昨日は｢蟻の街のマリア｣と呼ばれた北原さんの命日でした。

戦後ホームレスになった人達が隅田川沿いにバラックを建て、廃品回収で収入を得ようとしていました。そこのお手伝いを始めたのが北原さんです。

最終的に彼女は家を出て蟻の街に住み、そこで亡くなる道を選びます。その日は寒く、雪もちらついたようです。

皆精神的な支えを失い、寒い中でどれだけ悲しい思いをしたことでしょう。

今年の関東は昼間暖かく、途中でエアコンを切った位です。お墓参りの人達もあまり寒い思いをしなくて良かった、そんなことを思っていました。