Facebook広告のアカウント停止は誰でも起きる|どこで、誰が何を見ている?広告審査驚きの実態!

最近、Facebook 広告による集客のノウハウを教える塾や教材が注目を集めるようになりました。
その理由は、それまでのSEOを駆使したサイトやPPCでは難しい、短期間での収益の向上が可能だからです。
Facebook が持っている会員情報を利用したターゲティングの精度向上が、PPCではまねができないレベルに達していることが、短期間で高い収益を上げられる理由です。

このように魅力的に見えるFacebook 広告による集客ですが、リスクも存在します。
Facebook のアカウント停止です。

ここでは、私がFacebook 広告による集客でアフィリエイトを行った際に経験した事をお話します。

以下に記すことは、私がFacebook 広告を運用する中で、アクセス解析ツールでFacebook の動きを見て、私が感じたことを元にしています。
個人的推量ですが「当らずとも遠からじ」と考えています。

あなたがFacebook に作ったアカウントは、常に監視されていて、評価されます。
どのように評価されるかは、ブラックボックスで、外からはわかりません。
ほとんどがコンピュータで評価され、一部が人の目で評価されます。

評価は、bad点の積み重ねで、bad点が一定のレベルになると、即アウト、アカウント停止です。
イエローカードは無く、いきなりレッドカードが出ます。
異議申し立てはできますが、判定はなかなか覆りません。

印象としては、bad点は雪だるま式に積みあがる感じがしています。
good点があれば、bad点と相殺するということはありません。

広告の審査は、広告クリエイティブとランディングページ(LP)に対して行われます。
LPの審査は、機械的な審査と人の目視審査の二通りあります。

広告クリエイティブの最初の審査は機械的な審査で、結果が未承認だったら、承認されるまで変更を繰り返すというやり方をします。
その間に、並行してLPの審査が主に機械的に行われます。
(LPの機械的審査:コンピュータによる自動検査。アメリカのIPアドレスが多い。2000×2000のモニタで25秒間スクロールなしの定点観測。日本語表記のままなので、不適切な画像が無いかチェックしているのかもしれない)

LPの目視審査が行われるのは
・ 広告クリエイティブの審査が行われるとき
・以後、不定期に行われます。(広告が配信されていなくても審査されます)
・異議申し立てが行われた時

目視審査の判定結果は、いつも同じではありません。
1ヵ月運用していた広告アカウントが、突然停止されることがあります。
停止されるまでに、何度か目視審査があって、停止にならなかったLPでも判定が変わります。

「反応の良い広告クリエイティブが見つかり、CVも増えてきたので、いよいよこれから、最適化に入ろう」
といったタイミングでカウント停止になった経験があります。

大半の広告アカウント停止の理由は、広告ポリシー違反です。
異議申し立てをしても結果は、ほとんど変わりません。
ネットでは、チャットで相談すれば何とかなるといった話がありますが、
「色男金と力は無かりけり」です。
親切に話を聞いてくれますが、結局、
「決定権はポリシー担当部署にあるので、私たちにはどうすることもできません」
ということで逃げられます。

審査に通っていたはずなのに、なせ、突然広告アカウントが停止になるのでしょうか?

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