また日が空いてしまった・・・相も変わらず買ってはいますが何か乗らないというか。なので、今回は少年インザフッド4巻発売&たまたま町田に買いに行ったので町田に関する昔話を。

自分は横浜線の十日市場という横浜の片田舎で生まれ育ちました。KEN THE 390の地元の田奈、というか子どもの国は隣の長津田駅から乗り換えて直ぐという、行ったことがある人は分かると思いますがまぁまぁ畑と田んぼしか無いようなところです。特徴としては横浜駅に行くより町田駅に行く方が早いという都合、買い物に行くのはもっぱら町田で、小さいときはミニ四駆のパーツを買いに行ったりとかれこれ30年ぐらいは町田に通っています。

少年インザフッドの舞台は現代と90年代中ごろの町田～相武台が舞台となっており、自分より1世代上の人たちの話です。ちょうど自分はマンガであったような事象の中、ミニ四駆にはまっていた頃になりますね。HIPHOPにはまり始めたのが中学2年～になり、音楽とか服とかの理由で町田に通い始めたのは高校に入ってからなので2000年初頭となります。たぶん一般人にHIPHOPが流行った一番最初の世代ではないでしょうか。エミネム、ネリー、デスチャ、50CENT等々、ある意味HIPHOPが一番バブリーだったあたりです。

写真は今の町田DISC UNION、昔はこのSANSUIまでUNIONのフロアで、HIPHOPコーナーも壁掛けの視聴器が5台ぐらいかな？ありました。ここでゴニョゴニョ・・・の理由でゲットしたSTILLMATICがNASの初体験。たしか高校の先生もNASを知っていて、1stがやばいと言われて聞いたけど地味なアルバムだなぁ、が印象だった気がします。当時はバイトしていましたがCDにあまりお金をかけておらず、もっぱらツタヤのHIPHOPコーナーで借りまくっていましたが海外メインストリームに関してはDJ KOMORIのMIX TAPE「Monthly Fruits」を毎月買ってチェックしていました。ていうか良くある「先輩が～」とか「兄貴が～」「友達が～」とか知り合いに詳しい人が全くおらず、唯一高校の同級生に一人日本語ラップが好きなヤツがいて、ブルハを教えてもらったぐらいか。情報がマジで何も無くて全て手探り！Gang Starrですら全く知らず、地元ツタヤのレンタル落ちエサ箱でHIPHOPっぽいなコレ、100円か安いなという理由で買った「MOMENT OF TRUTH」も思い出です。兎に角「流行っていた」とは言ってもまだまだ情報が足りない、というかどこに情報を求めに行けばいいのかも分からない時代でした。ちなみに音楽を聴く手段としてはまだまだテープが普通に現役で、KOMORI以外もPMXとかDASKとかのテープもチェックしてたなぁ。

レコードを集め始めたのは大学入ったころかなぁ、オーディオテクニカのレコードプレーヤーと中古で買ったミキサーが最初だった気がする。情報不足はあいも変わらずでとにかくユニオン、レコファンのエサ箱でジャケ買いする日々。写真はVOLTA MASTERSことDJ ICHIKAWAがオーナーの712RECORDS跡地。少年インザフッドに出てきたFREAKS RECORDSには行った記憶が無いなぁ・・この頃は今と違って12インチのEPで1,000円前後で変えたのでお財布に優しかった。他にも渋谷のシスコ坂周辺の店にも買いに行っていた。レコードはその後実家から出るときにほぼ全てを処分し、今は集める気は無いが・・・

現ジョルナ、ここの入り口入って直ぐのエスカレーターの近くにベンチがあり、悪友がそこに座ってJKのパンツ見てたっていうGTO1巻の鬼塚を地で行くスティーロ。昔はここの地下にペレペレとかの正規品B服屋があり、ここと丸井にあったFUBU/ECHOの店によく行っていた。バイト代が毎月8万ぐらい(時給750円時代・・・)稼いでいたがとにかく服ばっか友達から金借りてでも買っていた。

高校3年になって予備校に通っていた際、この通りに少年インザフッドにも出ていた「移動MIX TAPE屋」がありました。もちろん漫画と違いアメ車ではないですが。店員さんが優しい感じの人で、「どんな感じの曲が好き？」と聞かれ、メローな感じが良いって薦めてもらったMIX CDに入っていたのがNUJABESだった。気がついたときにはお店は出なくなっており、2chにはヤクザにしめられたとか嘘か本当かわからない書き込みがあったなぁ。

というわけで、自分の町田昔話でした。「誰々と会った～」とか、こんなトラブルがあった、とか一切無く、ただただ情報が無い中で一人でひたすら音楽を探していた町。20年経ってもやっている事が何も変わらないのが恐ろしいな・・