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六本木の高級クラブじゃあるまいし

ボクが現在受けている抗がん剤の治療にかかっている費用は、3割負担の保険適用後の金額で1クール(3週間)約50,000〜60,000円ほど。これに痛み止めや副作用対策などのクスリ代に、血液検査やレントゲン、CTなどの検査費などを足して月間にならすと100,000円前後の金額になります。先日まで受けていた放射線治療は、1回の照射でおよそ6,000円。一般的には4週間くらいを1セットとして毎日照射するので、これも1クールで100,000円を超える金額に。

たとえば風邪で病院に行っても最後のお会計まで金額がわからないのと同じで、これらの高額医療メニューであっても、こちらから質問しないかぎりドクターから金額に関する説明はありません。仮に質問したとしても、ヒトによって投与するクスリの量がちがったり、収入によって異なる高額医療費の補助があったりとケースバイケースなので、正確に金額を即答するのがむずかしい事情もあるんだとか。

でもだからって六本木の高級クラブのシャンパンリストじゃあるまいし、金額の入っていないメニューを出されて「どれにしますか」と問われても困るわけで。

今どき診察室にはかならずパソコンの端末があるんだから、ちょっとしたシステムを組んでそのあたりも改善するべきなんじゃないかなぁとか、そんなことをかんがえながら。

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No.1,962
2019/09/21 – 265

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