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語れるくらい熱中できることを探そうと思う

私は、熱しやすく冷めやすい性格だ。

ちょっとしたきっかけで、運命の出会いかのように何かを好きになる。だけど、どんなに好きだったものでも、しばらくするとぱっと飽きてしまうのだ。

なんだか急に、それをすることが無意味に思えてくる。そして、スパッと興味が失われてしまう。潔すぎて怖いほどだ。


好きだったものを、好きじゃなくなるというのは悲しい。

好きになって、嫌いになってを繰り返していると、自分が本当は何が好きなのか分からなくなってくる。次々と訪れるマイブーム。最近では、これも一瞬で飽きるのかなと、半ば諦めている自分がいる。


こんな冷めやすい私だけど、ずっと好きなことも実はある。

そういうものは、ずーっと最高潮に好きなわけではない。やっぱり、ある程度はまったら、ちょっと飽きる。だけど時期が来ると必ず再熱するのだ。

読書、日記、あとは音楽とか。そういうものは繰り返し好きになる。ふとした瞬間にすごく懐かしくなって、動かないではいられなくなるのだ。

それが分かっているから、安心して飽きられる。今は君とはいられないけど、またいつか必ず一緒にいられる時が来るからと、心を慰めることができるのだ。


そういう、心の底にあるずっと好きなことの上で、マイブームがビュンビュンと過ぎ去っていく。


ずっと熱中しているわけじゃなくても、好きなものはある。それならそれでいいじゃんと、思うかもしれない。

だけど、私は何かに熱中していたいのだ。だから次々といろんなものに手を出す。そして、うまくいかなくて投げ出す。

その繰り返しだ。


でも、どうしても憧れてしまう。

好きなことがあって、それしか見てなくて、ずーっとそれ一本というような人に。「この人と言えば、これ!!」みたいなこれ!!が私も欲しいのだ。


どうしても諦められない。

だから、探そうと思う。思いっきり探し回ろうと思う。興味があると思ったことは片っ端からやってみて、ダメなことはどんどんやめちゃおうと思う。

続くかどうかを最初から気にしていたら、始めることさえ怖くなってしまうから。好きかどうか確かめるくらいの軽い気持ちで、どんどんいろんなことに挑戦したい。


今年は大学生最後の年だ。

卒業する前に、何か見つけられるといいな。

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