Twitterを見てたら、いろいろなクラブの昇格パターンが紹介されているツイートが流れてきた。

そんな中に磐田もあった。

ざっくりとした内容としては

「お金のパワーと助っ人外国人で昇格」（原文通りではありません）

といった感じだった。

まぁ、だいたい合ってる。

そして、名古屋に対して、一部の人が磐田コースがいいんじゃないかと書いていた。

ということで、磐田コースの必須要素である磐田の助っ人について、磐田の助っ人3人衆がJ2でどんな活躍っぷりだったのかを紹介したい（あくまでJ2での活躍なので、J1での活躍は考慮してません。そのためパパもいません）。

カミンスキー　GK　191cm　81km　25歳

とにかくシュートを止めるチートGK。J1で磐田の試合を見たことがある人はわかると思うが、入ったと思ったシュートをとにかく止める。J2時代も、まんまそのパフォーマンスでした。それと、一対一が異常に強い。感覚としては、20失点くらいはカミンスキーのおかげ防げたんじゃないかと思っている。JリーグのGK基準のまま見てると「はぁ？今の止めんのかよ。なんだよこいつ。」と思った対戦相手サポはたくさんいたことだろう。J1に上がっても、カミンスキーよりすごいと思うGKはいなかったので（個人的見解）、JリーグNo.1GKがJ2にいると思えばわかりやすいだろう。

アダイウトン　MF　176cm　75kg　25歳

高さはないがパワーとスピードを備えたアタッカー。開幕当初はフィジカルコンディションがまだ悪く、少し怪しいニオイもしたが、コンディションが上がってくると能力を遺憾無く発揮。17ゴール5アシストという文句なしの活躍っぷり。また、アダイウトンは性格が超真面目で、疑問があったら名波さんに質問にいくような選手。「こんなブラジル人初めてだよ」というほどのナイスガイ。性格がいいってのは重要なポイント。

ジェイ　FW　190cm　89kg　34歳

開幕戦の2ゴールで磐田サポだけでなく、J2サポにも衝撃を与えた元イングランド代表FW（1試合だけとか無粋なツッコミはなしで）。高さ、足元の技術ともに高いレベルで、J2じゃ完全に反則FW。マークがいようとその上から頭で叩き込んだり、ペナ外からでも振りの速いシュートでゴールを決める。20ゴール4アシストで得点王になっている。

いかがだっただろうか？

このクオリティなら集められるだろって思うような3人だっただろうか？（そう思えたなら仕方ないですが）

名古屋の資金力からして、磐田コースは不可能なことではないだろう。

ただ、有能な助っ人外国人を連れてくるというのは簡単ではない。

中国ほどの莫大な資金があれば、当たりの可能性がグッと高い選手（実績が一流）を連れてくるのはそう難しくない。

しかし、Jリーグのように資金が限られているクラブにとっては、そういった選手は獲得ができないの現実である。

また、セレッソにきたフォルランのようにチームのスタイルに合わないことで、活躍できずに終わってしまうこともある。

お金を掛けた方が当たりの確率は上がるが、外れる可能性もあるというのが外国人助っ人である。

今回紹介した3選手を見れば、ある程度凄さはわかってくれたと思う。

また、この3選手以外の日本人選手もJ2の中じゃレベルは高い部類だった。

それでも、最終節にギリギリ昇格を決めるシーズンだった（福岡恐怖の追撃のため）。

「外国人助っ人が当たれば昇格できるっしょ」

と甘く考えていると地獄を見ます。

クラブ全体（選手、スタッフ、フロント）の歯車が噛み合わないと昇格は厳しいです。

磐田コースなど選ばずに、柏コースをおすすめします（こちらも難易度高めすですが）。

余談

ジェイが契約満了のため、磐田とお別れになってしまいました。

ジェイがいなければJ1昇格はなかったと思うので、本当に磐田に来てくれてよかったです。

チームの戦い方を選ぶ選手ですが、フィットしそうなクラブがあれば獲得することをおすすめします。