フツーのおっちゃんがその人生を本にして小銭を稼ぐ技術〜 #おっちゃん文庫 を作ろう!

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 おつかれさまです。GOROLIB DESIGNの渋谷吾郎です。

 私は今年(2018年)で48歳になる、立派なおっちゃんです。この本では、40代〜50代の男性のことを、親しみと愛情を込めて「おっちゃん」と呼んでいきます。

 はじめに、この本を書いた背景を説明します。

 まず、私たちおっちゃんは、定年退職前から「死ぬまで小銭を稼ぎ続ける準備」をしておく必要があります。

 近未来の年金不安や雇用不安、健康問題や少子高齢化を鑑みなくても、収入の足しがあるに越したことはありません。すでに私は、この問題に取り組み始めていますが、本を書いて売ることは、筆まめな方には手っ取り早い方法です。

 今は、出版社や編集者を通さなくても、印刷しなくても、特別な知識がなくても、本を書いて販売することができます。これには、noteというサイトを使います。

参考:note ――つくる、つながる、とどける。
https://note.mu/

 この本も、noteで販売しており、今お読みいただいているサイトがまさにそれです。noteは、ブログのように書けて、それを販売できるサイトなのです。それぞれの投稿ごとに、無料か有料が選べますので、ブログのような使い方も可能です。

 次に、おっちゃんは本を書くネタが豊富だということです。テーマは「おっちゃんの経験」です。私たちは、伊達に年齢を重ねているわけではありません。そこには悲喜こもごもな人生経験があり、これが様々な人たちのお役に立てるのです。

 そして、文章を書くのに特別なスキルは不要です。noteというサイトにアクセスできて、スマホで文字が書ければ十分なのです。Wordなどのワープロアプリに習熟する必要もありません。ただただ、文字が入力できれば良いのです。

【目次】

■はじめに
・本を書いて小銭を稼ごう
・スマホで文字が書ければよい
・特別なスキルはいらない

■第1章 なぜおっちゃん文庫が必要?
成功者の本はもういらない
・自分と似ている先輩の人生
・自分の子どもに諭すように
・おっちゃんの経験は人類の宝
おっちゃんがいなくなった
・何でも相談できるおっちゃん
・親戚にも近所にもいた
・おっちゃんが求められている
自叙伝ではない
・おしつけがましくなく
・経験と考察を書く
・人生は壮大な実験である
おっちゃんには小銭が必要
・年金不安と少子高齢化
・雇用不安と健康問題
・しぬまではたらくおじさん
・チャリンチャリンビジネス(CCB)
noteで売るということ
・ブログのように書いて売る
・下書き保存できる
・スライド文章術
伊達に人生を生きていない
・経験だけはある
・直接はウザいが媒体なら伝わる
・よりよい世界にするために

■第2章 何の本を書いたらよいの?
何の本を書いたらよいの?
・苦労した本
・できるだけ絞り込む
・経験だけを飾らずに書く
おっちゃんならではのネタ
・仕事やお金について
・結婚や家族について
・健康や病気について
成功だけが人生じゃない
・完全な失敗談
・失敗からのリカバリー
・もちろん成功話もOK
おっちゃんのお節介は必要
・伊達に人生を生きていない
・親子は同じ人生ではない
・似ているおっちゃんの人生を参考に
文章は「宛て書き」である
・秋元康論
・誰かひとりに向けて書く
・ターゲットは絞り込むほどよい

■第3章 これなら書ける!文章の書き方
宛て書きの相手を決める

・ターゲットを絞る
・実在する特定の誰かに書く
・過去の自分に書く
テーマを決める
・どんなテーマでもよい
・経験という希少価値
・とことんさらけ出す
経験と考察を正直に書く
・経験を書く
・考察を書く
・正直に書く
スライド文章術
・スライドを作る
・見ながら話す
・話した内容を本文に
わかりやすく簡潔に
・文才やテクニックはいらない
・言い切るような表現
・誰かに話しかけるように書く
文を短くする
・リズムよく区切る
・1文字でも短くする
・誤字脱字が少なくなる
ラクラク文字入力
・音声入力を使う
・AIをわかりやすさの基準に
・単語登録を使う
スマホでもPCでも書く
・Simplenoteを使う
・スマホでもPCでも
・どこでも書けてすぐ反映
何度でも見直す
・読み上げ機能を使う
・1文字でも短くする
・確実に伝えきること

■おわりに
・売れたら儲けもの
・1000人にひとりは同じ思考

 さて、第1章では、なぜおっちゃんの本が必要なのかを説明していきます。以下では、おっちゃんが書く本のことを「おっちゃん文庫」と称します。

 まず、成功者の本はもういらないという説明をします。書店に並ぶビジネス書のタイトルを、ひととおり眺めてみてください。

 いわゆる「人生やビジネスに成功した人たち」のお話が、たくさん並んでいます。私は、この手の「自己啓発系ビジネス書」が好きで、若い時からたくさん読んできました。人生に迷った時、仕事や人間関係がうまくいかなかったときに、よく手を伸ばしたものです。

 しかし、それらの著者である、成功者やカウンセラー、コンサルタントの人たちには、鼓舞されることこそありましたが、人生の停滞を解消してくれるものではありませんでした。

 そういうときに背中を押してくれるのは、本ではなく、「自分と似ている先輩の経験談」だったのです。ところが、時代は刻々と変化し「先輩の経験談」を聞く機会は、激減していると考えます。そういう機会は、職場の懇親会や忘年会などのイベントだったからです。

 確かに時代は変わっています。職場がどんなに忙しくても、プライベートを重視し、定時で帰る若者の話しを聞くと「時代は変わったな」と思います。しかし、どんなにテクノロジーが発展しても、人間そのものは変わりません。つまり、生き方や人間関係はさほど変化していないのです。

 おっちゃんは様々な経験を経て、今を生きています。それは、伊達に年齢を積み重ねているわけではありません。今こそ、自分の子どもを諭すような本を、おっちゃん達みんなで書き残すべきだと思うのです。

 それも、ひと握りのエリートや成功者ではなく、さまざまなタイプのおっちゃんに、その経験と考察(こうすればよかった)を記していただきたいのです。そして、それが「自分と似ている先輩の経験談」として、後に続く人の役に立ってほしいと思うのです。

 おっちゃん文庫は、そこに活路を見出します。書店に並ぶビジネス書は大量に売れる必要がありますので、ニッチな問題を描くことはできません。そのため、あなたが書きおろす「おっちゃん文庫」は、完全なるブルーオーシャンです。そして、おっちゃん文庫は、人類の宝なのです。

参考:よく聞くブルー・オーシャンの意味とは? 例文つきで使い方を知ろう【スグ使えるビジネス用語集】 | ビジネスマナー | 電話・メール | フレッシャーズ マイナビ 学生の窓口
https://gakumado.mynavi.jp/freshers/articles/43607

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