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私とテルモス

所帯を持つ時、オヤジからは、片手鍋と、関の孫六の菜切り包丁とまな板。米櫃とか、ジャーを置いたり、レンジを置く台。

片手鍋は、今でも愛用している。やかんよりも、お湯を沸かす時間が短くてすむ。ポットもないから、テルモス。テルモスもミッキーテルモス(ステンレス)は、独身時代から使ってたものが、中栓が緩んでしまい最近、処分。その前は、薬局の景品でもらった、テルモスも、中栓がだめになって、処分。今は、夫の遺品の、外のコップになる部分が、山で紛失してしまったテルモス。それは、私が、彼が、「ネジ式」がいいというもんで、山道具やさんで、見繕って、プレゼントしたやつ。山でカップがすっとんでは、使いものにならないから、その後、チタン製のテルモスを買ってあげた。中栓が破損しかけていたので、業者に連絡して、お取り寄せ。で、そのテルモスは、雪崩とともに、逝ってしまった。中栓の予備だけは、ある。そのとき、予備のために、彼がフタがボタン式のテルモスを新調してもっていた。それも雪崩で消えた。

その他、赤ちゃんができたら、ミルクづくりに大き目のテルモスが必要になるからと、あちらさんでもらったけど。できんかった。あれは、いつの遠征で、提供したっけ。キッチンスタッフには、便利グッズだと思ったけど。なんかもどってこなんだ。また、薬局の景品で、大き目のテルモスをもらって、それは、ネパールの逗留先に置いてきた。まだ、ネパールでは、中が魔法瓶(ガラス製)の中国製の大きいものを使っているから・・。栓がなんとコルク。

そうだなあ、最後の大きな遠征で、BCマネージャーのガタイの大きい、男性が、寝ているうちに、その中国製魔法瓶テルモスを足でころがして、中のガラスが割れてしまい、使い物にならなくなったもの、3本?。

独身時代のテルモス、山を始めたばかりのテルモスは、中はガラスだった。一度、壊してしまい、壊れるとこうなるというのがわからず、破片入りのお茶を飲んでいた。そのころ、山道具やさんは、中身のガラスの部分を交換できるように、中身のガラス部分のパーツだけ、売っていて、自分で取り替えることができた。それの最後は、オヤジの農作業用のテルモスになって、それも、なんかガラスが破損してもうて、おしまいやね。そのころ、ミッキーマウスの中身ステンレス製、外がグリーンのテルモスを新調した頃。

そういう話を書くと、いかに自分が歳をとったかわかるなあ・・。

(2022年2月4日の日記)


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