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なぜ統失?第2部「閉鎖病棟入院編」①初めての入院⭐️ベッドに拘束

なぜ僕が統合失調症を発症したのか?その原因 
第2部 「閉鎖病棟入院編」

↓の続きの話です

第二部


僕は、深夜の閉鎖病棟に、
重々しいエレベーターの扉を潜り到着しました。

中では、看護師が数名待ち構えており、
キャスター付きのベットに寝かされ、
皮のベルトの様なものを取り出し、

「縛るけどいい?」

と、僕に尋ねました。

僕は、もしかしたら非言語催眠で操られ、
自殺してしまうんじゃないかという妄想が出てたので、

「うん」

と、半狂乱状態で答えました。

両手両足、腰を皮のベルトの様なもので、
ベッドに固定させられました。

それから、

「注射するよ?」

と、何か鎮静剤の様なものを注射されました。

悪魔の声の幻聴は、
ずっと呪いの言葉を吐き続けていました。

暫くして、僕の意識は無くなり、
眠りに落ちた様です。

僕は全く覚えてないのですが、
後から聞いた婦長さんの話によると、

「こんなんだったらもう死んだほうがましだぁ〜〜!」

って、僕が叫んでたそうです。

あんな症状、初めてみたけぇ。」

と言われ、
何かあったのか色々心配してくれたのですが、
この婦長さんには何も話せませんでした。


そして僕は、ベッドに縛られたまま、
意識を失い、そのまま朝を迎えることになりました。


続く








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