「渋谷系」アーティストの定義について

はじめまして。ダメダナマルと申します。
音楽とか漫画とかを語りたすぎてついにnoteを入れてしまいました。
では早速本題に入ろうと思います。

そもそも「渋谷系」って何?

勿論音楽好きの皆さんは「渋谷系」なんて言葉はさんすうの足し算 引き算並に常識な単語だと思うのですが、念の為書いておくと、

「東京都の渋谷(渋谷区宇田川町界隈)を発信地として1990年代に流行した日本のポピュラー音楽(J-POP)のジャンル、ムーブメント。それに付随する1990年代中期から後期にかけて栄えたファッションスタイルも指すこともある」
らしいです(wikiから引用)

つまり渋谷系ってのは音楽ジャンルでは無くて1つの時代のムーブメントに過ぎなかった訳なんですよね。シティポップみたいな感じ。
でもムーブメントだとアーティストの定義付けってめちゃくちゃ難しいんですよね。
なので今回は個人的、僕的なりにこれは渋谷系、これは渋谷系じゃない。みたいな感じでアーティスト紹介しようと思います。

個人的「渋谷系」アーティスト

・フリッパーズ・ギター
・ピチカート・ファイヴ
・スチャダラパー
・小沢健二
・Cornelius
・カヒミ・カリィ
・Spiral Life
・ラヴ・タンバリンズ
・Buffalo Daughter
・Venus Peter
・Cymbals
・Bridge
・カジヒデキ
・TOKYO No.1 SOUL SET
・かせきさいだぁ
・キリンジ
・ORIGINAL LOVE

辺りが個人的に考える渋谷系アーティストですかね。次に、この渋谷系アーティストの中でも代表的なアーティスト達を紹介します。

代表的渋谷系アーティスト3選

1.フリッパーズ・ギター

日本の音楽シーンを揺るがせたフリッパーズ・ギターの
ラストアルバムにして大名盤の
「ヘッド博士の世界塔」

言わずもがなですよね。渋谷系ムーブメントの創始者と言っても過言ではありません。そして僕が一番好きなユニットです。フリッパーズ「以前」「以後」なんて言われてる超偉大なユニットです
簡単に説明しますと、1987年結成で1991年に解散した小沢健二小山田圭吾のユニットです。
まず小沢健二と小山田圭吾がバンド組んでた時点でもう神なのは分かりますよね。
2ndアルバムまでは他にメンバーが3人ほどいたんですけど、基本的にはフリッパーズと言ったらこの2人です。
1980年代ってホコ天、イカ天でロックが大流行してたんですけど、彼ら二人は「ロックなんてダサいよ。イギリスのオサレ音楽の方がかっけーよ」っつってネオアコ、ギターポップなサウンドで演奏し始めて、それが当時の若者にめっちゃウケてそこから渋谷系が始まった。みたいな感じなんですよね。ほんとざっくりなんですけど。
でも「渋谷系」って言葉が出来たのってフリッパーズが解散してからなんですよね

2.ピチカート・ファイヴ

ピチカートで1番好きなアルバム
「Bellissima!!」

このバンドも渋谷系を代表する1つですよね。
ピチカート・ファイヴは1984年結成、2001年解散のバンドです。
メンバーの入れ替わりが結構あるのでピチカートの主要メンバーを紹介しますと、
小西康陽(Ba.Gt.Key.Vo.)
佐々木麻美子(Vo.)
田島貴男(Vo.Gt)
野宮真貴(Vo.)
辺りですかね。

小西康陽は結成時から解散時までずっと在籍していたメンバーです。そしてフロントマン、リーダー、ピチカートのほとんどの楽曲を作詞作曲編曲した天才です。
彼がピチカートと言っても過言では無いでしょう
彼は自分が目立つタイプじゃなくてボーカルを目立たせに行くタイプですね。

佐々木麻美子はピチカートの初代ボーカリストです。しかし「ライブのできるボーカリストが必要」と言った理由の為3年程で脱退してしまうのですが、ピチカートを作り上げた1人のボーカルとして主要人物です。

田島貴男はピチカートの2代目ボーカリストです
個人的に僕のピチカートで1番好きなアルバムは彼の在籍してた時の田島ボーカルの「Bellissima!」が好きです。
しかし彼はORIGINAL LOVEの活動に専念したいため脱退しました。

野宮真貴はピチカートの3代目ボーカリストで、解散時まで在籍していました。
ピチカートと言ったら彼女のイメージが強いですよね。彼女はファッション面でも大きな影響を与えた印象です。

3.スチャダラパー

スチャダラパーの傑作
「5th wheel 2 the coach」
夏に聴きたい「サマージャム‘95」が収録

他にも紹介したいアーティスト沢山いるんですけど、あげたらキリがないのでこれでラストにします。スチャダラパーは1988年結成で、高木完によるプロデュースにより1990年にメジャーデビューを果たした3人組ヒップホップグループです。
メンバーはBOSE ANI SHINKOです。これを読んで、
あれ?渋谷系ってイギリス志向のオシャレサウンドのユニットやグループの事じゃないの?ヒップホップなんて程遠いジャンルでしょ?」って思った人いると思います。僕もそう思います。
僕的には、小沢健二とコラボして作ったあの名曲「今夜はブギーバック」で日本で主流じゃなかったヒップホップ文化をお茶の間にヒップホップを浸透させた。
という説明だけで渋谷系にふさわしいと思って入れました。他にも「TOKYO No.1 SOUL SET」とか「かせきさいだぁ」とかも入れたしね。



渋谷系アーティストの説明で2000文字を超えてしまいましたが、そろそろ本題の

「渋谷系」アーティストの定義

について触れたいと思います。
色んな記事やXでの投稿、Amazonミュージックの「渋谷系」のポッドキャストを見て
「ん?これ渋谷系じゃなくね?」って疑問思ったアーティストがちょくちょくいたので、そのアーティストと、なんで渋谷系じゃないのか。みたいなのを話していこうと思います

1.ビートルズ

サイケな雰囲気が漂うアルバム
「ラバーソウル」

嘘です。ちゃんとやります。

1.サニーデイ・サービス

1stアルバムの「若者たち」から大進化を遂げた名盤
「東京」

大好きです。サニーデイ・サービス。
でも渋谷系じゃないんじゃない?って思ってます。確かに1st epの「星空のドライヴ」とかは渋谷系サウンドみたいだなって思いますけど、1stアルバムからは全然渋谷系じゃないですよね。
めちゃくちゃはっぴいえんどに影響受けたフォークですよね。実際曽我部さんも「風街ろまん」に影響受けたって仰ってましたし。

日本語ロックを作り出した言わずと知れた大名盤
「風街ろまん」

1stアルバムの「若者たち」はフォーク調だったから1部のファンから「渋谷系だったりフォークロックだったりなんなんだ」って酷評だったらしいですけど僕的には「東京」よりも好きなアルバムですね。
その後の渋谷系要素ゼロの2ndアルバム「東京」でアンチ達を黙らせた凄いバンドなのに渋谷系に分類されているのは少し可哀想。なんならサニーデイはアンチ渋谷系ですし。

2.フィッシュマンズ

唯一無二の声でたった1つの「フィッシュマンズ」
を作り早くに亡くなってしまった天才
佐藤伸治

彼らも渋谷系に分類される事が多々ありますが僕的には少し違うかなーって思ってます。
まずジャンルがイギリスじゃなくてサイケな感じですよね。初期の頃はレゲエだし。
90年代の日本の音楽シーンを大きく変えたバンドとかユニットって渋谷系が多いからフィッシュマンズも世田谷三部作で日本どころか海外にまで影響与えたから分類されるのもわかる気はするけど、、

まとめ

ジャンルじゃなくてムーブメントになるとやっぱり定義付けが難しいですね。
初めてのnoteですし書く力が無いので文脈とかぐっちゃぐちゃそうで怖いので読み返さずに投稿します。
これからも暇な時色々書いていこうと思います。
ダメダナマルですよろしくお願いします。

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