はじめて、サイン会の特典が含まれているかもというアルバムを購入しました！
サブスクを解禁しているから音楽を楽しむだけならそれで事足りるんだけど、わざわざ手に取って購入したのは、サイン会に行ける切符が手に入るかもしれないから。

アルバムって決して安くないです！１枚3,000円代、DVDもつくと4,000円、FC盤なんて10,000円越えｗｗｗ
それでも、３０秒ほどの推しとの時間のために、同じものを何個も、何個も買うって・・・おたくって健気です。

＊＊＊2022/02/01

フラゲ日。
私は仕事中でした。それまで全く実感がなかったんだけど・・・
ふと、Twitterを開くと、ものすごい勢いで交わされているサイン会の取り引き。
えっ？！
それを目にして急に焦りだす私。
やめてやめて、置いていかないで～

職場のPCからプライベートモードのネット画面を開き（せめてものプライバシー確保）Twitterを読み漁る午後。

どこでだれがなにを買っているのか気になりすぎて仕方ない（法則性が気になる私）

仕事が終わる頃には、何の仕事したの？！てくらい顔もメンタルもげっっっっそり。
意識朦朧のなか、かろうじてまだ動く体だけで仕事の片づけ作業。
周囲へは、なにも触れないでくれ～、というオーラを醸しだし、無の境地でサッと退勤。

意識は宙に舞い、足だけを動かして駅まで歩きます。
眉間に皺を寄せて今にも吐き出しそうな顔をして歩いていたらそれは私です。ツッ・・・と誰かに指一本で押されたら今にもよろけそうなほどの体幹の無さ。
音楽も聴かずに帰ったのなんていつぶり。気づいたらあっという間に家の最寄り駅についててびっくり。４０分間の道のりを１０分くらいで到着した感覚。
よくも無事に最寄りまで帰ってこれたなぁ。

iPhoneをものすごい力で握りしめ家までの道を歩く。

家に到着し、ポストに入っていたアルバムたちと１件の不在票をかかえ家の中へ。
その瞬間、張りつめていた気持ちが途切れ、目から熱いものが・・・
プレッシャーに打ち勝ってよくぞ帰ってきた（当たり前）という気持ちと、会わせてください～という切実な気持ちが交差し涙となって溢れ出してしまいました。

アルバムを手に入れても、いざ目の前にすると怖くて開けられず、とりあえず掃除なんかをしてみる。（いつも絶対やらない。）
ばかくそ丁寧に佐川のお兄さんに不在票の再配達の電話をかけ（意味ないよ）、開封にむけて気持ちを整えます。

こんなにも、自分と周りへ丁寧に向き合ったのはいつぶりでしょう。
SNSにまみれてしまう前のシンプルな生活へ戻った気分です。
Re:ally?発売で、私は根本的に大切なことを学んだのかもしれない。（ポジティブ）

そんなこんな色々考えているうちに不在票の分も届き、ようやく開封。

・・・結果はしれています。
すべて、応募抽選特典応募券、です。

肩の荷がフッとおり、自分でもびっくりするくらいすんなりと受け入れていました。

だよね。という客観的視点の、冷静な自分が降り立っていました。(悟)

しばらくは呆然として、なかなか動けなかったんだけど、家族も帰ってきたタイミングで無事に現実世界へ戻ってこれました。
気持ちがキッパリと切り替わり、すんなりと抽選券への応募も完了。(私にしては早い！)
しょうがない。当たる人は当たるし、当たらない人はどれだけやっても当たらないんだよ。

変に、
悔しい！むかつく！メラメラメラ！と、ならなくてよかった。
もし、大量に購入してたら、もぬけの殻で、サイン会当たるまで購入していたんだろうな〜。もはや義務だよね。
でも、そういう人もいっぱいいるんだろうな。。。

今回思ったことは、
自分のペースで応援するのが一番、という結論に至りました。

なんなら、サイン会の特典なんていらんわ、て気持ちです。
おたくの気持ちとプライドがボロボロで心折れちゃいます。
購買効果があるから結果としてはいいんだろうけど…

もし、今後もサイン会をしていくのなら、一つだけ物申したい。
サイン会の特典は、紙ではなく、「web申込」の方がいいのではないでしょうか。
行ける人だけが申し込み、メンバーも選択制だと良いです💮

そうすることによって、売買は減るし、紙の複製や詐欺もなくなり、ファン同士の交換の手間やトラブルもなくなるんじゃないでしょうか。

7のスタッフー！ぜひご検討くださいませ。