タイトル_こうして非モテは作られた

【無料】何故あなたは非モテなのか?シンゴリが教える『こうして「非モテ」は作られた』

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前回の「のびシズシンドローム」の話が好評だったので、非モテの根幹に触れるような記事を度々書いていきたいと思っている。

【本題】

社会人になると数学ではなく「算数レベル」の簡単なことでも、意外とわからないまま生きてしまうものだ。

そして、私は非モテの生活を振り返り、非モテという生き物はここらへんの数学に非ず算数レベルの基礎の基礎がわかってない人が多いことに気がついた。

今回は「非モテが何故、非モテになるのか」を徹底的に説明する。これを読むことで、自分が何故非モテかが分かる。そうすれば、おのずと非モテからの脱出方法がわかるはずだ。

第1章:時間は「あったり、なかったりする」のか?

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【1-1】余談、名作「インターステラー」と相対性理論

私のお気に入りのSF映画は「インターステラー」という映画で、ありがちな宇宙旅行ものと一線を画すSF名作がある。やはり、クリストファー・ノーラン監督は偉大であることを感じずにはいられない。

本作はよくできた宇宙科学ものでありながら「愛を力として科学する」という独特なテーマになっており、是非皆さんにも見ていただきたい。

さて、作品中に「重力の影響によって、自分の1時間が全人類の11年になる」という恐ろしい話があるのだが、これは超強力なブラックホール周辺の話であり、同じ地球のうえにいる我々の身の上には到底起こりえない話となっている。

【1-2】みんな24時間、赤ちゃんも、あなたも、暇そうな人にも

前章の余談は単に「相対性理論」によって、重力が時間を決定するという話を言いたかっただけなのだが、同じ重力である地球上にいる我々には、等しく「1人1日24時間」の共通ルールのうえで生きている。

「〇〇しなきゃいけないのはわかっているんだけど、時間がなくてできないんだよね。」という言い方の人がいるのだが、それはそもそも認識がずれている。


時間は「ある・ない」ではなく、「どう使うか」を考えるものである。

時間とはとても不思議な性質を持っており、誰にでも等しく同じ分だけ持っている「お金みたいなもの」だ。
本を1ページ読むのに1分かかる人が、60分を費やせば、60ページ分の知識が手に入る
しかし、60分ぼーっとしている人は、前述の通り60分を費やしたのに何も手に入らない。(少しは脳が休まるのかもしれないが)

時間をお金に近いものだと言ったが、いくつかの要素が異なっている。

①2度と戻ってこない。

仮に二十歳になったとして、20歳1日目の24時間は1度費やされると戻ってこない。

②連続して、定数が費やされている。

お金のように「費やさずに繰り越す」こともできないし、「2倍費やすことで、リターンを2倍にする」ということはできない。

上記の「お金ならできること」ができないのが時間の特徴だ。

もし、この性質をもった「お金」をあなたが手にしたらどうするだろうか。おそらく「とりあえず使う」はずだ。

1分間に1回6,000円手に入るが、使わないと1分後に消えるという性質があるとしたら、ここぞとばかりに、体力のある限り使おうとするはずで、むしろどう体力を回復するかに重きを置くようになるはずだ。

「時間」はこの1分後に消える6,000円の連続と何も変わらない。
そして、誰にとっても6,000円だし、その平等性は変わらない。

よって、最初に言ったことに帰結するのである。

「〇〇しなきゃいけないのはわかっているんだけど、時間がなくてできないんだよね。」という言う人は、正確にいうと「その時間を捻出する自分の自己管理能力がない」ということになる。

まとめ:1人、1日=24時間 
※誰しもが同じ条件である。

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第2章:費やし方には「投資」と「消費」の2種類がある

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前章を踏まえて、「時間」にも「お金」にも使える概念として、「投資」と「消費」の2種類を紹介しよう。


【2-1】算数で大事なのは計算式をちゃんとたてること

問題:
A君のお財布には10,000円入が入っていました。A君は買い物中に高級なツボを買いました。このとき、手元に残っているのは?

この計算をするとき、人は以下の通りに計算するはずだ。

10,000 - 6,000 = 4,000 
答え:4,000円

このような練習問題ばかりをしてきているせいで、人は数字ばっかりに目が行ってしまう。

現実世界でに使える生活の算数はこうなる。

1,0000  = 4,000 + ツボ
答え:4,000円とツボ

このように数字の増減の対価として、何が手元に残ったのか、は実生活では重要なことである。この例の場合、「ツボ」が6,000円以上の価値を持つことで「利益」をもたらすことがある。

【2-2】2つの「マイナス6,000円」

前述の通り、我々は手元に残っているお財布から「6,000円が減った時」それを純粋に「-6,000円」と考えてしまう。
しかし、これは文脈によって異なっている。

<ケースA>
Aさんは6,000円で花火を1つ買い、その花火を楽しんだ。
このときは、「-6,000円」の対価として、花火を楽しむ時間を手に入れている。

6,000円を費やしたことについて、この6,000円は「消費」されたと考えるべきだろう。

<ケースB>
Aさんは6,000円を財布から出し、「英語が話せる講座」を受講し、英語が話せるようになった。
このとき、財布内の総額からは「-6,000円」であるが、継続可能な利益に還元された。

これは6,000円を「投資」したと考えるべきだろう。

上記の通り、「投資」と「消費」は「一時的に費やされた」という点では異なるが、それが「未来に継続されるか、どうか」で意味が全然異なっている。

※別途、6,000円を投資し、未来に6,000円以上に変換する「金→金」の投資もあるが、今回は割愛する。

現実世界の算数では、プラスマイナスの数字移動に伴い、それがどのような形に変化されたのかの方が大事なのである。


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第3章:投資は難しくて、消費が楽な理由

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どうしても投資的な行動は難しく、人は消費的な行動に走ってしまう。

私も受験の時に、勉強(投資)をしなくてはいけないのに、既に読んだことのあるスラムダンクを読んで(消費)しまった、という経験がある。

これは「消費」は基本的に「快楽」を得るために行われるものであり、「快楽」はより本能的な欲求が原因となって生じるものだからだ。

・食べる → 食べたらすぐおなかいっぱいで幸せ!
・睡眠をする → 起きたらすっきりで幸せ!
・休む(何もしない) → 意志力ゼロ!幸せ!
・セックス/オナニーする → 気持ちい!幸せ!


日本を見渡せば、ぽっちゃり体形の人が多い。
「見た目をよくする、健康的になる」という視点で適度な食事と運動を心がければ、みな普通体形になるはずだが、みな「食欲」や「怠惰欲」には勝てない。
ご飯を得た満腹感、テレビを見てダラダラすることによって得られる「即時与えられる報酬(快感)」には勝てないのである。
そして、こういった即時に得られる報酬は努力という心理的な負担がかからない。

ご飯を「努力して食べている」人などいないし、汗水を垂らしながらテレビをダラダラ見ている人などいない。

これに対して、「投資」について考えてみよう。
投資というのは、「消費」に比べて心理的な負担(=努力)が必要なものが多い。

そもそも動物は「未来」を見据えることが「嫌い」だ。

ヒト(ホモ・サピエンス)の原型は230万年前に出来上がっているが、それでも1万年前まで「農業」という、長期的視野を踏まえた効率的な投資をしてこなかった。それはヒトを含めたすべての動物が「未来を見据える」ことが苦手だからだ。
投資は報酬を今受け取るのではなく、不確実な未来に報酬を先延ばしにすることで、即時的報酬以上の報酬を受け取ることだ。

では、「投資的な行為」を見て、先ほどの「消費的な行為」と比べてみよう。

語学を学ぶ → いつ活用できるかわからない
筋トレをする → いつ体形が変わったと認識されるかわからない
仕事の勉強をする → いつ給料に反映されるかわからない
ファッションを見直す → いつ「変わったね」と認識されるかわからない

どれも即時的な報酬につながらないし、そもそも報酬を得られるかわからない。
有名な心理学の実験で「マシュマロ実験」というものがある。

目の前にあるマシュマロを食べなければ、15分後にもう1つあげると言われ誰もいない部屋に取り残されたとき、子どもがマシュマロを食べるか、我慢するかという実験である。(※1970年代のテストだが、2018年の再現実験では再現できず、相関関係として我慢できる子と我慢できない子どもの間には家庭環境という大きなファクターがあることがわかった点に注意)

この結果、マシュマロを我慢できた子どもは1/3でになる。
我慢できた子どもと、そうでない子どもの間には大学進学適性試験(日本でいうセンター試験)で1600万点中210点もの開きがでたという相関関係があった。

この結果から、人間は「投資」をできる人ほど成功をしているということがわかる。
逆に言うと、「投資」ができない人は「消費」ばかりをし、自分の将来に何も残せなくなり、時間が経っても何も未来に残せないのである。

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第4章:こうして非モテは作られ

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上記の説明を踏まえて、【非モテではない男(ここでは仮に「モテ男」)】と【非モテ】の差がどのような場面で開いているのかを例を交えて説明しよう。

【4-1】非モテVSモテ男 3つの比較

★Q1★
今日は久々に予定の入っていない土曜日。どう過ごしますか?

モテ男:
いつも誰かが来てもいいように部屋を片付けから、ジムへ。昼間は高たんぱくな食事をとる。洋服を買いに行き、休みがてらお茶しながら読書。夜は出会いに向けて、ナンパに繰り出し、番号ゲット。

非モテ男:
11時に起きて、twitterを見てたら、14時。腹が減ったので、マクドナルドの新作を食べに行き、サイズはMからLへサイズアップしてテイクアウト。今期アニメの撮りためを見てたら、20時。嗚呼、一日が終わった。掃除は誰も来ないからしない。オナニーして寝る。


★Q2★
友達と飲みに行く予定だったが、急に友達の都合が悪くなってしまった。あなたはどうしますか?

モテ男:
ジムに行き筋トレをする。高たんぱく低脂質の食事をし、肌の手入れをし、次の日の仕事にそなえてちゃんと休む。

非モテ:
CoCo壱に言って、カレーを大盛で注文。カレーを食べながら、twitterで推しアニメの情報を探る。せっかく時間があるからと、今期推しのアニメを1話から見てたら、すっかり夜更かし。でも、オナニーして寝る。

★Q3★
たまたま飲んでた飲み屋で隣に座った女性がおしゃべりで、気が付いたら40分ほど話し込んでいた。彼女は出張の最終日でどことなく寂しそうに見える。あなたはどうしますか?

モテ男:
今まで話して構築した関係が壊れるかもしれないが、相手が望んでいる可能性を加味して、「この後、二人きりになれる場所に行きませんか」と誘う。

非モテ男:
このご時世、まず自分が好かれるはずないし、恥ずかしくて切り出せないので、適当に「明日があるので帰ります」と言って帰る。しかし、寝る前に、「もしかしたらワンチャンあったのかも」と思い、オナニーして寝る。

【4-2】オナニー大好き非モテ人間

結局、非モテという生き物たちは「オナニーして、寝てばかり」なのだ。
それに比べて、モテ男たちは「心理的負担が大きい」ことを積極的に積み重ねていく。


「オナニーして寝る」ってお前が勝手に書いてるだけじゃねーか。


そう言いたい気持ちはわかる。上の「1~3」はどれも私の創作だ。だが、誓ってもいい。非モテほど「オナニー」や「アニメを見る」に準じる「消費」すなわち「即時的報酬」ばかりを追求してしまう
それに対して、モテ男たちは確実に回収できるかもわからない「投資」に、果敢に挑んでいく。

即時的な報酬を消費して得ることは簡単だ。だから、ひとはそちらに流れてしまうし、消費ばかりしている投資ができなくなり、消費をするだけの人間になってしまう。

つまり・・・
_人人人人人人人人人人人_
> 非モテの正体とは、 <
> 戦うことを諦めて、 <
> 自分を慰めることに <
> 一生懸命になった人 <
> 間たちのことだ。 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

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第5章:今日から【脱・非モテ】のマインドセット

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前述までをまとめよう。

①時間は「ある・なし」ではなく、「どう使うかを考えるもの」
②「投資」→将来に残す・継続可能なものだが、不確実な報酬
 「消費」→継続不可で、即時得られる報酬
③非モテ→「消費」のスパイラルにはまり、投資しない・挑戦しない
 モテ男→継続的な「投資」をしている。

もし、あなたがここに記された通りの非モテであれば、今日から「投資」を始めよう。

【5-1】消費の時間を切り詰めよう

前述の通り、非モテは1日の中で「消費」に当てる時間が圧倒的に多い。自分の1日を見直し、「消費」と「投資」の時間をそれぞれ抜き出そう。

その中で「消費」と「投資」のバランスを見てほしい。「消費」は食事以外を除いて、「1時間程度」に納めるようにしよう。子どもに「ゲームは1日1時間まで」を課すのと同じ要領だ。

その代わり空いた時間・浮いたお金を自分の改善のために使おう。

【5-2】自分の脳のハック状態を解除しよう

私は藤沢数希の「AVは現代に蔓延する阿片だ」という説を支持している。

Xvideoやますたべで無料エロ動画を検索すれば、たくさんの綺麗な女の子が股を開いてヨガっている。あなたの脳はその美女っとあなたがセックスしているように錯覚している。
タダで良質なエロ動画が見れる現代では、実際にはセックスしていないにも関わらず、セックスに困っていないような錯覚状態へとハックされた状態になっている。

オナニーをしたあと賢者モードになるが、本来賢者モードは実際に女を抱いた男にのみ許されるモードだ。本来、セックスできない非モテはもっとアグレッシブさを維持しなくてはいけない。

今日からオナニーを禁止し、脳のハック状態を解除するべきだ。

そうやって自分の「セックスしたい欲」を維持して、自分の改善に努めよう。

【5-3 】オススメする3つの「投資」

」最後に私が実際に行ったものの中から、脱非モテに直結する3つの「投資」をオススメしたい。

①ファッションを勉強する
ファッションで人は変わらないと思われがちだが、外見を変えることで内面も変わるというのはよくあることだ。ファッションの理論を勉強し、服を買い、自分がよく見える服を勉強することは必ず役に立つ。

<参考>

②体を鍛える
ジムで体を鍛えよう。太ってる人は体が痩せやすくなるし、細い人も肌肉の増量が認められる。また、筋トレをすることで「テストロゲン」という脳内物質が出ることで、顔が引き締まり「男っぽい顔つき」になる。

最初は市の運動センターで構わない。

筋トレは、実際に運動しているときはつらいが、2週間ほどで見た目が変わり、1か月ほどで効果を実感できるはずだ。裏切りが少ないという意味でもオススメ。

③マッチングアプリを使ってデートを重ねよう
マッチングアプリによって恋愛の形は大きく変わっており、その変化に対応できている人と、できていない人で大きく二極化している。
そんなに気軽にデートをするなんて、不誠実だと思うかもしれないが、「いざ、この人と付き合いたい」と思ったときに、最大限相手を喜ばせるためには、恋愛市場にいち早くエントリーし、デートに慣れ、自分を磨くことの重要さを知るべきだ。

銃が危険だからといって、初めて凶悪犯を目の前にするまでに銃を抜いたことがない、なんてことがあっても今更遅いのと一緒だ。
万が一のために、「当たり前のように恋愛ができる」ようにしよう。

マッチングアプリについては「CROSS ME」の実践的教科書も書いているので、是非、そちらにも目を通してもらいたい。


さて、以上が私の教える非モテの真実だ。
今日、できるところから「投資」をはじめ、「消費」ばかりの生活とおさらばしよう!

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