Yoshiyuki Nakanishi

Liquid Peopleという名義で音楽作ってます。noteでは今まで書いてきた詞を…

Yoshiyuki Nakanishi

Liquid Peopleという名義で音楽作ってます。noteでは今まで書いてきた詞を投稿しています。 Soundcloud:https://soundcloud.com/dhk7k1ftnzwz

最近の記事

You're A Slayer

バーフコロニアルの雨 メタンは酷く濡れている 歩く人々の足の音 しんどい心の病に染み渡る あなたは殺人者 そして求愛者 死んで消えることを何も思ってない 無規律な世の中で マーブルポピーを探している なんと可哀想なことなのか 放っておいてやれよ あなたは殺人者 そして夢想家 死んで消えることに神秘を感じている 膨張した疑心感はこれ以上消えない 全てのエネルギーの輪廻に Yesと言える強さはないが 強情に消えることはできる 押し切られた品性のないポストインテ

    • Black Fume Belched From Nothing

      何もないところから黒い煙がたつ 白い目、白い体、健全な心 煙を見れば踊りだす 同じむじなに塩を振って さも彼らは十字軍だ 本当の恐怖は 奇妙な存在に対するものじゃない 何もないところから黒い煙がたつ 恐ろしいことだ 落ちぶれたバーの客は 目を覆い座っている 失ったものは元から無いのに 君はもうすでに狂った人馬だ それはロキシーパニック 温泉から何も生まれなかったのか 聞け、瞬間的なエネルギー放出を アンカラの鶏が泣き崩れている おいおいと泣いている さすがに気味が悪いの

      • 新しいトラックを投稿しました。もしよかったら聴いてみて下さい。 Listen to Kowalska by Liquid People on #SoundCloud https://soundcloud.com/dhk7k1ftnzwz/kowalska

        • Don't Leave Me

          置いていかないで 苦しまないで そんなに自分を泣かせないで 悲しみはあなたを美しくさせるけど 僕は見ていられないんだ 汚れて見えない志を武器に 一心不乱に振り回している 寺の門の下は小さな影法師で一杯だった 青い夕日は鋭く光る 置いていかないで 苦しまないで そんなに自分を泣かせないで 悲しみはあなたを美しくさせるけど 僕は見ていられないんだ

          Schizophrenia

          動けない 不気味以外の何者でもない エイが暴いた 勝手な勘違い 馬鹿げた病気 眼球がはねのける クリックしたい 虫は生肉に身を投げる 橋の下の通り 今すぐ3秒数えて 僕は蜂に乗ってた 悪名高き犯罪者の死 強欲を配信 僕が知ってるばかりに 僕が知ってるばかりに 狼の群れの中で 不安定な愛がドアを開けた 静けさはフロウを歌い 君は溶け込んでいく 恥ずべきことだが、甘美な気分だ 現実は醜い 雲を晴らして 怒りを止めて 白いバグで何も見えない けど、僕で世界が終わる 白いバ

          Evacuated

          町から人が消えた 点滅の残像も空へと 昇華されるのみ 高音が響く この部屋が 自然とあごを持ち上げる 真空のままの 真空のままの町が 確かにあることが 僕に暖かみを与えている 脳ミソの鼓動が全身に伝わり コオロギの声が反芻している 月を見つめた古人はこれを どう歌うのだろう 僕は想いを寄せることはない ただただ1つの存在として 数ある反芻と一体となる

          Midnight Circus

          時間は意味を為さなくなった 僕がこうして眠り続けているからだ 非常にセンシティブな問題だ 記憶も機能しなくなった 僕がこうして眠り続けているからだ 一瞬で夜が来る 真夜中のサーカスだ ほら硬いもの同士が打ち合う音が 夜の街道に響いてきた 蹄か骨か、それまた他の何かか やがて思考も使い物にならなくなる ふわりとした感覚だけが 僕を不安にさせるのだ

          A Certain Town's Evening In Spain

          リベルタンゴのレコードに針を落とした 裏打ちされるアコーディオンとレモン 既に止んだ雨も心許なく感じられる 空気が破られる音がした とうとう彼女が来たのか あの子が部屋に入ってきたのか あぁ恐ろしい ビロードの煌めき 呼吸の有無 反復される故郷の揺らめき

          A Certain Town's Evening In Spain

          Only You Leave

          Whether you're correct or not, you will encount some storms Strict initiation is not useful Unclear preconception and wasted farce should be gone away In the forrest, you said correctly. The frozen air flowed and touched my skin Where

          It's You

          あなたはあなたなのだ アメリという少女でも 老婆でも キャリアウーマンでもない 今そこに中に浮いているのが あなただ 何の後ろ楯もない 仁王立ちのエネルギー体が 自動車の 自動車の群れを 避け続けているだけ それがあなた あなた以外の何者でもない あなたはあなたなのだ ブルースという坊やでも 老人でも サラリーマンでもない

          Valtari

          泥のように重々しい身体、毛皮のジャケット ヴァルタリという名の男は生命線が短かった 身体中の体毛が朝日に照らされ赤くなる 起きたとて吹雪は止まない 今日も決まった朝食を食べながら、歩き回る これから外へ出るのだ、大地を踏みしめて そして彼は一頻り吠えた! それでも吹雪は止まず、吹かれる

          Hail! Android!

          ヘイル! アンドロイド! ヘイル! アンドロイド! 軋んだ関節はガムで直せ ムーヴィング スカルプチャー もういい朝だぞ 楽をするなら今のうちだ 乾いた風に指を絡めて 真紅のマニキュアを太陽にかざそう

          Violets

          死の雨は哀しみの雨 弱者の想像はただ頭をたれるだけ それはいつものことで 僕自身はうねりの中で生きている 君はカビのようだ 世界の外では 争いのための少年だった僕から 君は何を解き放ったの? まさに精神異常者が吸う麻薬だ フルーツアイスに浸かるような 甘美な芸術は宿命なのだ 少女がリンドウの花を見つけた なけなしの奇跡を使って それ以上でもそれ以下でもないんだ 僕たちは皆バイオレッツで ひどい人間で奇跡なんだ それ以上でもそれ以下でもないんだ 夢をみるベッドのようだ あ

          Artichoke

          ひなげしの首飾り 宙に舞う 後ろからは黒服の甘いインティヴィアンナ 心ならそう動くべきだ 心ならね 足がついてることが不思議だ 柑橘の涙が臓器を越えて 跳び跳ねる あからさまな寒気と 明日への希望さえあれば大丈夫 きっと大丈夫と言い続けろ コールタールのうめき声 なけなしの真珠の明かり スモッグたかれる秋の夜 雷鳴轟くビニール世界は 人差し指で動かせる とろけそうだ 甘い気持ちにとろけそう 家屋にたたずむ女はいつも たれた髪をほどいている 濡れた足場に絶望を置いて 子犬

          Glacial Bloom

          あぁ 青い あまりにも青い 僕は何を恐れるのか 深夜の北の土地の放浪者 紫色の氷の煙が立ち込めていた 毒々しい氷のつららが眼下に咲いている 氷河の花たちは確かに美しい もやのかかった群青 発光性の憂鬱 何を恐れる 青二才 全ては無駄な空虚なのに

          Eyes In A Pool

          君が戻ってくる場所 天使のコート アビゲイルは走る 何かに脅迫されるように 愛は平等だ 君が病まない限り 道にいる少年がいる 大人のふりをするのに躍起になってるようだ 杖をつき タバコに火をつけている 時間は航海のための人形だ 君の中に飛び込ませてくれ アビゲイルは愛の言葉を唱えていた 本物のタバコとコーヒーを嗜みながら それは勇敢な詩で 太陽の場所を教えてくれた 時間は航海のための人形だ 君の中に飛び込ませてくれ 僕は愛に包まれている 僕は愛に包まれている