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インフルエンサーマーケティングの変化

皆さんにとってのインフルエンサーの定義はなんですか?

この質問をすると、今では多少回答に変化もでてきてはいるものの、
「フォロワーが多い人」という回答が多く返ってきます。

ちなみにWikipediaでは以下とされています。

インフルエンサーとは、世間に与える影響力が大きい行動をビジネスとして行う人物のこと。
その様な人物の発信する情報を企業が活用して宣伝することをインフルエンサー・マーケティング(SNSマーケティング)と呼んでいる。

Wikipedia参照


従来は芸能人や有名人が多くのフォロワー数を誇り主要なインフルエンサーというイメージであったため、「芸能人=フォロワー数が多い」となり、
「フォロワー多い人=インフルエンサー」というイメージだったかと思います。


ただし今でも同様のイメージでしょうか?
たしかに今でもフォロワー数が多いというのは一つのステータスであり、指標であるという点に関しては変わりないかもしれませんが、
少し詳しい方であれば、フォロワー数よりもエンゲージメントを重要視しているのではないでしょうか?

以前はフォロワー数が多いと「この人は人気なんだ!!」と思う人も多くおり、注目も集めやすく、フォロワー数自体も獲得しやすいなどもありました。(バンドワゴン)

実際にフォロワー数が多いインフルエンサーをキャンペーンやPRに起用してきた中で失敗したケースも多く散見され、
要因分析していくとインフルエンサーにおいてフォロワー数ではなく、エンゲージメントという指標がかなり重要であるという結論に割とすぐに至ったのかと推測します。(細かい指標は異なるとは認識してます)

現在の潮流としてインフルエンサーのインフルエンス力で重要視されている観点としては、「その人物がどれだけフォロワーから親近感を持たれ、信頼されているか」かと思います。


そのため、どんなインフルエンサーがユーザーから親近感があり、信頼されるのかを要素で抽出して、選定していくみたいなのが定石だと感じています。

ただし、検証していく中で、フォロワー数はさほど多くはないものの、
特定のニッチな市場やコミュニティ内で強い影響力を持っているユーザー」の存在に気づきます。

近しいものとして私が思い浮かべたのが、私が中学生の時の経験談で、

私の同級生で、服装や髪型などがとてもお洒落でみんなのファッションリーダー的な存在の友達がいました。
ある日その友達が「おすすめのアパレルショップ」の話をしたことがあり、
私もそのショップに興味を持ったので、週末に行ってみたところ、
なんとそのショップで2人の友達に会いました。笑

2人のうち1人は私と一緒に「おすすめのアパレルショップ」の話を聞いていた友達だったので、2人で顔を合わせてとても恥ずかしかったことを今でも覚えていますが(笑)、もう1人はその場にいなかったので、そのショップを訪ねてきた理由を聞いてみたところ、「お洒落な友達がこのショップをおすすめしていた、という話を人づてに聞いた」とのことでした。

今思えば、このお洒落な友達は学校の同学年という小さいコミュニティではあれど、間違いなくインフルエンサーだったんだろうなと思います。


フォロワー数の多さが重要ではない、というのは業界的には釈迦に説法的な話ではありますが、かといってエンゲージメントが重要と一括りにしてしまうのも、今では異論を唱える人も多いと思います。

「親近感」や「信頼」

これも時代と共に新たな要素が追加されたり、変化していくものだと思うので、今後の動向に注目していきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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