第17話:令和初戦でまさかの引退?!

ざお!@上海

今回中国では、5月1日〜4日まで労働節で久々の4連休という事で前半の2日間は勝負に臨んだ!

結果として、この2日間は「ボロ負け」である。ほとんど3着か4着でたまにプラスにならない2着という散々な結果だった。

振らないように気をつけてもツモられたり、降ったら裏ドラが乗ったりと、どうにも出来なかった。

人生でもこうした「どうにもならない時期」というのはある。

僕も色々あるが、振り返ってみると「上海」に来たばかりの2012年〜2015年ぐらいまでの3年間がまさにそんな感じだった。

新しい経験と可能性を求めて「上海」に来たばかりの僕は、初めての海外での生活にワクワクしていた。然しながら、やはり初めての海外生活で多少の「不安」を感じいたそんな時に、今までの人生の中では経験した事がなかったような「裏切り行為」をされてしまった。あまりにもショックが大きく、仕事も手につかず、結局会社も退職してしまった。

それから3年間ぐらいは、やられた事を「受け入れる事」が出来ず、その相手達を考えると、「憎み」「恨み」の感情が収まらなかった。

「仕事」や「住む場所」などを変えて、気分を変えようとしたもののあまり効果もないまま、時間だけが過ぎていった。

そんな時に読んだ本に、こんなような事が書いてあった。

「全て自分事として受け入れろ!」

これで目が覚めた。「結果」として起こってしまった事はもう「事実」として、受け入れるしかないのだ。それがたとえ、常識を逸脱した行為であってもだ。

また、受け入れる準備が出来たら、今度はその原因を「自分事」として考えられるかどうか、これは本当に精神的にキツイ作業だった。

自分と向き合う作業は厳しかったが、気持ちは前に向いていた。そんな時に、日本人向けのフリーペーパーの募集記事に目が釘付けになった。

「ネットラジオDJ募集!」

昔から「声はいいよね!」なんて言われる事が多かったせいか、「声の仕事」には興味があった。「恐らく、誰も応募はしてこないはず、、、笑」企画書を作り、オーディションを受けてみたら狙い通り「合格」した。

人生どうなるかわからんものだ!まさか、上海に来て「ネットラジオのパーソナリティ」をやる事になるとは!

土曜日だけスタジオを借りて収録をしていたら、中国人のリスナーが増えてきているのは事業可出来そうだと思い、一気に番組を50番組まで増やし、「中国人向けネットラジオ局」として、ユニークなポジションを確立する事が出来た。

それもこれも、すべてを受け入れ、自分事として捉える事が出来たからこそ、立ち直るきっかけとなるような「チャンス」を掴む事が出来たんだと思う。

話しを「麻雀」に戻そう。

「令和」に入ってからの初戦でまさかの「大敗」を喫した。これは一度受け入れなくては次に進めないと判断し、ある条件をクリアするまではしばらくは休戦する事にした。

辞めたわけではなく、あくまでも休戦して、めちゃくちゃ「弱い」という自分を受け入れ、次回の再戦まで力を蓄えていきたいと思う!

この「大敗」をどう活かすかは自分次第だ!


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