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イタリアンマフィアの血の掟

Omertà
A code of silence amongst members of the Mafia
No.1,900
2019/07/21 – 203


日本の芸能ビジネスを代表するY社、J社の冴えないニュースに食傷気味な今日このごろ。今更だけれど、松下幸之助御大の10カ条でも書いてやろうか、いやいや、世の中にはもっとシビアな組織訓があるはずだ、といろいろ探していたら、イタリアンマフィアの血の掟、「Omertà」にたどり着きました。

よし、気付け薬がわりにキツイのを一発お見舞いしてやろう、とおもって読みはじめたら、なんというか可愛らしいというか、意外にまじめというか。最後の「素行の極端に悪い者、道徳心を持てない者は、兄弟の契りを交わさないものとする。」なんてちょっとネタかなとおもうくらいの。もちろんこの戒律を破ったらそれは命がけなお仕置きが待っているんだろうけど。

余談ですが、ルールはその内容と同じくらい、運用のスタンスをはっきりさせることが大事だなぁということを書いていて感じました。ルールの運用が下手くそな組織ほどルールが増えていくんだろうな。警察やコーサ・ノストラうんぬんの箇所を調整すれば、だいたいどんな組織でもこのルールでいけるんじゃないですかね。


第三者が同席する場合を除いて、独りで他組織のメンバーと会ってはいけない。
ファミリーの仲間の妻に手を出してはいけない。
警察関係者と交友関係を築いてはいけない。
バーや社交クラブに入り浸ってはいけない。
コーサ・ノストラにはどんな時でも働けるよう準備をしておかなくてはならない。それが妻が出産している時であっても、ファミリーのためには働かなければならない。
約束は絶対的に遵守しなければならない。
妻を尊重しなければならない。
何かを知るために呼ばれたときは、必ず真実を語らなくてはならない。
ファミリーの仲間、およびその家族の金を横取りしてはならない。
警察、軍関係の親戚が近くにいる者、ファミリーに対して感情的に背信を抱く者、素行の極端に悪い者、道徳心を持てない者は、兄弟の契りを交わさないものとする。

Non ci si può presentare da soli ad un altro amico nostro, se non è un terzo a farlo
Non si guardano mogli di amici nostri
Non si fanno comparati con gli sbirri
Non fi frequentano né taverne né circoli
Si ha il dovere in qualsiasi momento di essere disponibile a Cosa nostra. Anche se c’è la moglie che sta per partorire
Si rispettano in maniera categorica gli appuntamenti
Si ci deve portare rispetto alla moglie
Quando si è chiamati a sapere qualcosa si dovrà dire la verità
Non ci si può appropriare di soldi che sono di altri e di altri famiglie
Niente affiliazione per che ha un parente stretto nelle varie forze dell’ordine, oppure che ha tradimenti sentimentali in famiglia, o chi ha un comportamento pessimo e che non tiene ai valori morali

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