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【経験】新卒採用の面接官 その1

私は5,000人程度の上場企業の1次面接官をした経験があります。

技術系総合職だったので、面接の対象も新卒の技術系総合職でした。


就活生の参考になればと私の話を書いていきます。


ただ、面接を通す通さないは個人の主観がほとんどなので、一面接官から見た就活生ということで、
参考程度にして頂きたく思います。



◎面接官の仕事

面接官としての仕事は、
社内で面接官の研修を受けるところから始まります。

e-learningを受けた上で、半日の研修を受けます。

その後、面接日の予定調整ツールに自分の予定の入力。
日程がマッチすると、応募者のESと経歴が送られてきます。

そして期日までにそのESを読んで質問を考えておく、までが面接前の仕事です。


ESを真面目に読んで、
どんな質問をするのか考えると結構時間が取られます。
忙しい時にこの作業があると、ついつい後回しにしたくなってきます。



面接後は評価シートといわれるシートに応募者の評価や点数を付けます。


◎面接した学生について

1次面接の面接官として、2年に亘り10人面接しました。


1人を除き、あとは国立大学の学生でした。
また全員が異なる大学ではなく同じ大学の学生もいました。


同じ大学の学生は職場の近隣にある大学だったので、
全国で採用活動している上場企業といっても、
地域の色は多少出ていると思います。


その中で私が面接を通したのは2名です。


どういう学生を通したかは後述しますが、

1つ言えるのは、
面接で会う前にESだけで半分くらいは合否判定していました。
(私の場合ですが)


書類選考は人事部門が担当して、
それを通過してきた学生を技術系社員(私)が面接をします。


ES自体、良否判定は難しいし、
システマチックに結果を出せないと思いますが、
それでもESの書き方のレベルの差が激しいものでした。


ESで半分くらい合否を付けているというのは、
ESを読むと以下4つの分類に分けられるからです。


●会わずに合格
●合格のつもりで面接する
●合否意識せず面接する
●会わずに不合格


会わずに合格、不合格は、
実際は面接するのですが、会わなくても分かるから良いという感じです。


実際に合格にした応募者と不合格にした応募者の話を書いていきたいと思いますが、
かなり長くなるのでここで一度区切ります。


次回は私が合格にした応募者の話を書いていきたいと思います。


↓その2は以下

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