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私と丁寧な暮らしに書いてみるその2

先日、こんな記事を書いたけど割と読んでいただいていてうれしい。
今日はほんの少し追記というか、そんな感じです。

炊飯器がキッチンから撤退した今、前日夜に米を研いで浸水し、さらに水切りして早朝、鍋に入れて水加減をしてガス火にかけるのが最近の私の朝の始まりだ。

こんなことを書いた矢先、夫が急に「明日は炊飯器でご飯を炊こう。俺が米を研ぐ」と言い出した。
土鍋ご飯が好きではないのかと尋ねたら、そうではなく急にやってみたくなったという。
夫は料理が得意ではないが、つまみを作るのが好きなのでレシピサイトを眺めていてそんな記述を見つけたのかもしれない。
何より彼の母親(私の姑)の生まれは米屋である。姑と違って、そこまでコメにこだわりはないけれどたまに米屋の孫らしいことを言い出すのだ。炊飯器で米を炊くというのが米屋らしいのかは別として。
実際、彼が研いだお米で炊いたご飯は美味しいので素直にお願いした。

翌朝、別室に置かれた炊飯器でホカホカのご飯が炊き上がっている。
タイマーが異様に早く設定されていたため、少し固くなっているかもと思いきやお米はふっくらもちもちでおいしかった。美味しいと伝えると夫は喜んでいた。

そして私は思った。
夫は交代勤務をしていて、早出の時は6時前に家を出る。
早出の朝は私も4時半ぐらいに起きて炊飯鍋にお米をセットし、ガスに火をつけて夫が5時前に起きてくるまで朝食の用意(インスタントみそ汁と納豆とかだけど)をしたり、こたつで温まっていたりする。
しかし、炊飯器があれば夫のご飯の時間に合わせてタイマーセットしておけばいい。
夏場は前日に炊飯器に入れて蒸し暑い部屋に置くことに抵抗があるのでできないけども。(そして夏は明るくなるのも早いので早起きがあまり苦にならない)
そうなると、15分ぐらい余分に寝ることができるとずぼらな私は思った。
共働きの身、私もだるくて少し多めに寝たい時はある。
そんな時、炊飯器は私を助けてくれるのだ…。
イキってnoteに丁寧な暮らしを綴ったけど、こんな日もあるのだと書いてしまおう。そうして正当化するのだ。
だって、炊飯器で炊いたご飯も美味しかったのだから。

そんなわけで明日が早出という日、夫にお米を研いでもらうようにした。
(日によってはできない日もある。酔っぱらって寝てる時とか)
やっぱり美味しいので、研ぎ方が違うのかと思って聞いてみたら「おいしくなあれおいしくなあれ」と思いながら研いでいるらしい。

やっぱり彼は米屋の孫なのだった。

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