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フェリーの旅の楽しみ方

北海道から本州に行くとなると、主な交通手段は飛行機だ。LCCを使えば5千円くらいで行けることもあるし。なんと言っても、あっという間に着くのがよい。

そして、飛行機の次に(私の周りで)人気なのは、フェリーだ。飛行機と比べれば、ものすごく時間がかかるけど、お安いのが魅力。

特に地元にLCCが飛ばないというような子には、フェリーが人気な気がする。

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私も先日、その安さに惹かれてフェリーを利用した。乗ったのは敦賀(福井)から苫小牧(北海道)間を結ぶ、新日本海フェリー。

およそ20時間の旅だった。

20時間もあるのだから、さぞかし暇だろうと思い、私はパソコン、小説、論文、トランプなどなど、たくさんの暇つぶしを持参していた。

けれど結局、眠っていたり、お風呂に入ったり、お昼寝をしたり。いろいろしていたら、案外あっという間に着いてしまった。

空いた時間は、ビンゴ大会やミニコンサートを観に行ったりした。ビンゴ大会では船内で使えるクーポン券などが当たるので、なかなか楽しむことができた。

また、今回は行かなかったけれど、船内にはシアターもあって、映画が上映されていた。

そのほかにも、小さなジムのような場所、ゲームセンター、カラオケなど、いろんな施設があって、時間を潰すことができる。

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フェリーの旅でやっかいなのは、1日近く電波の届かない場所で過ごさなくてはいけないことだ。

だけど、実際に過ごしてみると、1日なんてあっという間だし、20時間に1度チェックできれば、連絡も問題なかった。

何もできないと思えば、逆に思いっきり楽しむこともできるし。たまには時間をかけてゆっくりと、フェリーで移動するのもよいものだな、と思う。

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