次なる新規事業の領域は?!

ゴローです!
前回の記事はこちら(「ローンチパッド」、「DeFi」の次は?!「NFT」?!次から次へと新しいサービスが展開されいく)

今まで価値のなかったデジタルコンテンツが「NFT」という形で「価値」を持つようになり、これは今までにない領域だと感じました。
ネットサービスというと、「広告サービス」や「ECサービス」が主な収益モデルでしたが、「NFT」としてデジタルコンテンツが売れるようになると、一気に個人クリエイター達のあらたな「収益源」になると思ったんです。

気になって、NFTの歴史を調べてみました。


◆2017年7月:CryptoPunksコレクションがリリース


Matt HallとJohn Watkinsonという二人のエンジニアが2017年7月に実験的にリリースした。24×24ピクセル、8ビットの顔画像で、全部で1万点ほどある。ほとんどは人間の顔だが、ゾンビが88個、猿が24個、エーリアンが9個ある。開発者の二人は1000個を手元に残して残りは無料で配布した。

リリース当初はほとんど話題にならなかったが、その後のNFTブームを生み出す起爆剤となったこと、またアルゴリズムにより生成されるという点で技術的に新奇性が高いことが新たに評価され、4月22日時点での最低価格は19.4ETH(約5万ドル)、これまでの取引の最高価格は4200ETH(約760万ドル)となっている。

https://www.christies.com/features/10-things-to-know-about-CryptoPunks-11569-1.aspx

引用元:[渡辺千賀]テクノロジー・ベンチャー・シリコンバレーの暮らし


◆2017年11月:最初のNFTバブルとなったCrypoKitties

ERC-721後に最初に大きな話題となったのがCryptoKitties。Dapper Labs社が開発して2017年の11月にローンチ、すぐに話題となった。CryptoKittiesは漫画チックな猫のイラストで、平凡なものから超レアものまでいろいろあり、2匹を掛け合わせて新しい猫を生み出すこともできる。

引用元:[渡辺千賀]テクノロジー・ベンチャー・シリコンバレーの暮らし


◆CryptoKitties開発元が満を持してNBA Top Shotをローンチ

NBAのバスケの試合の名シーンの短い動画をNFTの「モーメント」として販売し、さらに買った人が他のバイヤーに転売することができるセカンダリ市場もあるNBA Top Shot。「バーチャルNBAトレーディングカード」とも言える。CryptoKittiesの開発元のDapper LabsがNBAからライセンスを獲得して始めた事業で、2020年6月にクローズドベータで初のモーメントが販売された。クレジットカードでも簡単に買えるという簡易さもあって、従来のクリプト愛好家だけでなく、スポーツカードコレクタやスポーツベットのファンも参入、2021年2月までに $230 millionが取引された。Dapper Labsには、最初の販売時の代金(マイナスNBAライセンスフィー)と、セカンダリ市場での売買の5%が利益として落ちる。

Dapper Labsは、3月に$305 millionを調達、企業価値は$2 billion超と言われている。同社ではさらにNFT取引用のFlowというブロックチェーンも開発、NBA Top Shotも2020年9月からはFlow上で稼働している。

引用元:[渡辺千賀]テクノロジー・ベンチャー・シリコンバレーの暮らし

個人的には、2020年の終盤あたりに「NFT」の存在を知り始め、にわかにNFTが盛り上がってきたのを覚えています。
そんな時に衝撃的だったのがこちらです。

◆2021年3月:NFTアートがクリスティーズで70億円超で落札される

デジタルアーティストのBeepleは、毎日1つずつ作品を公開してきたが、その15年分をまとめたものが「The First 5000 Days」と題されクリスティーズでオークションにかかり、最終的に$69 millionで落札された。これを落札したのは2012年ごろから暗号通貨に関わって富を築いたMetaKovanというハンドルの「クリプト長者」で「出来レースじゃないのか」という声もあるが、SPACキングのビリオネア、Chamathは「普通のアートの世界も同じことをしている」と言っている。

引用元:[渡辺千賀]テクノロジー・ベンチャー・シリコンバレーの暮らし

これには衝撃を受けました!
どんなすごい人が作ったのか知りませんでしたが、「70億円」以上で売れたという事実が「NFT」や周辺ビジネスの可能性を感じさせるには十分なインパクトがありました!
「70億円」も出して買いますか~?!www

調べればわかりますが、買われた方はすごいクリプト長者の方のようですが、それでも「70億円」を出してまで購入するって、すごいですよね~

この辺りから、ずっと悩んでいた次なる「新規事業の領域」が見えてきたんです。

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