけど…

それと体がムズムズ、ソワソワ、痺れるような感じ。

いっときもじっとしてられません!


この日から僕は、

病棟の廊下を朝から深夜まで歩き続けることになります。

この症状、最近調べて知ったのですが、

アカシジアと言うらしいです。

これ、すごく辛いです。

この日から、薬が減るまでずっと、
この症状に苦しめられました。

これらの薬の副作用、

薬のせいだと知らずに、

統合失調症の症状だと思い込んでたんです!


あまりにも辛いので看護師さんに
落ち着かない、
じっとできないと訴えると、

デパスが一錠処方されました。

デパスは全く効きませんでした。

看護師さんに、

薬が効かないからもっと薬を出してほしいと何度も訴えました。

今考えると馬鹿なことを言ってました。

患者さんと楽しくおしゃべり出来たのは初日だけで、

会話をすることも苦痛を感じるようになりました。

ここの病棟、
僕以外にも、廊下をずっと歩き続けてる人が結構いました。

みんな副作用に苦しんでました。

加えて幻聴の症状です。

本当に辛かったです。


次回へ続く










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