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悩みたいから悩んでいる人もいる!そこから連れ出そうとするのは、傲慢で危険な行為かもしれない、と知る

基本的に、暗い人ってのは「 拗ねて 」います。拗ねている人の癖は「 どーせ私なんか… 」です。学び力が著しく低い状態です。ので、他者のアドバイスがその耳と心に届くことはありません。ので、残念ですが「 放っておく(構わない) 」が、対応策になります。変にアドバイスをし始めると、論争に発展します。

とにかく「 どーしたいですか? 」と聞き続けましょう。相手は饒舌に話し始めます。「 どーしたい 」と未来に対して質問しているのに、結局「 これまでの(過去)自分の悲惨な状況 」に話が舞い戻っていきます。何度もこれを繰り返します。これが「 拗ねた 」症状です。ので、放っておきましょう。どーにもできません。親切心でアドバイスしても論争になります。

一流の聞き上手になりたい人が備えなければならない心得

私は、相談をいただいたとき、真っ先に「 分かって欲しいを分かってあげよう 」というスタンスを取ります。これは、何も個別相談に限りません。「 プレゼン講座 」「 質問力講座 」など、どんな講座であっても同じです。講座を受講するってことは、要約すると「 悩んでいることを分かって欲しい 」にお金を払うことだからです。( これを理解し、行動を変えられる講師、コンサル、コーチはリピートされるプロになっていきます )そもそも知識は、検索すりゃ無料で手に入ります。ここを理解しましょう。

が、この「 分かって欲しいを分かってあげよう 」のスタンスをとらないと、超簡単に「 相手の話を聞かない 」モードになります。このモードに入ると容易に「 相手の話を聞きながら、相手を説得する方法を考える 」モードに突入します。この「 相手を説得するために聞く 」モードに突入すると、相手の発言の全ては「 反論材料 」になっていきます。その様相はさも「 論破合戦 」と、なんら変わりません。

ロジックを整理すると

【目的】分かって欲しいを分かってあげる
【手段】相手の分かって欲しいを理解するために聞く

【目的】相手を説得する
【手段】相手の説得(別名|押し売り)ポイントを探すために聞く

「 人の話を聞けない 」って悩んでいる人は、そもそもこのマインドをアホみたいに本気で理解納得実践しないと、聞き上手なつもり似非(えせ)ヤローから抜け出せません。

気をつけろ!共感したら良いってわけじゃないっ!

私は、なんの資格も持っていません。し、専門的な学校を卒業したこともありません。が、いわゆるコーチやカウンセラーと名乗っているほとんどの人以上に「 分かって欲しい 」をぶちまけて生きてきた自信があります。ので、分かってもらえないもどかしさ、痛み、そして「 軽々しく分かった様に言葉化しようとする浅はかさな奴 」に、さんざ辟易してきました。「 分かって欲しい患者 」としては大ベテランです。

✅️あなたはあなたで素晴らしい
✅️他人と比べる必要はない

この「 言いたいだけのポエム的な言葉 」を投げるにも、相手を見極める必要があります。

共感されても、鬱陶しい…

と思っている相手には、火に油、水に氷河です。この「 ややこしさ 」は、あまり伝わらないんです。が( 何を分かった様な口を利いてんねんっ! )って受け取られます。これを「 拗ねる 」って言います。

そもそも本人は「 拗ねていることに気づいていない 」状態です。

んな状態の相手にポエムを投げた「 とて 」それはまさに「 浅はかな奴 」という攻撃対象に変わってしまいます。本人にとって拗ねているってのは「 居心地の良い場所 」「 コンフォートゾーン 」なんです。ので、あなたの投げかける言葉ってのは、その快適な場所、コンフォートゾーンから「 連れ出そうとする危険な行為 」に写ルンです。OK?

伝わっていますか?本人にとって「 居心地の良い場所 」です。本人が口では「 悩んでいる 」「 そんな自分を変えたい 」と言っていたとしても、です。悲劇のヒロインでいることが、居心地が良い「 から 」そうしているんです。被害者であることが快適なんです。もちろん、本人にその自覚はありません。だから、ややこしいんです。

あ、結論は既に書いています。「 放っておく 」です。変に巻き込まれにいかず、放っておきましょう。自己洗脳が強烈なので、それが解けるまでは無理です。被害者意識の相手にとって、こっちは「 加害者 」になるんですね。

私が拗ねていたゾーンから抜け出せたのは、偶然「 走馬灯体験(※) 」が起き「 自己洗脳から解脱できたから 」です。これは(多分)再現性が無く、その人それぞれの走馬灯タイミングを待つより無いのかなぁ…と思っています。はい、えぇ、そう、、、終わります。

(※)走馬灯体験…私の人生を変えたターニングポイント
「 これまで起きたことは全て自分が原因だったんだ 」と初めて認知することになります。25歳です。それまで自分が「 他責 」「 拗ねている 」状態にあることを自覚していませんでした。この走馬灯体験は、当時の上司との個別面談のときに起きます。その走馬灯体験から数時間、私の記憶はありません。強制解脱に、精神が追いつかなかったんだと思います。で、その日を起点に、己改革が始まります。自分の居心地の良い場所から抜け出すための自己改革です。

この走馬灯体験とそこから抜け出すための努力や苦悩、そして気付きはKindle書籍「 なぜ、ボクの話は伝わらないのか? 」に全て記しました。

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