体温とトレーニングの関係

 お久しぶりです。まっする武田です。忙しいことを言い訳にnoteの更新が滞っていました。毎日記事をアップするブロガーさんには本当に頭が上がりませんね。
 
 今回のテーマはウォームアップの重要性についてです。気温が暖かいと体も軽くいつもよりも軽く運動のパフォーマンスが上がりやすいです。実際温暖な気候のせいかアメリカのカリフォルニア州には多くのボディビルダーが集まっているそうです。11月に入り、夏のように気温が高くジムに行くだけで体温が上がり、ウォームアップ代わりになっていた季節は終わりました。これから、気温が下がり続け以前の夏のようにトレーニングしていてはケガのリスクが上がり、トレーニングの効果も得られなくなってしまいます。今回は体温が体に与える影響やウォームアップが体にもたらす効果について書きました。

・体温と体の関係

 私たちの体温は36〜37度の間で保たれています。なぜこのような温度で保たれているかというと、酵素などのタンパク質を効率よく働かせるためです。私たちの体はタンパク質の働きによりエネルギーを作り、筋肉が収縮し、頭を働かせています。このタンパク質は温度によって働きが左右されます。酵素の活性は温度が10℃上昇すると約2.5倍高くなると言われています。

ところが、ただ体温を上げれば良いかといえばそうではありません。温度が41〜42℃のあたりからタンパク質が変性し始めて細胞も死んでしまいます。しかし37〜38℃前後では細胞が死ぬことはありません。そして細胞の活性度も高い状態に保つことができます。


・ウォームアップが身体能力を向上させる
 
1 筋温上昇

 スポーツを長年されてきた方ならウォームアップの重要性を体感していると思います。実際気温が高く体温が上がりやすい環境で世界陸上やオリンピックが開催されています。また、ある研究によると深部体温が約38.7℃に上昇した時に、体のパフォーマンスが平常温度の約30%上昇したという結果がでています。体温の上昇により血流が増加し、筋肉に取り込まれる栄養素が増加するだけでなく、血液のヘモグロビンと結合していた酸素が外れ、筋肉の中のミオグロビンと代わりに結合することによって酸素利用が増加することに起因すると考えれています。

2 呼吸器官の適応

 効率的に運動するためには呼吸を器官を素早く酸素を体に大量に供給できる状態に作らなければなりません。ウォームアップをしておくことによって安静時と比べて運動に移行した時の酸素供給量が増加したそうです。(当然っちゃ当然ですね。)

3 神経系の適応

 まず神経系について説明します。簡単に言うと神経系は体を瞬時に反応させる役割や筋繊維をどのくらい動員するか指示を出す部分のことです。反応時間の多くは大脳の情報の受け渡しに多くの時間を割いています。体を適切に温めることによって脳の中枢器官の興奮が高まり情報の受け渡しの速度は増加し、神経の繊維も体温上昇により興奮性や伝達速度を上げて筋収縮のスピードが改善されるます。
 
このため適切な体温を維持できる環境が筋トレをする上で適していると言えるでしょう。気温が低い場合、この温度を維持するために余計に筋肉が活動する必要があり、逆に体温が高すぎると、発汗のために余計なエネルギーが必要になります。しかしこれから冬に向かい、気温が低くなる環境になるためそこまで気にする必要はないと思います。ウォームアップを十分にしないとすぐに体温が低下してしまいます。そのため扱う重量が落ちてトレーニング効果を落としてしまいます。適切なウォームアップは体が持ってる力を100%発揮するために必要なファクターです。

最後まで読んでいただきありがとうございます!このnoteが皆さんのトレーニングの一助になってくれれば幸いです。

   


   


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