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あなたは刺さる?染みる?響く?

ハート & 硬さ

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2つの単語をお題にしてコラムを紡ぐ企画、2単語コラム
今回は「ハート」と「硬さ」で考えてみる。

感動のメタファー

誰かの発言に感動した!というとき、なんと言うか。

「彼の言葉が、私の心にとっても◯◯た」

実は、この◯◯に入る日本語にはいくつかある。

・しみた
・ささった
・ひびいた 

心に染みるときと、
心に刺さるときと
心に響くときがあるようだ。

どの言葉を好んで使うかは、人によって違う。
改めて、この3つを見てみると、どうも、心の「硬さ」のイメージが違うようだ。

心がタオルのように柔らかいイメージの場合、言葉は「染みる」し
心が発泡スチロールくらいの硬さであれば、言葉は「刺さる」し
心が金属のように硬い場合は、言葉は「響く」ようだ。

僕はこの3つの中では「染みる」をよく使う。
よく染みる。きっと心がティッシュペーパーのようにふやふやなんだろう。心の硬度1だ。
響く人はもっと硬いんのだろう。メタル・ハート。

おまけだが、英語で何かに感動するときは

“I’m Touched” 触れられた
“I’m Moved” 動かされた
“I’m Blown away” 吹き飛ばされた

という表現がある。
人によってどれを好むか違いがあると思うが、
きっと、心の「軽さ」に違いがあるのだろう。

よく吹き飛ばされる人は心が軽めで、
動かされるくらいの人は少しどっしりしていて、
いつも”touched”止まりの人は、微動だにしない重厚な心の持ち主なのかもね。

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