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ボブ・マーリーで考えるメンタルヘルス

ボブ・マーリー & メンタルヘルス

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2つの単語をお題にしてコラムを紡ぐ企画、2単語コラム。
今回は「ボブ・マーリー」と「メンタルヘルス」で考えてみる。

One Good Thing

レゲエの王様、素敵の国のボブマーリーは、音楽のいいところって、音楽に「打ちのめされ」ても痛みがないことだよね、と言った。
(One good thing about music, when it hits you, you feel no pain.)

確かに、その通りだと思う。

一方で、人は言葉によって傷つきがちである。
言葉に打たれると痛みが伴うことがある。
時には、発言者に傷付ける意図がない言葉にすら傷つくことすらある。
我々は常に一歩外に働きに出れば、たくさんの言葉に耐えて生きる必要がある。

職場でメンタルヘルスに不調を来す人がいるというのは今や珍しいことではない。
傷つきやすい世の中である。

しかし、どうだろう。
全ての人間の言葉は元々音楽から始まったという説もあるらしい。
言葉というのは音楽の一種であり、会話というのは、音楽の一種なのかもしれないと
考えれば、ボブ理論を当てはめることができるかもしれない。

多少強い言葉を聴いたとしても、それに傷付く必要はない。言葉は音楽なのだから。

ヘビーメタルな言葉も音楽としては気持ちいい。
グランジロックのようにしゃべる人、ムード歌謡のようにしゃべる人、色々いるけど、多彩で楽しいことである。

バッハのように整然と語っているつもりで、シェーンベルクのように意味が分からないと言われることもあるんですよ僕。
などと一度は気取ってみた後で、結局さいごは、気楽なフォークでしめくくりたい。

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