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NovelJam2018秋・参戦記(前段②)

はい、前段。まだ続きますよ。

最寄りのコンビニで200K支払ったわけなのですが、レジの女の子に「一回払ったら、返金できませんよ」を3回言われました。なので、3回うなずきます。それなりに大きな買い物なので、少しは気が乱れるかな、と思っていましたが、全くそんなことはなく、すげえスッキリしました。自分の器(BOX)が思ったほど小さくないことを実感してうれしかったです。

ジャムだし、参戦までの間にいろいろ準備するのも本末転倒かな、と思っていたのですが、対策として、審査員各位の作品を読んでおくことにしました(器小さい?)。

その中で藤谷治さんの『アンダンテ・モッツアレラ・チーズ』に仲俣さんのあとがきがあって「あー、その伝手での審査員参加なのかー」とか思いつつ、ほかの著書も拝読。

それがヤバかった。

『船に乗れ』をKindleで購入。分冊されているのか3巻ありました。1巻を読み終えたあとにすぐ2、3巻を購入。……自分が音楽を小説で顕したかったことがすべて描かれていました。ひさびさに文章でガツンと殴られた感じです。そしてあまりのおもしろさに恍惚とします。小説ってやっぱいいな、と満足しつつ、この作品と差別化したものを生み出さねばならないという使命感を胸に抱きました。

流れで『世界でいちばん美しい』『小説はきみのためにある』をKindleで購入。『燃えよ、あんず』は紙版のみでしたが、当日サインしてもらうために紙で購入(Kindleでも予約購入)。これは超正解でした。

NovelJam2018秋の審査員に藤谷治さんが入っていなければ、ひょっとすると、一生著書に出会わなかったのかもしれません。この機会を得ただけでも値千金。世の中にかくされた秘密のひとつに出会えました。

さて、ステルスで著者参加が決まっていたので、編集者やデザイナも一方的に吟味していました。『キミに決めた!』の対象は、初回同チーム編集者の波野さん、デザイナS太郎さんでした。あとは編集で「つきぬけさん」が参加表明で熱量高かったので候補でした。波野さんを選んでいた理由は当日審査はもとより、グランプリなる継続販促がある以上、このひとよりも適材はこの世に存在しないから(その分の血は流させられるけれど)。デザイナS太郎さんについては、前回すばらしくこころに残る書影を顕したから。んで、語彙力も文章力もめっちゃ高いので、デザイナ能力以外でも頼れる気がしたから。

組み合わせさておき、彼らは奪い合われる人物なので、指名後にじゃんけん大会が催されることは自明でした。

二週間前くらいから『じゃんけん必勝法』を精読し、その日に備えました(器小さい?)。

続く

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