#しぬまではたらくおじさん 〜年金不安も、少子高齢化もどんとこいっ!〜

#しぬまではたらくおじさん
〜年金不安も、少子高齢化もどんとこいっ!〜

■■ はじめに

 おつかれさまです。GOROLIB DESIGNの渋谷吾郎です。

 私は、2018年で48歳になる「おじさん」です。1970年(昭和45年)生まれで、団塊ジュニアの少し前の世代となります。会社員(システムエンジニア)として働いていましたが、40歳のときに初心者デザイナーとして独立しました。これでも一家の主(あるじ)として頑張っております。

 本書は私と同年代、40代〜50代の人たち(以下「ふつうのおじさん」)に向けて書きました。「しぬまではたらくおじさん」とは、なかなかにショッキングなタイトルですが、決して強制労働や過労死がテーマではありません。

「しぬまではたらくおじさん」の生き方は、とてもシンプルです。文字どおり最期の日まで、ひたすら働き、そしてお金を稼ぎます。そして、少子高齢化に伴う年金不安に怯えず、また保険や福祉に頼らずに明るく楽しく生きていこうとする、新しいライフスタイルです。

「ふつうのおじさん」は、その未来に漠然とした不安を抱えています。できれば考えたくない、直視したくない不安です。「しぬまではたらくおじさん」では、この不安に真っ向から勝負いたします。では「ふつうのおじさん」の不安とは、いったいなんなのでしょうか?

■ 社会問題化する中高年の引きこもり

 現在、中高年の引きこもりが社会問題になっています。

 前職(IT企業)でお世話になった上司は、ハードワークで体調を崩し、55歳で早期退職をしました。自宅で株取引などを行い、優雅に過ごされていると聞いていましたが、本人曰く「それは引きこもりだった」とのことです。

参考:横浜市内ひきこもり 中高年も該当、浮き彫りに 推計1万2000人 | 緑区 | タウンニュース
https://www.townnews.co.jp/0102/i/2018/04/19/428473.html

 私がその上司と再会したのは、派遣社員のプログラマーとして復帰された後でした。なぜまた働き始めたのかと伺ったところ、「誰の役にも立っていないのはつらい。人は誰かの役に立ってナンボだとわかった」とのことでした。

■ 中高年の皆さんはイライラしている

 私は40歳で退社して専門学校に通い、初心者デザイナーとして独立しました。しかし、そんなおじさんがデザインですぐに食べていけるはずもなく、街のオンデマンド印刷店でアルバイトをしていました。

 DTP業務(Illustrator)と、接客の経験を積むにはもってこいでしたが、そこで目にしたのは来店するシニアのみなさんが、何故か怒りっぽく、イライラしているという現実でした。あるとき、なぜシニア世代がこんなにイライラしているのかがわかりました。それは、マズローの欲求5段階説での【2.安全欲求】および【1.生理的欲求】しか満たされていないからです。

■ マズローの欲求5段階説とは?

 マズローの欲求5段階説とは、アメリカの心理学者である、アブラハム・マズローが提唱した理論です。

 人間の欲求は5段階で構成されており、最下層の【1.生理的欲求】から、最上層の【5.自己実現欲求】に向かって、人間は絶えず成長する生きものなのだそうです。「自己実現理論」とも呼ばれる所以です。

 【5.自己実現欲求】
 能力や可能性を最大限発揮し、あるべき自分になりたいという欲求

 【4.尊厳欲求(承認欲求)】
 属した集団から、価値ある存在だと認められ、尊敬されたい欲求

 【3.社会的欲求(帰属欲求)】
 集団に属したい、仲間が欲しいという欲求
 
 【2.安全欲求】
 自身の安全(健康維持・事故防止等)と、生活や経済的な安定(住居・生活のための十分なお金)への欲求

 【1.生理的欲求】
 生きていくための基本的・本能的な欲求(食べる・寝る等)

出典:マズローの欲求5段階説 |モチベーション向上の法則
https://www.motivation-up.com/motivation/maslow.html

■ マズローじゃなく「したいなファイブ」

 「しぬまではたらくおじさん」では、なぜ死ぬまで働くのか、僕らはどうなっていれば幸せなのかの目安として、この「マズローの欲求5段階説」を利用していきます。

 しかし、私たち「ふつうのおじさん」が明るい未来を目指すにあたり、マズローの欲求5段階説はあまりにも堅苦しい。そこで、本文では、これを「したいなファイブ」という簡単な呼び方にします。さらに、マズローの欲求5段階説の各段階を、以下のように呼ぶことにします。

■ ただ安全で小銭があるだけの人生

 現代の日本では、病気や災害、戦争など余程のことがない限り「したいな1(食べて寝たいな)」が脅かされることはないでしょう。

 しかし、逆に言えば多くのシニアの皆さんには、それしかありません。つまり「ただ安全で小銭があるだけ」なのです。現役時代にマイホームを建て、さらには潤沢な貯蓄や年金収入があるとしても「ただそれだけ」なのです。制度崩壊が叫ばれている、年金だけに頼った生き方では「生活のための十分なお金」でさえも怪しく、今後は「したいな2」のお金すら満たされない可能性もあるのです。

■ その小銭すら危ういという不安

 実は、私たち「ふつうのおじさん」が抱いているのは、この「ただ安全なだけで小銭もない人生」に対する不安だったのです。具体的には、「低次の欲求さえ満たされないかもしれない未来」に怯えていたのです。

 しかし、実はその不安を解消する方法は極めてシンプルでした。僕らは最期の日まで、ひたすら働き、お金を稼げばよいのです。この本のタイトルが「しぬまではたらくおじさん」たる所以です。最期の日までお金を稼ぐことができれば、年金不安に怯えず、また保険や福祉にもあまり頼らずに生きて行くことができるのです。

■ 老後の必要貯金額から自由になろう

「しぬまではたらくおじさん」は、最期の日までお金を稼ぐことによって、いわゆる老後に必要な貯金額の計算からも解放されます。

 もちろん、貯金はあるに越した事はありません。しかし、老後に必要な貯蓄額を2080万円とする計算例もあるようで、用意するには中々に難しい金額と言わざるを得ません。

参考:老後の生活費27万円、貯蓄額2080万円 [定年・退職のお金] All About
https://allabout.co.jp/gm/gc/12583/

 平均寿命は伸び続けており、年金制度の実質的な崩壊も叫ばれる中では、この計算例で必要十分かどうかもあやしいものです。

「しぬまではたらくおじさん」は、最期の日までお金を稼ぎ続けることで、貯蓄額の不足や、年金制度不安から自由になれるのです。

■「しぬまではたらくおじさん」に変身しよう!

 実は、著者である私も「しぬまではたらくおじさん」に変身したい「ふつうのおじさん」です。本文では、どうしたら「しぬまではたらくおじさん」に変身できるかを、みなさんと一緒に考えていきましょう。

 本文では、まずは体が資本と考え、健康になることを説明します。次にお金を稼ぐこと、さらには仲間を作って、なりたい自分になり、そしてそれらを継続する方法を考えていきます。

 ぜひ一緒に「しぬまではたらくおじさん」を目指して、「あー楽しかった!」と思える人生にしましょう。本文をお楽しみに!

〈目次〉
はじめに
・「ふつうのおじさん」の不安とは何か?
・社会問題化する中高年の引きこもり
・中高年の皆さんはイライラしている
・マズローの欲求5段階説とは?
・マズローじゃなく「したいなファイブ」
・ただ安全で小銭があるだけの人生
・その小銭すら危ういという不安
・老後の必要貯金額から自由になろう
・「しぬまではたらくおじさん」に変身しよう!
第1章:健康になろう
・これだけはゆずれない!体は資本!
・まず健康を意識すること
・継続できる健康法はこうやって見つける
・新しいことが始められない方へ
・ヒモトレ健康法
・脳の健康を保つ
・簡単にストレスから解放される方法
・「しぬまではたらくおじさん」はピンピンコロリである
第2章:お金を稼ごう
・どうやってお金を稼ぐのか?
・どうしたらお金を稼ぎ続けられるか
・「労働はうんざりだ」をどうするか?
・うんざりな活動からは距離を置く
・しぬまで継続できるお金稼ぎとは?
・自分で稼ぐにはどうするか?

第3章:仲間を作ろう
・孤独が長生きを妨げるというデータ
・新しい友達を作ろう
・コワーキングスペースで人生の財産を見つける
・「しぬまではたらくおじさん」に集いの場を

第4章:みんなに愛されよう
・まずは自分を愛そう
・どうしてシニアは怒りっぽいのか
・ひとさまのお役に立とう
・きれいになりすぎた世界に隙を作る
・新しいことを始めよう
・かわいく歳を取ろう
おわりに

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